かいもん4号のホームページ GALLERY 片上鉄道
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岡山県東部の小私鉄、片上鉄道です。 1991年6月末限りで廃止となりました。 もともと北部の柵原鉱山で産出される硫化鉱を海岸まで運ぶために敷設された鉄道ですが、末期は貨物輸送を中止し、旅客輸送のみとなっていました。 廃止直前には沿線にレジャーランドを建設する計画もあり、観光鉄道に転化することも検討されましたが結局話はまとまらず、全線廃止となってしまいました。
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備前塩田到着。 1991年2月
2011年7月11日追加  


いい感じの景色は、備前塩田駅に上り気動車が到着です。
寒い朝でした。

単行気動車。 1991年2月
2011年7月11日追加  


後追い風景です。
あまり引きつけず、少し遠目の位置でカーブに掛かる列車、というのが後追いでも前撮りでも好きなアングルです。

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和気駅到着。 1991年2月
2011年7月4日追加  


単行気動車が和気駅に到着です。 片上鉄道沿線から見ると、架線柱が並ぶJR和気駅は賑やかに見えます。

朝日を浴びて。 1991年2月
2011年7月4日リニューアル  


このあたりまで来ると霧も少なくなります。 天気の良い早朝、朝日の中、本和気を出た列車は列車はJRの接続駅、和気に向けて進入します。 この区間が客車列車ではもっとも乗車率の高い区間でした。

混成編成。 1991年2月
2011年7月4日リニューアル  


和気から片上までは、キハの回送車を最後尾に連結し、機関車を含めた5両編成になります。 客車+気動車の異例の編成は、その塗装色の違いもあってユニークです。 列車は清水に到着です。

単行列車。 1991年2月
2011年7月4日リニューアル  


こちらは朝の単行列車、清水〜和気間です。 水田の中を行く単行の気動車が本来の姿、というのでは鉄道の機能を果たしているとは言えませんが、実態に近い姿ではあります。

併結列車。  2005年7月17日追加

新緑の峠を越える朝の列車です。
客車列車の最後部に、気動車が併結されて片上まで回送されていました。

朝の客車列車。  2005年7月17日追加

ディーゼル機関車に牽かれて、朝の客車列車がゆっくりと姿を現します。
平日は沢山の高校生と若干の通勤客で賑わう通勤通学列車です。

菜の花(1)。  2005年7月17日追加

河本付近の吉井川沿いの線路際に、菜の花の咲き乱れる場所がありました。
4月後半がピークのようです。

菜の花(2)。  2005年7月17日追加

菜の花畑の中を走る、といった感じの客車列車です。
本日は日曜日。休日のため、客車は2両編成です。

菜の花(3)。  2005年7月17日追加

一年を通じて水量の安定している吉井川です。
このあたりは取水堰のやや上流のため、特に美しい眺めが広がっていました。

菜の花(4)。  2005年7月17日追加

ほぼ全線平行して走る国道が整備されており、俯瞰して見ると隣の道路のほうが立派に見えます。 しかし貨物輸送目的の鉄道らしく、線路のほうもローカル線にしてはしっかりした造りです。

河本付近。  2005年7月17日追加

河本駅を発車した列車は、吉井川の流れに沿ってほぼ90度左に大きくカーブします。
この駅は交換設備はありませんが、駅舎は片上風のお馴染みのスタイルでした。

清水駅。  2005年7月3日追加

単行気動車が清水駅に到着します。
この駅も他と同様、貨物列車の交換のために長い待避線が設けられていました。

801号。  2005年7月3日追加

和気駅を発車して築堤を登る801号です。
ちょっと大味でのっぺりしたスタイルではありますが、模型で再現してみたい風景です。

夕方の客車列車。  2005年7月3日追加

午後の下り客車列車が、吉ヶ原に戻って行きます。
毎日一往復だけの、私鉄には珍しい客車列車でした。

夕方の客車列車(2)。  2005年7月3日追加

JR和気駅を見下ろしながら、山陽本線をオーバークロスして本和気へ向かいます。
片上鉄道には珍しく、賑やかな町並みの風景です。

交換駅(1)。  2005年7月3日追加

広い構内の備前矢田駅で、下り客車列車と登りの気動車801号が交換します。
中線や貨物扱い線のある、大きな造りの駅でした。

交換駅(2)。  2005年7月3日追加

一足先に、客車列車が発車して行きます。
さほど列車本数は多くないのですが、路線が長いため各駅で交換風景が見られた片上鉄道でした。

吉井川。  2005年7月3日追加

水量の豊富な吉井川に沿って走る区間が長い風光明媚な路線でした。
通常平日は、客車は3両編成でした。

吉ヶ原付近。  2005年7月3日追加

単行気動車が、吉ヶ原を発車して終点柵原に向かいます。
旅客の流れとしてはほぼこの吉ヶ原までで、末期は柵原まで向かう乗客は殆どいませんでした。

最後の朝。  

1991年6月30日、営業最終日の始発列車です。 前日までと変わって、少々はっきりしない天候となってしまいましたが、何とか雨にはならずに済みそうです。
始発列車だけは単行の、普段と変わりない姿でした。

最後の賑わい。  

普段は単行または2両編成で運転されていた日中の気動車列車ですが、最終日はご覧のように3両編成でした。
やや控えめながら、飾りつけも施されています。

3両編成。  

それぞれタイプの異なる3両混結の列車です。 13年前とはいえ、今改めて見てみると、よくこんな車両が現役で走っていたなと思うような代物ばかりでした。

沿線の賑わい。  

比較的路線が長く、あちこちに撮影ポイントがある片上鉄道ですが、併走道路を車で追い越しできるスピードのため、ご覧のように人が集中するポイントが何ヶ所もありました。

片上駅。  

こちらは最終日の片上駅風景です。
片上駅ではお別れ式はじめいろいろなイベントが行われ、やはり当日の沿線では一番にぎわっていたようでした。 鉄道ばかりがクローズアップされていますが、駅舎のとなりでは翌日からのバスの運行準備も整っていました。

柵原駅と客車列車。  

通常は吉ヶ原発着のため、定期の客車列車の乗り入れはなかった終点柵原駅ですが、最後の数日間は日中の臨時列車として、全線通して一往復が運転されました。

備前矢田。  

同じく日中臨時運転の客車列車です。
朝の吉ヶ原始発の定期客車列車は「そこそこ」程度の乗車率でしたが、この列車は結構混んでいるようです。

満員御礼?。  

片上に向けて築堤を上っていく列車。窓もデッキからも満員の乗客の姿がうかがえます。 今写真を撮っているこの場所も最後の頃は撮影ポイントでしたから、もちろん横にはずらりとカメラの列が立っています。

最終列車・吉ヶ原到着。  

片上鉄道最後の営業列車、終点吉ヶ原駅に到着です。 3両編成の気動車に満員の乗客を乗せて片上を発車した列車でしたが、折り返し手段がないため、和気〜吉ヶ原では若干空いたようです。 それでも大混雑の吉ヶ原駅でした。

朝の吉ヶ原。

末期の旅客輸送に特化したころは、輸送上はこの吉が原が実質の始発駅のようなものでした。 発車時刻を待つ2番列車は、名物の客車列車です。 以前はこの列車は長い貨車の編成を従えた混合列車でした。

客車列車発車。

DD13に牽かれた客車列車の発車です。 私鉄の客車列車というのも珍しいですが、3両編成というのも地方私鉄にしては異例の長さです。 時間帯から、高校生の通学輸送が主要な目的でした。

朝霧の中。

吉井川沿いを走る地形のため、冷え込んだり天気が良い朝はしばしば霧が発生します。 備前塩田付近、まだ霜の溶けない田んぼは寒そうですが、昼には天気が良くなりそうです。

通学列車。

列車は備前矢田に到着。 ちょっと開けた所にある交換駅で、長い中間線が貨物輸送時代を偲ばせます。 古い大きな駅舎も使われていました。

吉井川に沿って。

吉井川は水量の多い川で、川沿いの車窓も良く楽しめました。 2両編成の気動車は新旧の混結で、同じ色ながらずいぶんと印象が異なります。 益原〜天瀬間、列車は川沿いの斜面、道路よりやや高い所を走ります。

昼下がりの列車。

交換駅・天瀬に列車が到着。しかしホームに乗客の姿はほとんど見えません。 片上鉄道の沿線には比較的大きな町もいくつかあり、これらは比較的賑わっていましたが、中にはほとんど利用されていないような駅もいくつかありました。

交換駅。

天瀬を発車する列車。交換設備を有する駅はどこも、長い発着線がそのまま使われていました。 かつて貨物輸送が行われていたころの名残です。 比較的路線が長いため、多くの駅に交換設備がありました。

吉ヶ原発車。

吉ヶ原を発車した単行の気動車は、終点柵原を目指します。 といっても、この末端の1区間は旅客輸送人員はごくわずかでした。

キハ312。

終点柵原まではあとわずか。 この気動車キハ312は片上鉄道独自の車両で、大きな窓と張り上げ屋根が独特のスタイルをつくりだしていました。

苦木。

苦木駅も乗降客の少ないグループに入る駅でした。 午後、というより夕方に近い時間ですが、列車から降りてくる客はいませんでした。

夕方の客車列車。

夕方の和気駅に停車中の客車列車です。翌日は日曜日のため、すでに客車は2両に減車されての運転です。 反対のホームから、片上行きの列車が発車して行きます。

発車待ち。  

朝の吉ヶ原駅で発車時刻を待つ客車列車。 吉井川沿いの盆地では、夜間の気温が下がる季節にはしばしば濃い霧が発生します。 昼になり気温が上がれば快晴のはずなのですが。

発車待ち(2)。  

乗務員がやってきて、間もなく発車です。 今日は休日のため、乗客はごくわずかです。 平日は3両編成が多い客車ですが、今日は2両です。

備前塩田到着。  

相変わらず深い霧の中を、列車は備前塩田駅に到着します。 ホームで待っている乗客は二人だけでした。

備前塩田発車。  

エンジン音を唸らせて備前塩田駅を発車。 以前はしょっちゅう列車交換が見られた片上鉄道ですが、今では長い交換設備を持て余しています。

備前塩田発車(2)。  

備前塩田を定刻発車。 深い霧の底ため、空は厚い雲に覆われているように見えます。 まだ解けきらない霜とともに、日中との寒暖の差がよくわかります。

朝日の中。  

列車は和気までは延々と吉井川に沿って走ります。 河本あたりまで来て、ようやく霧が晴れ、朝日を浴びることができました。

朝日の中(2)。  

和気付近は、沿線では一番賑やかな町です。 平日は通学の高校生で溢れる区間ですが、今日は乗客はほんのわずかのようです。

和気駅進入。  

山陽本線をオーバークロスしてカーブになった築堤を降りて行くと、和気駅に到着します。 列車はここでしばらくの間停車し、乗客もほぼ完全に入れ替わります。

中山駅到着。  

再び片上へ向けて走り出した列車が中山駅に進入します。 列車は和気駅に停車中、折り返し回送の気動車を最後部に連結されました。

中山駅。  

中山駅に停車中の列車ですが、乗降客はなく、車掌も手持ち無沙汰です。 交換設備があるわけではなく、なんでこんなところに駅があるの?という感じがしないでもありません。

中山発車。  

吉ヶ原を発車してからずっと、吉井川沿いにほとんど平坦な線路を走ってきた列車ですが、これから海沿いの片上駅に向けて、小さな峠越えの登り勾配にかかります。

片上へ向けて。  

日はかなり昇って来ましたが、まだまだ足元には霜が残っています。 霧が晴れて天気は上々ですが、まだまだ昼近くにならないと暖かくなりそうにありません。

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