>>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 2015年8月 ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ 2015年8月 ![]() 駅のすぐ外側、ドラッヘンフェルスへの登山道上り口付近に、機関車が展示されていました。 この緑色がシンボルカラー。 ![]() そしてタンクの最後部にはドラッヘンと歯車のマーク。 中央に1本だけのバッファがユニークです。 ![]() 若干後ろに傾き気味の展示機関車。 実際の勾配もこのくらいなのでしょうか。 何しろ角度には気を使わなければならない、登山鉄道の蒸気ボイラです。 ![]() 伝動機構はこんな感じです。 ロッドや返りクランクの位置がユニークです。 ![]() 正面上側からの眺め。 ラック式鉄道の蒸機ですから、機構の関係で通常のやつよりかなり腰高です。 他の鉄道と比べても高い感じがします。 ![]() 駆動部分の反対側。 本当は機構的には台枠の内側が面白いのでしょうが、写真ではここまでしか見られませんでした。 ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ ![]() ドラッヘンフェルス登山鉄道です。 ラック式の線路を少々古めの電車が登る、楽しい鉄道です。 ![]() 麓のケーニヒズヴィンター駅です。 国鉄DBの駅からも地下鉄郊外線の駅からも、少し歩かなければなりません。 ![]() とにかく山頂まで登るのが目的。 駅を出るとすぐに、急な勾配にかかります。 もちろんラックレールに支えられての登坂です。 ![]() 随分新しい感じのケーニヒズヴィンター駅。 ここではホームの段差は全くありません。 その代わり、線路もラックレールもまったく路面とフラットでバリアフリーな感じではありました。 ![]() ケーニヒズヴィンター駅を発車して登り坂に掛かります。 手動のてこ式の転轍機は、前後2か所のレールとラックを同時に動かすもの。 太いパイプ状の連結棒で繋がれていました。 ![]() 勾配の途中、特に山腹下側ではあまり車窓の見通しは利きません。 やや単調な風景の中を進みます。 正面窓に映り込んでいるのは、私ではなく運転士の腕でした。 ![]() 中腹のドラッヘンブルク城近くにある、中間駅。 交換駅ですが、ちょうど真ん中と言うよりは、山頂寄りの駅です。 ![]() 中間のドラッヘンブルク城駅。 すでに山下りの電車が到着していました。 一応「ホーム状」になってはいますが、道路とはフラットの乗り場です。 ![]() ほぼ同時に、上下の列車が発車です。 勾配は、ほぼ全線通してこんな感じです。 ![]() 山上の終点駅、ドラッヘンフェルスに到着です。 線路が1本だけ、そしてこの先は本当に何もない断崖絶壁手前の山上駅です。 ![]() 山上駅に到着して電車。 すでに夕刻のため、1両の電車でも容量は余裕です。 ![]() 電車の駅から徒歩2〜3分。 山上の展望台からのライン川の眺めです。 向こうが南側。 ラインの上流、ローレライを経てマインツ方面です。 ![]() すぐ眼の下を流れるライン川。 長い長い貨物船が上って行きます。 こんなのが平気でローレライの曲がった流れを通過するのですから、操船技術に驚きです。 ![]() ドラッヘンフェルスの本当に一番山頂。 電車の駅と展望台から更に少々登った所にある、ドラッヘンフェルス城址です。 石造りの遺構がありました。 ![]() 川下のボン市街方面です。 この写真の山のすぐ足元から電車で登って来たわけですから、何とも驚きです。 ヨーロッパの登山鉄道では当たり前、ではありますが。 ![]() 崩れてしまった城址の中でも、一番形を留めている部分。 かつてはここからラインの往来の見張りをしていたのでしょう。 ![]() 本当に「遺構」と言う感じ。 逆によくこれだけで崩れず形が残っている、と言う感じでもあります。 城自体を偲ぶには少々無理がありますが、手軽な観光地ではあります。 ![]() 「一番高い所」はこんな感じ。 残念ですが、登るわけにはゆきません。 ![]() 対岸を行く貨物列車。 かつてはマインツ以南とボン以北を結ぶメインルートでしたが、高速新線の開通で、フランクフルトとケルンを結ぶICEは、多くはここは通りません。 ![]() 対岸の線路。 マインツ方面に向かうインターシティが進んで行きます。 高速新線ルートからは外れましたが、現在でも多数のインターシティも走っています。 ![]() 登山電車の山上駅すぐ横。 真新しい立派な建物が出来ていました。 レストランでしょうか。 この30年前に訪れた時にはもちろんありませんでした。 ![]() 更に立派なホテルも。 客室、多そうです。 長逗留する観光地ではありませんし、お気軽日帰り観光地的な場所ではありますが、それなりの需要はあるのでしょうか。 ![]() 麓から電車が登って来ました。 すでに夕刻17時頃ですが、まだまだ乗客はいます。 今夜は山上で宿泊のお客も? ![]() ひたすら勾配を登って来た電車。 スペースがないためか、終点駅も緩い勾配です。 冷房がないためか、ドアを開いたまま走っている。 この電車に限らず、不思議な感じでした。 ![]() 山上駅に停まった電車の運転席窓から眺めると・・・。 この先、本当に何もありません。 下はすぐに麓の平地、と言う感じの山上駅です。 ![]() 正面も左も断崖絶壁、と言った感じの、ドラッヘンフェルス山上駅。 「駅」とは言え、雨除けと自動改札だけの施設でした。 ![]() 山上駅と中間のドラッヘンブルク城駅周辺以外は、意外と見通しはよくありません。 ま、途中の風景よりは、麓と山上を最短で直結する、と言う感じの鉄道ではあります。 ![]() 山から下る電車。 やはり中間のドラッヘンブルク城駅には、下りが先着です。 山上駅からこの駅の間がハイキングコースとして適しているためか、ここからの乗客が多数です。 ![]() 中間駅とほぼ同じレベルにある、ドラッヘンブルク城です。 駅はフラットではなく、勾配はこんな感じでした。 ![]() 待つことしばし、やって来た山登りの交換列車。 17時過ぎですが、まだまだ乗客が多数です。 もっとも、サマータイムで日の長いヨーロッパではありました。 ![]() こちらの電車が待たされた形にはなりましたが、発車はほぼ同時です。 古めの電車のためか、かなりのモーターの唸り音です。 ![]() 麓駅に並ぶ電車。 見たところ、現在線路上にいるのは全部で4両です。 日中多客時間帯は2両編成での運転、と言う感じでしょうか。 ![]() 歯車と竜(ドラッヘン)マークの電車。 30年前も同じ電車でした。 製造はいつなんでしょう。 確認まではしませんでしたが。 ![]() そのまま直訳してしまうと、なにやら「危険」そうですが・・・。 ご覧の通り、距離の数字は変えられるようになっています。 どうやって取り付けてるの? ![]() 駅構内のロビーに展示している車輪と動力装置。 歯車も頑丈そうですが、ブレーキディスクも。 さすがに「登山鉄道」です。 ![]() こうなってるのか〜、と判りやすい伝動装置。 展示用にきれいに磨かれていますが、タイヤ踏面。 かなり摩耗しています。 ![]() そして、意外と短い軸端部分。 これだけで支えているのか、という感じではあります。
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