現代との違い


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現代との違い

Sky was blue


世界観を把握しやすくするため、我々の時代との違いをここに纏める。
しかし、ここに挙げたものが全てではないので注意して欲しい。世界は未だ謎に満ちているのだ。

総人口5億 
 BabeL――第三次世界戦争によって世界の人口は12分の1にまで激減した。それ以降も瘴気と異貌の出現、各地での紛争、天変地異、謎の出生率低下などによって人口は減少の一途を辿っている。
現在では減少速度こそゆるくなったものの、人類は確実に滅びに向かっている。
瘴気の存在


 陸地の凡そ3割の面積には猛毒の瘴気が渦巻いている。瘴気の存在する地域では人は暮らせないため、これによって人類の生息域は大きく変貌した。
瘴気の存在していない地域で、ある程度の自給自足が可能であり、生活圏を取り囲む瘴気避けの障壁が建築可能であること。そして異貌から人々を守るハンターが存在すること。それが人が暮らす条件である。
必然的に町は集積される場合が多く、他の町との交流は少なくなっている。
瘴気の噴出ポイント(亀裂)は予兆無くどこにでも突然発生する。突然消滅することもあるが、総数が減ることはない。また、瘴気を人工的に完全に除去する技術は未だ発見されていない。
亀裂を物理的に封鎖して瘴気を閉じ込めることは可能だが、それは異貌が許さないだろう。それに多大な犠牲を払って異貌を殲滅し亀裂を封じたとしても、時が経てば亀裂は別のポイントに出現する。このサイクルに終りはないのである。

異貌の存在 
 異貌とは瘴気を浴びて適応(モンスター化)した動植物のことである。殆どの人間は瘴気を吸うと死亡するが、動植物の場合この毒に適応する例が多い。
異貌となった動植物は例外なく肉食となり、例外なく凶暴化する(稀に知恵を持つ例が確認されている)。苛烈な弱肉強食の中で強い異貌だけが生き残っていくのである。
だが異貌の肉にはLLというエネルギー原料が大量に含まれており、人々は生きるためにこれを必要とする。故に狩人が必要であり、この異貌を狩る者を総称してハンターと呼ぶ。
また、殆どの異貌は瘴気の中でしか呼吸をすることが出来ない。よって瘴気のない場所に異貌は存在しない。
大陸が移動
 戦争によって大陸は砕かれ、地球も変貌している。かつての世界地図はまるで役に立たない。現在の世界地図はこのようになっている。
灰色の地図
三強国体制
 人間の(比較的)住みやすい大陸は3つしか残らなかった、よって世界は必然的に3つの国に分かれている。
 魔術圏【ソレイユ】
 科学大国【ラクナス】
 自然環境区【ハザード】
これらの国力はほぼ同等であり、それぞれ自滅指数(全人類を滅ぼせる回数)を7000とする軍事協定を結んでいる。過去の戦争から侵略行為は一切行わないことが堅く取り決められており、一応の不可侵条約も結んでいる。だがこの三国以外の国が台頭した場合共同して無力化を行うことが暗黙の了解として存在し、国境付近の小競り合いも無くなってはいない。事実上緊迫したにらみ合いが続いている状態である。
いくつか三国以外の国も存在するが、実質的には三国何れかの国の属国に過ぎないか名目だけの弱小国である。東方三国同盟 だけが唯一の例外といえるだろう。
世界はA.D.2077以降5000年以上もの間この三強国体制を続けてきたのである。
これを崩せるとすれば、それは九十九の鍵しかないと言われている。
人類の三大発見
 人類は過酷な環境を切り抜けるため、あるいは戦争に勝つために3つの大きな発見をした。それは「魔力」「LL」「物質電送技術」の発見である。
魔力は人々に魔術という不思議の術を授け、LLは超高性能エネルギー原料として科学の発展に大いに貢献し、物質電送技術はBabeLを生み出した。世界はこの3つによって変貌したといってもいいだろう。現代では夢物語とされてきた暮らしがここでは根付いている。
九十九の鍵の出現
 九十九の鍵とは「99個集めるとあらゆる願いが叶う」といわれる宝具である。解析不明の力を持った物体を指すとはいわれているが定義すら曖昧で、願い事が叶うという保障もない。
しかし、三強国はこれを手に入れるためにあらゆる手段を講じている。
そしてその鍵を持つのが、あなただ。