日本の箱根登山鉄道とは姉妹鉄道の提携を結んでいます。 >>>写真をクリックしてください。>>大きな写真へ <INDEX> 2013年8月 ![]() レーティシュ鉄道ベルニナ線はティラノ駅です。 スイスの鉄道レーティシュ鉄道ですが、終端のこのティラノ駅だけは国境を越えてイタリア国内の駅となります。 ![]() ベルニナ線ティラノ駅と向かい合ったもう一つのティラノ駅。 「FS」のマークがあるように、こちらはイタリア国鉄のティラノ駅です。 ![]() レーティシュ鉄道駅に入り真っ先に視界に飛び込んできたのは、この車両です。 日本でもおなじみのトロッコ列車ですが、特別な列車ではなくどうやら一般の列車の末端に連結されているようです。 ![]() 一番オーソドックスな車両、と言っていいのでしょうか。 ありきたりな車ではありますが、スイスのメーターゲージの車両としてはどこでも見かけるスタイルの客車です。 ![]() 左側には間もなく発車する普通列車、かつ最後尾にはトロッコ車両を連結。 右側には留置中ながら、一番オーソドックスな客車列車。 いかにもスイスの小私鉄的風景です。 真ん中の線には、まもなく「ベルニナ急行」が入ってきます。 ![]() 普通列車の最後尾に連結されたトロッコ車両。 さすがに人気が高いとみえ、ほぼ乗客で埋まっていました。 ![]() ティラノ駅に停車中の客車編成。 ベルニナ急行もいいですが、やはりベルニナ線と言えばこれ、という感じの車両です。 ![]() ティラノ駅はスイスとの国境手前の駅。 ベルニナ線の隣、イタリア国鉄のティラノ駅には、こんな車両が停車中でした。 ![]() ベルニナ線のティラノ駅風景です。 この写真すぐ左手が、イタリア国鉄の駅舎です。 ![]() ホームに入ってきたベルニナ急行です。 何しろ駅舎を出たところすぐがホームで、列車はギリギリまで入ってきますから、撮影には全く引きがとれない。 推進運転でよくこんなギリギリまで入って入ってくると驚きです。 ![]() 展望用に窓を屋根まで張り上げたベルニナ急行の編成。 小柄な車体ですが、眺めは抜群です。 ![]() 「電車が牽引する客車列車」編成が特徴のベルニナ線列車。 右の編成は、いかにも電車風の車両に客車+トロッコ車両という編成。 左のベルニナ急行も、先頭の車両は機関車風ではありますが、乗客スペースを備えています。 ![]() ティラノからサンモリッツ行きの普通電車(と言うのが適当な編成かどうかはわかりませんが)です。 スマートなデザインながら頑丈そうなところもあります。 ![]() ベルニナ急行を牽引する、「機関車風電車」です。 この部分はベルニナ急行の予約を持たなくても通常乗車可能で、乗客定員は結構多い構造ですが、何両もの客車を牽引する力持ちです。 ![]() ここから後ろの客車が「ベルニナ急行」の部分です。 サンモリッツに向かって前位が2等車ですが、1等車同様のパノラマ車両です。 ![]() 普通列車の「牽引電車」と「客車」の連結部分です。 急勾配対応用に、色々なカプラーを備えています。 ![]() 普通列車の最後尾は「トロッコ車両」です。 人気は上々。 この車両だけは黄色いいでたちです。 ![]() ティラノ駅で発車を待つ2本の列車。 ともにこれからサンモリッツに向けて発車してゆきます。 こうやって見ると、どこから見ても立派な「客車列車」です。 ![]() 先発は、最後尾にトロッコを連結した普通列車です。 小さな車体に満員の乗客でした。 ![]() ベルニナ急行の1等車内です。 空調設備を天井に備えている関係で屋根中央部がやや低くなってはいますが、圧迫感はさほどありません。 ![]() ティラノ駅舎内で見かけた、箱根登山鉄道寄贈の木製プレート。 他に何か記念品がないかと思いましたが、周辺には見当たりませんでした。 (それほど本気で探しはしませんでしたが。) ![]() ティラノを出た列車は国境を越えると次第に山登りにかかります。 写真ではさほどに見えませんが、すでに結構な勾配と曲線です。 緩和曲線が殆どないのか、カーブの入り口では反対側にかなり振られる感じです。 ![]() ティラノを発車した列車が、有名なブルシオのループ線にさしかかるところです。 先頭の機関車(的電車)、側面は赤ではなくこんな色をしています。 ![]() ブルシオループのハイライト、アーチ橋ですが、ご覧のとおり補修工事中で、柵が設けられていました。 ヨーロッパの観光地に行くと、よくこのように補修工事中の眺めに出会います。 残念! ![]() きれいな石造りのアーチ橋です。 機関車(的電車)のデザイン。 よく見ると観光の広告塗装になっていました。 このブルネオループ橋と、並んで有名なランドヴァッサー橋です。 ![]() ぐるりと一周して、先ほど通った線路の上を越えます。 たったこれだけの高低差を稼ぐためと思うかもしれませんが、狭い平地ではこういった線形が必要になります。 ![]() ここも多分に漏れず結構木が覆いかぶさるように茂っています。 観光国スイスの鉄道。 沿線の手入れは概して良いのですが。 ![]() ループを回って登り終えた列車からは、ループ線の全容が見渡せます。 模型のレイアウトにぜひ欲しい風景です。 ![]() 強力な電車が牽引するベルニナ線ですが、さすがに駅では線路も水平になります。 眺めはこんなイメージです。 シャッター止まらず手振れ気味ですが、雰囲気だけでご容赦を。 ![]() 風光明媚なローカル線のベルニナ線ですが、駅の周辺だけは集落がある場所はこんな雰囲気になります。 鉄道というよりは路面電車的イメージです。 ![]() 山登り・山下りの路線ですから、直線区間はほぼありません。 最後尾の車両に乗車していると、列車の前の方はこんな感じで、楽しい眺めです。 ![]() ここもベルニナ線の車窓ハイライトのひとつ。 ボスキアーヴォ湖です。 川がせき止められた細長い湖が車窓に続きます。 ![]() 線路と湖の間には、遊歩道が延々と続きます。 時間と気力体力があれば、ゆっくり歩いて過ごしてもいい、そんな感じの景色です。 ![]() 駅を発車すると、平らな部分から再び急な勾配にかかります。 写真ではわかりにくいですが、発車時の加速もあってグイグイと登ってゆくという感じです。 ![]() のどかなスイスの車窓風景。 ではありますが、実際には急な勾配と急なカーブの連続。 その割には結構な速度。 決してのどかとは言えない走りっぷりです。 ![]() このベルニナ線。 最高地点は標高2250メートルを越えますので、平均的な森林限界より幾分上まで登ることになります。 次第に足元は草が少なくなり石が目立ってきました。 ![]() 山岳路線の割にはトンネルの少ないベルニナ線。 しかしこんな落石防止の覆いもあります。 所々には過去の落石山崩れの痕跡も・・・。 ![]() アルプグリュム駅で、対向列車と交換です。 時刻表からは「ベルニナ急行」がやって来るはずだったのですが、普通の(但し新型の)電車でした。 ![]() 「普通の電車」と思っていた交換列車。 しかし後ろにはちゃんと「ベルニナ急行」編成の列車が連結されていました。 トーマスクックの時刻表では「ベルニナ急行=予約必要」とありますが、基本どの列車も前位には「普通の自由席車」が併結されているようです。 ![]() 後から到着した交換列車が先に発車してゆきました。 天気が良ければ一日何もせずのんびりしていたいような、そんな駅です。 ![]() サミットを越えた列車は、ビアンコ湖に沿って走ります。 湖の湖岸をきちんとトレースして走るため、湖面と自分の列車の眺めが楽しい風景です。 ![]() スイスの高山地帯にある湖や流れる川。 岩肌を流れが削り取るせいか、このように白く濁ったエメラルド、と言う感じのところがたくさんです。 ![]() ビアンコ湖沿いのオスピツィオベルニナ駅で列車交換です。 こちらは強力電車の牽引する普通客車列車でした。 ![]() 普通列車の最後尾、トロッコが連結されていました。 やはり人気が高いと見え、乗客は多数でした。 この写真では空席があるようですが、午前中の列車のこと。 この駅でトロッコからも多数の観光客が下車です。 ![]() 列車は再び、ビアンコ湖に沿って走り出します。 そろそろ湖もおしまい。 この先はサンモリッツに向けて、下り勾配にかかります。 ![]() ここでもベルニナ急行と交換です。 やはり機関車風の電車に牽かれた6両編成でした。 ![]() 終点サンモリッツに到着です。 メーターゲージの鉄道ではありますが、クール方面からの列車も発着する、広い構内の駅でした。 ![]() 終点サンモリッツに到着。 乗客はそれぞれ目的の宿や観光地に向かいます。 メーターゲージの小さな車両とは言え、ホームはほぼ高さがありませんから、かなりの高低差の乗降でした。 ![]() 列車が到着するとすぐに、前方の機関車?いえ強力電車は解放されました。 これからさっそく折り返し準備、でしょうか。 ![]() サンモリッツ駅構内、出発側(ティラノおよびクール側)です。 サイズの小さい魅力的な車両がたくさん並んでいました。 ![]() ベルニナ急行の編成、向こう2両が1等車、手前4両が2等車という構成です。 しかし全車両パノラマ編成ですから、眺めは抜群です。 ![]() 長さが1キロ半ほどあるサンモリッツ湖の一番端、川下側に位置するサンモリッツ駅です。 トロッコ2両を連結した編成もいました。 ![]() 新型電車編成に牽引される普通列車+トロッコです。 トロッコ車両はベルニナ急行ではなく、各普通列車に連結されているようです。 それにしても、急勾配区間でこれだけの客車を牽引できるとは、なんとも強力な電車です。
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