前へ
戻る

私釈三国志 120 孫権即位

0 所信表明
F「以前、こんなことを云われた」

 "私釈"をあえて日本語に訳すと"独りよがり"と言っていいように思えます。

Y「……『独りよがりの三国志』ねェ」
A「あながち否定できないご意見かも……」
F「僕も、積極的には否定せんな。そんなこんなで、津島屋幸運堂ぷれぜんつ『私釈三国志』第120回ですー」
A「最初の予定では、今回で最終回のはずだったンだよね?」
F「やりたいことがいろいろ増えて、結局延び延びになってるな。というか、その前に云いたい。うちのサイト名は『津島屋幸運堂』で、『私釈』はあくまでメインコンテンツです。例の夢想特需くらいから来客が増えてるのはいいけど、サイト名を『私釈三国志』と思われがちなのは正直心外」
A「気持ちと理屈は判るな。他のコンテンツ、ほとんどアクセスないンだろ?」
F「……『恋姫』および『真・恋姫』の攻略には割とあるけど、あとは『マリロワ』が少し」
A「よく口応えできるモンですね、この抜け作兄貴は」
F「ええい、やかましいわ。それはともかく、今回のタイトルがこうなっているからには、僕の考えは判ると思う」
A「つまり『孫権……えーっと?」
Y「仲謀」
A「そうだった。リテイク『孫権仲謀』はやらないってことだよな」
F「覚えとけよ。……まぁ、そうだ。各回のタイトルには『漢字四文字』『人名は一度しか使わない』という内部規定を設けている。何度か無理に漢字四文字にしたり、強引に人名を使い回した回もあって、その規定がなければ63回や104回にはもっと相応しいタイトルをつけられたンだが」
Y「いや、『遼来々』に異存はないが『孟獲とユカイな仲間たち』は本気でどうかと思うぞ」
F「ともあれ、孫権の即位は三国志的に重要なイベントではあるが、だからと云って幸か不幸かあと23年治世が続く、このタイミングで『孫権仲謀』をやるわけにはいかない」
Y「三国の一角を占める君主でその扱いか? 法正より重要だろうに」
A「その前に魯粛ツッコめ……とは云えんのか」
Y「年表だけ見てるなら曹豹レベルのネタにしか見えんが、内容はな……」
F「アレは、あの時点でやっておいて正解だったと今でも思うぞ。というわけで、今回のタイトルはこうなった。本音としては『偽帝孫権』としたかったンだが、さすがになぁ」
A「思いとどまって正解だよ……」
F「いや、そうでもない。過去119回+番外編2回でやってきたのは、僕の解釈だ。正史・演義・関連書籍を『こうも読める』『僕はこう読んだ』というものを綴っているンだから、僕の認識でタイトルつけてもいいような気はしたンだが、最近どうにも大衆に媚びる癖が身についていて」
A「いや、気持ちと理屈は判るけどな!?」
F「『僕はこう考えた』『正史・演義はこうも読める』という趣旨の連載なんだ。ある程度の根拠は提示できるが、それを信じてくれるかは読んでくれているひとたちに任せる。基本的には投げっぱなしなのがこの『私釈』だ」
A「……だから『お前の解釈の三国志』か」
F「そゆこと。まぁ、ユニークでの閲覧者が1万2000超えてて、でもリピーターが1割に満たないのが実情なんだけどね。割とボロクソ云われることも多いし……。ともかく、孫権が何を考え即位したのか、それについて僕の考えを述べる。加えて、長々延ばしていた例のアレについても。茶菓子の準備はできてるな?」
A「多めに用意しておいたよ」
F「では、始めよう。孫権の化けの皮を剥ぐために」

ページ内ショートカット
1 瑞兆連発
2 天下三分
3 東西並立
4 権謀術数
5 多数処刑
6 多数死去
7 孫権即位

津島屋幸運堂は【真・恋姫†無双】を応援しています。
【真・恋姫†無双】応援中!
進む
戻る