光通信の投資スタンス、2035年の生産年齢人口、12月の日銀短観、
トム・ゲイナーの4つの原則
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ショートコラム(2024年12月)
■トム・ゲイナーの4つの原則(2024年12月19日)NEW! |
『一流投資家が人生で一番大切にしていること』を読み返していたとき、第7章に登場するトム・ゲイナーの30年間ずっと用いている4つの原則が目に留まりました。 (1)資本利益率が高く負債の割合が低い高収益企業を探す ゲイナー自身、この原則に従うことで正しい方向へ進むことができ、「ばかなミスをしないですむ。ガードレールのようなありがたい存在だ」とコメントしています。 個人的に気に入っているのは、とてもシンプルなところです。そのまま拝借しようかなと思案しています。 |
■12月の日銀短観(2024年12月14日)NEW! |
昨日、12月の日銀短観が公表されました。個人的に注目している「業容判断の推移」を見る限り、景気の先行きが明るいとは言いがたいです。 もうひとつ、注目したのがジャドウ(不況)の間隔です。ほぼ周期的に訪れており、そろそろ次の不況が訪れても不思議ではありません。 このような状況にて、今後も利上げが継続される模様です。そう遠くない将来、待ちに待ったバリュー投資家の出番が来るかもしれないと思い、銘柄分析に励んでいます。 |
■2035年の生産年齢人口(2024年12月12日) |
コンフォリア・レジデンシャル(3282)の決済説明会資料に興味深いグラフが掲載されていました。 ここに示されているのは、東京23区を除き、10年後の2035年には生産年齢人口(15〜64歳)が大幅に減少する厳しい現実です。 そういったエリアで展開している小売業などは、普通に営業しているだけで既存店売上高がジリ貧となってしまいます。 今後の投資の組み立てに関して、再考を要するかもしれないと感じた次第です。 |
■光通信の投資スタンス(2024年12月6日) |
投資家情報の決算資料・説明会資料ページに掲載されている11月13日付「2025年3月期第2半期決算説明会(国内・海外)書き起こし」の質疑応答に、光通信の投資スタンスを垣間見ることができました。 ただ、現在日経平均は4万円弱ぐらいで推移しておりますが、日経自体が大きく下落して全銘柄暴落することは起こり得ると考えております。そういった意味では、今の段階では積極的な投資フェーズではないという考え方であります。 慎重な投資を実施するものの、4,000億円近くのキャッシュポジションを持っておりますので、今後もし相場が大きく下がった場合、大きく資金を投下して、本質的に優良な企業様のストックビジネスに安く投資するため、資金を手元に残しておきたいというのが今のフェーズと考えております。 オーナーである重田康光氏の資金を含め、株主からの大切な資金を預かる立場としては、ごく自然な考え方です。赤の他人の資金を運用している人たちとは違います。 |
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