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耶馬溪サイクリング

ネットで知ったメイプル耶馬サイクリングロード、何としても走りたくなり決行することに・・・
昨日午後3時10分に自転車で福岡から出身地の日田市まで走った。62キロの道のりをほとんど休憩なしで午後6時20分頃到着した。(時速20km弱)
友人宅で一泊し早朝4時15分に出発。
まだ外は真っ暗、冬に舞い戻ったかのように気温が下がり寒い。郊外を過ぎるとダラダラとした長い長い坂道となる。しだいに体が暖まり寒さからは解放されたが坂道がつらい。
ギヤを落とし黙々と漕ぎ続ける。なかなか大石峠に辿り着けず気が滅入る。6時20分頃やっと峠の奥耶馬トンネルが見え始めた。

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大石峠(奥耶馬トンネル:標高400m)6:24

あとはご褒美の下り坂、時速40Kmほどのスピードで一気に山国町のシンボルコアやまくにに到着。
ここを起点とするサイクリングコースは守実温泉から中津までの鉄道の廃線跡に出来たコースで日本一に選ばれたこともあるそうだ。(今でもそうらしい)
15分ほど周辺をポタリング(自転車の散歩のこと)。
出発点に中津駅まで35Kmと表示があった。

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起点となる「コアやまくに」7:01

鉄道跡だけにほとんど起伏がなくフラット、本当に走りやすい。それに天気にも恵まれ新緑の中を走るのは気持ちがいい。
トンネルや鉄橋、それにホーム跡が以前鉄道だったことを偲ばせる。

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両側を削った谷間を走行 7:24

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カーブになった鉄橋(通学の中学生とすれ違う)7:57

中間地点の耶馬渓周辺までは実に気持ちのいいコースだった。
途中トイレ休憩のため耶馬渓の道の駅に立ち寄ったが休館日だった。
道の駅に休日があるなんて・・・トイレを済ませ再びサイクリングコースに戻ったが一般道の歩道と兼用になる箇所が増え中津駅に近づくにつれほとんどが歩道となった。

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道の駅の案内板 8:52

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8連アーチの耶馬溪橋(オランダ橋)9:10

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石とレンガ造りのトンネル 9:24

中津駅に到着したが疲れは感じなかった。このまま折り返そうと思ったが、一箇所ぐらい名所でも見物しようと中津城まで足を伸ばした。
小さなお城で石垣も大雑把なつくりだった。
このお城個人所有で売りに出しているそうで、物議を醸しているそうだ。
文化財なのにそんなことがあるのだろうか。

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中津城 10:50

復路は寄り道をせず出発点だった山国町までこぎ続けた。見た目では分からないが山間部に入っていくので上り坂となっているのだろう、スピードが上がらない。終点の「コアやまくに」まで思ったより時間がかかった。(14時10分着)
日田市まで峠越えで20kmそれに福岡までプラス62km、時間的にも体力的にも福岡まで帰れそうに無い。
日田で中学の同級生の飲み会があると聞いていたので、参加の連絡を入れ本日も一泊することにした。
さて、ここから大石峠までは距離が短いだけに坂がきつい。足の疲れか思うようにペダルに力が入らない。
トンネルまであと僅かのところで自転車を降り歩く。(ヘトヘト状態)
トンネルを抜けると下り坂、一気に日田市内に到着し、サイクリングの終了となった。
友人のマンションでしばらく休憩して疲れを癒す。
本日の走行距離は少なくとも110kmを超えた。
今度は秋の紅葉の時期に耶馬渓中心に回りたい。
それもマウンテンバイクでなくスピードの出るクロスバイクで走りたい。
夕方から気の置けない同級生と飲み会になり楽しかった。
自転車で中津まで往復したと聞くと皆一様に驚いていた。
駅近くのビジネスホテルに泊まったが午前様となったので即眠りについた。

英文のスパム

最近コメントの欄に頻繁に英文のスパムが入ってくるので日本語のみ受け付けるように設定しました。
自動的に入力するのだろうが困ったものだ!

星生山の紅葉

先週は紅葉が進んでいなかったので、期待を込めリベンジをした。
登山口の牧の戸の紅葉がきれいに色付いていた。
駐車場はすでに満杯で空きスペースが全く無い。
地熱発電所に抜ける林道に車を移動した。結構奥まった所から歩くことに。
最初のピーク、沓掛山からの眺めで紅葉が一気に進んで足取りが軽くなる。
太陽が上がるにつれ赤みが増してくる。
星生山の山頂から稜線に沿って下る。
逆光で鮮やかな赤とオレンジのグラデーションが見事だ。
先週の冷え込みで一気に紅葉が進んだのだろう。
それにしても、わずかな日数でこんなにも変わるなんで思いもしなかった。
他の登山者からの感激の声が至る所で聞かれた。

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展望台から長者原方面(後方は豊後富士と呼ばれる由布岳)

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沓掛山付近より

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星生山山頂より

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星生山の稜線より

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星生山の稜線より・ナベ谷より(復路)

くじゅうの紅葉

例年だとくじゅうの紅葉は15日前後。
今年は猛暑続きで遅れるだろうと1週間ほどずらしたが、
それでも紅葉には程遠く葉っぱの色はくすんで冴えない。
気温は氷点下まで下がったのかトレイルには霜と霜柱。
耳が切れるように冷たい。
星生山山腹もかすかに色付いているが紅葉には程遠い。
紅葉狩りを諦め久住山をめざす。

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紅葉が・・ない?              リンドウがまだ咲いていた

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山頂から硫黄山と三俣山を望む     阿蘇方面を望む

山頂直下でお湯を沸かし食事の準備をしていると、周りの
登山者が何やらざわついている。
見回すと登山服を脱ぎスーツ姿に着替えている者が
数名いる。何やってんだぁ・・と思っていると
山頂から一斉に歓声と拍手が沸き起こる。
ドレスを着た花嫁が突然現れる。
何と久住山山頂で結婚式が始まった。
大勢の登山者から「オメデトウ」と祝福の声があがる。
一般の登山者にもワインが振舞われていた。

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山上の結婚式

花嫁さん、にこやかな表情だったが、寒くて少し震えていたようだ。
気温は5度前後か、あのドレス姿では無理も無い。
着込んでいても寒いのに。
帰り道、ワインを飲んだのだろうか、お酒が効いたーと
笑いながら尻餅をついていた女性がいた。
紅葉は更に1週間~10日ほど後にずれ込みそうだ。

涌蓋山

一年ぶりの涌蓋山。
深夜0時ごろ一目山麓の駐車場で夜を明かす。
到着時満天の空は雲ひとつ無く星がきれいだった。
夜が明けると空は今にも雨が降りそうな曇り空、それに風も強い。
天気予報は大きく外れたようだ。
止めようかと迷ったが、準備を整え歩き出す。
舗装された林道をしばらく歩く。
一目山を背にした頃、雨が降り始めた。
レインウェアを着込み山頂を目指すが鬱陶しい。
ガスも出て視界も悪い。
それでも秋の草花が賑やかに咲いて目を楽しませてくれる。。
ハギ・マツムシソウ・コオニユリ・キンミズヒキ・オミナエシ・ワレモコウ
といったところか。

アップロードファイル 25-1.jpg アップロードファイル 25-2.jpg
ハギ・マツムシソウ

アップロードファイル 25-3.jpg アップロードファイル 25-4.jpg
蜜を吸うアゲハ・コオニユリ

アップロードファイル 25-5.jpg アップロードファイル 25-6.jpg
ドングリ(ミズナラ?)・ママコナ

アップロードファイル 25-7.jpg アップロードファイル 25-8.jpg
チタン色のキノコ(名称不明)・キンミズヒキ

途中誰にも会わない。
復路の牧場付近で雨も止み青空も見え始める。
牧場内のトレイルで一休みして座っていると、周りにいた牛が囲むように近づいてきた。

アップロードファイル 25-9.jpg 人なつこい牛たち

知らんぷりしているとさらに近づき、肩口辺りを濡れた鼻先でツンツンしてきた。
フーフーと大きな鼻息がうるさい。
立ち上がり歩き出すと10頭ほどの牛たちが後ろから一直線に並んでしばらく付いてきた。
これには思わず苦笑い。
ザックの中を覗こうとするのがいたので、たぶん登山者からオニギリでももらったことがあるのだろう。
日が差し始めると途端に暑くなり、まだまだ本格的な秋には程遠いようだ。
いつものように、お気に入りの「赤川温泉」に入って帰路に着く。