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聖書の構成
最初に読む基本情報 |
このページは2016年3月に移転しました。
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聖書の中は66冊の本に分かれています。これは66冊の「章」ではなくて本です。一部の例外を除いてそれぞれの本は記述者も記述された年も記述された場所も異なります。
この66冊は、大きく「旧約聖書」39冊と「新約聖書」27冊にまとめられます。39+27=66です。旧約聖書と新約聖書では成立した年代と背景にそれぞれまとまりがあり、明確に二つに分けて編纂されています。
旧約・新約の「約」は「訳」ではなく、「契約」「約束」の「約」で、つまりは「古い約束」と「新しい約束」の二つの約束を意味します。実はこれは神さまが人間に対して行った一方的な約束なのです。
旧約と新約で二つの約束の内容は異なります。よく誤解されるのですが、旧約聖書と新約聖書は同じ事を二つの「翻訳」で書いた本ではありません。それぞれ異なる別々の約束を記述したものです。簡単に言えば旧約聖書は救世主の到来を約束し、新約聖書は約束どおりに現れた救世主イエスが自分の再来(もう一度来ること)を約束したものです。旧約と新約のどちらかを読めば良いというものではなく、セットでひとつの本として成立します。
旧約聖書の原文は古代ヘブライ語(一部の例外を除く)で書かれ、新約聖書の原文はギリシア語で書かれています。