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ピンクに染まる平治岳

先週の坊がつるのキャンプでは雨に祟られさっぱりだったので本日のリベンジとなった。
男池コースで平治岳をめざす。
長い樹林帯を抜け大戸越の峠に到着。
すでに平日にも関わらず大勢の登山者で賑わっている。
見上げる南斜面はピンクに染まっている。

アップロードファイル 11-1.jpg 平治岳南斜面

ザックをデポしてカメラを担いで山頂をめざす。
満開に見えたミヤマキリシマは間近で見ると、すでに散ったものとまだ蕾のものとがモザイク状になって、やや色むらが目立つ。
それでも、昨年に比べると格段にきれいだった。

アップロードファイル 11-2.jpg 定番の風景・坊がつるを俯瞰

時間が立つにつれ次から次に登ってくる登山者で山頂付近は数珠つなぎの有様だ。
ビューポイントを先客に独占され入り込む余地がなかった。
山頂を踏まず下山をする。
登山口の男池の2つの大きな駐車場は、ほぼ満車となっていた。

キャンプ3日目

まだ暗い4時頃、カッコウの鳴き声で目が醒める。
昨晩は大荒れで雨・風共に強くテントが飛ばされそうな勢いだった。
5時にまだ寝ていた友人を起こす。
炊事するのも大変だ。昨日とは風向きが変わっていた。
手作りの風除けの位置を変えるが、風が入り込みお湯がなかなか沸かない。
テントを片付ける頃には雨も収まり撤収も楽になった。
雨ヶ池を過ぎた当たりから三俣山の土石流跡が痛々しい。
年々、山の崩落が進んでいる。樹林帯も大きくえぐられトレイルが至る所で変更を余儀なくされていた。
麓近くではいつの間にか砂防ダムや護岸の整備がされていた。
砂防ダム、いつも思うがすぐに土石で埋まってしまうが本当に効果があるのだろうか。自然に任せても良さそうだが・・・
長者原で靴を履き替え、車で数分の星生温泉山恵の湯に入る。入浴料800円は高いが泉質の違う露天風呂がいくつかあり、良く整備されきれいな温泉だった。ただこの日は風が強く露天風呂を渡り歩くときは寒かった。うたせ湯は地面に着く事がなく、吹き飛ばされていた。天気が良ければ三俣山が真正面に見え絶景らしい。再び長者原に戻って食事をし姫路の2人と正午に別れ福岡に戻る。
悪天候に祟られた山行となった。午後10時過ぎに姫路に着いたとメール連絡が入った。お疲れ様!

キャップ2日目、大船山登頂

昨晩から雨となる。風も強く当たり一面ガスで覆われる。
朝食を済ませ、登山準備をする。
友人は悪天候のため、登山をためらっていた。
結局ミヤマキリシマが期待できない平治岳を諦め3人とも大船山に登ることにした。
雨はたいしたことは無かったが、山頂では強風が吹き荒れくぼ地で休憩するのがやっとだった。それにミヤマキリシマは蕾のままで、ほぼ開花率0。イワカガミはきれいに咲いていたが雨で写真は諦めた。
山頂は韓国からのツアー客で独占されていた。
飛び交う韓国語でここはいったい何処?って感じだった。
見た目では日本人か韓国人か見分けが難しい。復路ですれ違うたびにじっと顔を見つめて挨拶をする。もちろん日本語で「こんにちは」と。返ってくる返事は$&#!%で意味不明。30人ほどのツアーが2組ほど来ていたのかも。
キャンプ場に戻りさっそく温泉へ。昨日より大勢の客だが、それでも少ない気がした。テントも昨年は60張り以上だったが10数張りと少ない。ネットで花情報や天気予報を調べて取り止めているのだろうか?
今日も気温11度、寒い・・寒すぎる。

アップロードファイル 14-1.jpg ガスで霞む法華院(写真は友人のを拝借)

アップロードファイル 14-2.jpg キャンプ場の風景、一番手前が私のテント

坊がつるキャンプ

ミヤマキリシマの撮影をしに坊がつるでキャンプをした。
北海道で知り合った姫路市の税理士さんと一年ぶりに再会。
今回は年配の方も同行されていた。

アップロードファイル 13-1.jpg 崩落が進む三俣山、帯状の土石流痕

アップロードファイル 13-2.jpg 坊がつるの平原が見え始める。遠景は大船山

やっとの思いでキャンプ地に到着したときは、すでにテントを
張って寛いでいた。
すぐ近くにテントを張り、法華院温泉(九州で一番高地にある温泉)で一風呂浴びる。長者原から坊がつるまでキャンプ道具一式を詰め込んだ重いザックを背負った後だけに、実に気持ちがいい。
それに我々3人だけの貸し切り状態。他に誰もいない。この時期ごった返すほどの人で溢れているはずなのにどうしたことだろう。

アップロードファイル 13-3.jpg アップロードファイル 13-4.jpg 法華院温泉と寛ぐ私(写真は友人のを拝借)

法華院周辺もミヤマキリシマはまだ3分咲きといったところか。遠くに見える平治岳も赤みが少ない。登っても蕾だけだろう。
夕方、気温が一気に下がり手元の温度計は11度を指していた。
寒い。

飯盛ヶ城

父のOB会(旧○鉄)に湯布院まで送る。
会が終わるまで時間があるので、由布岳の脇にある飯盛ヶ城に登る。
合野越の分岐点から飯盛ヶ城の取り付きまで少し下る。
緑が濃くなり冬枯れからの風景が一変していた。
小高い丘のような山で山頂は平らだった。
話では昔ここにお城があったらしい。
ごろ石を積み上げたようなピラミッド状の山で山頂からの眺めがすばらしい。

アップロードファイル 19-1.jpg 由布岳をバックにしたエヒメアヤメ

アップロードファイル 19-2.jpg 道路はやまなみハイウェイ

アップロードファイル 19-3.jpg 飯盛ヶ城を振り返る・左手の小高い山  

麓で時間つぶしをしながら、父から連絡を待つ。
午後2時ごろ連絡が入り湯布院駅前で父を乗せ帰路に着く。