多数存在した北海道の炭鉱鉄道の中で、最後まで生き延びた鉄道です。 訪問時はすでに主力の夕張炭鉱は閉山後で路線の半分以上が廃止され、清水沢から南大夕張までの運行でした。 廃止後の写真も含みます。 >>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 廃止前の様子(1979年10月) 廃止後の様子(2008年11月) 廃止前の様子(1979年10月) 三菱大夕張鉄道。 2008年11月16日追加 1979年の南大夕張駅です。 清水沢から夕刻到着した列車は高校生で一杯。 到着するとすぐに、折り返し列車のために機回し作業が行われました。 ホームの僅かの屋根は、現在も残っています。 三菱大夕張鉄道。 2008年11月16日追加 1979年当時、旅客営業の終点はこの南大夕張駅でした。 オハ1の窓から写した駅名標、右側の欄は空白です。 三菱大夕張鉄道。 2008年11月16日追加 夕暮れの早い秋の北海道、雨が落ちそうな天気、ということでイメージを崩さない程度の写真加工はこれが精一杯です。 下手くそな腕前の写真アップは枯木も山の賑わいということでご容赦ください。 三菱大夕張鉄道。 2008年11月16日追加 この日の列車は、スハニとオハの2両編成。 往路は高校生で満員だった列車ですが、戻りの清水沢行きは乗客は地元の老婦人と私の二人きりでした。 三菱大夕張鉄道。 2008年11月16日追加 道路とほぼ平行して、ダム湖に沿って走る列車。 廃線跡は大きく崩されておらず、現在でも忠実に辿ることができます。 廃止後の様子(2008年11月) 三菱大夕張鉄道。 2008年11月16日追加 夕張地区の二大炭鉱のひとつ、三菱大夕張の専用鉄道、三菱大夕張鉄道です。 南大夕張駅の跡地にホームと車両がいくつか保存されています。 スハニ車内。 2008年11月16日追加 保存整備されているスハニ6の車内は、国鉄のオハ35あたりと比べるとやや簡素な造りです。 当時の「匂い」がそのまま残っています。 近代化産業遺産。 2008年11月16日追加 三菱大夕張の車両は駅を含めて、近代化産業遺産(北海道炭鉱のカテゴリー)に指定されています。 保存会の皆様の活動のおかげで整備が進んでいますが、本来の行政主導の観光活性化の活動の方がもうひとつハッキリ見えてきません。 南大夕張駅。 2008年11月16日追加 昔のホームと線路そのままの場所に、車両群が保存されています。 ラッセルはありますが、機関車がないのが残念。 ラッセルとスハニ。 2008年11月16日追加 スハニはよくある国鉄客車のタイプと違い、荷物室が狭く、独特のドアがあるだけです。 ちょうど客車の後ろの一段高い場所に昔の駅舎がありましたが、登ってみるとさすがにここは更地でした。 三菱大夕張車両群。 2008年11月16日追加 現在南大夕張駅跡に保存されている車両群です。 徐々に整備されているとのことで、客車で中に入れるのはスハニだけでした。 三菱大夕張鉄道車両群。 2008年11月16日追加 3連窓のオハ1は、国鉄のスハ32と似たタイプです。 こちらは外部はすでに整備されていますが、内部は整備中とのことでした。 その手前の客車はまだまだこれから?
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