『街』を守るために組織された防衛機関。そして、基本的に浮世離れしてるくらい平和な『街』の唯一の武装組織。
『Gray
sky』の維持、異貌退治、その他諸々、とにかく『街』と住人を守るため奔走するのがお仕事。
『Sky
was blue』におけるPCは、基本的に自警団員となる。
・自警団のお仕事
その1、『Gray
sky』のナノマシンの維持。
ナノマシンの生産プラントは既に停止しているため、散布中のナノマシンが大量に破壊されると、バリアは維持不可能となる。
現在のナノマシン稼働率は97%。60%を切ると汚染雨の浄化が不十分に、40%で環境維持機能に支障が。20%を切ると完全に機能停止。
その2、異貌退治。
所謂害獣退治とやることは変わらない。この時代じゃ、LLの利用法も発見されていないし。
ただちょっと、その辺の野犬より相手が危険なだけだ。頑張ろう。
その3、『亀裂』の隔離。
この時代、瘴気に対する防御手段はほぼ全く存在しない。『Gray
sky』の内側にも、瘴気は平気で入ってきてしまう。
そのため、『街』の近く(時には、街の内部で亀裂が生まれる可能性もある)で亀裂が発生した場合、特殊な結界装置で亀裂を封鎖、消滅するまで物理的に隔離する手段をとる。
だが、猛毒の瘴気渦巻く亀裂へと、生まれ出た異貌達を退けながら向かい、なおかつ帰還するのは困難を極めるだろう。
その4、人間関係のいざこざの調停。
結局のところ、人間の敵は人間、ということで。
無気力全開な『街』の住人にも、たまにヤケクソになって周囲に多大な迷惑をかける奴も居るし、テロリズムや陰謀を引っ提げた外部の人間がやってくることもある。
そういった人間への最終的な対処は、基本的に現場の自警団員に一任されている。ただし自己責任で。
その5、海外旅行。(何
閉鎖的な『街』だが、外部勢力と全く関わりが無いわけではない。
様々な理由で外に使いなり工作員を出さなければならなくなった場合も、自警団が出ることになる。
その他にも、事件と言うほどでもないご近所の問題なんかにも自警団は駆り出される。猫探しなんかも仕事のうち。
荒事に偏った街の何でも屋、といったところ。 |