■優良顧客という無形資産（2012年8月31日）

26日に開催した東京での【バリューハンティングセミナー】は、非常に良い雰囲気でした。

みなさん、本業に励みながら、真摯に投資をされている、まじめなサラリーマンばかりで「このような投資家がリスクに見合ったリターンを得られるようでなければいけない」という気持ちを強くしました。

常連さん４名、初めての方２名という構成も絶妙だったと思います。セミナー開始直後から、活発な質疑応答が行われたこともあり、意見の言いやすいムードで進行しました。講師も人間ですから、こういった会場では、口が軽やかになります。

ただ、、時間的に押してしまい、最後がバタバタになってしまったことは申し訳ありません。投資はマネーマネジメント、セミナーはタイムマネジメントが肝心ですので、今後は気をつけます。

居酒屋でも、美味いお店は、酒や料理、店主の対応に加えて、客層がいいと聞いています。そんなセミナーを目指したいですね。

■中小企業診断士の２次試験対策（2012年8月24日

現状では、８０分の制限時間を大幅にオーバーしながらも、解答用紙のマス目を埋めることで精一杯。問題集の模範解答と突き合せてみても「かなり厳しいな」というのが正直なところです。

ネット上でも「中小企業診断士の２次試験は、受験校に通わなければ合格できない」という意見が大勢を占めています。おそらく、８割方はポジショントークでしょうけど。

自分は、受験校にて情報処理講師のアルバイトをしていたので、多少は裏事情も知っています。要は、本人次第。もっとも、独学で合格できなければ、利用せざるを得ないかもしれませんが。

日程的には、２次試験まで後２か月を切りました。悔いのないよう準備を進めていきたいです。

■株式投資以外の本（2012年8月16日）

最近読んだ本の中で、面白かったものをあげておきます。

●プロの資料作成力
●フリーで働く! と決めたら読む本
●腹だけ痩せる技術

株本で「これぞ」という書籍はありませんでした。得てして、こんなときが投資チャンスかもしれないです。

■季節のアノマリー（2012年8月9日）

日本株について、次のような季節要因が知られています。理屈では説明できないので、アノマリー（不思議）といいます。

●上半期のリターンが高く、下半期のリターンが低い
●中小型株、バリュー株ほど、その傾向が強い

下のグラフは、三菱ＵＦＪ信託銀行のデータから作成したものですが、季節のアノマリーが見事に表れています。ボックス圏相場であっても、アノマリーを活用すれば、それなりのリターンを上げられそうです。

★日本株の月別リターン（1990〜2009年）

■システムトレードか、裁量トレードか（2012年8月6日）

サラリーマン時代、よく聞かれたことがあります。ひょっとすると、一番多かった質問かもしれないです。

「角山さんって、ＳＥですよね。だったら、どうして、システムトレードをしないのですか？」

理由はすごく簡単で、自分の行っていた投資のやり方がシステム化できなかったからです。もっとも、質問者の中には「ＳＥ＝システムトレード」と思い込んでいる方がおられ、返答に困ったこともありましたけど。

しかしながら、売買に関しては、ルールの整備が進むにつれ、システムトレードに近づいていることも確かです。そうであれば、自動化（＝システム化）した方が、余計な感情の入らない分、いいのかもしれません。

結局「システム化するのか、裁量の余地を残すのか」については、投資家次第といえそうです。

もし、システムトレードに興味をお持ちであれば、第一人者である斉藤正章さんの動画を見ることができますので、紹介しておきますね。

斉藤さんとは、数年前、ある食事会でご一緒しました。システムトレードの裏話なども聞かせていただき、とても楽しかったことをおぼえています。

■月刊リベラルタイム（2012年8月3日）

月刊 リベラルタイム2012年09月号に記事を書きました。スポーチジム（フィットネス）業界について分析しており、業績好調の２社にスポットを当てています。

どちかといえば、ビジネスパーソン向きの内容ですが、投資に役立つかもしれません。興味をお持ちの方は、書店でチェックしてみてください。