損切りのできるバリュー投資家自分にできることは何だろう夕凪さんのビデオ映像
プロ意識と志夢のようなもの損切りの重要性「買いたい、持ちたい」という潜在意識
最近読んだ不動産投資の本不況期だからこそ、できることがしたい

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ショートコラム(2011年12月)

■不況期だからこそ、できることがしたい(2011年12月29日)

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今は、そんなに忙しくありません。セミナーにしろ、レポートにしろ、細々と営業を続けている状態です。市況の影響を受けるビジネスを行っている以上、やむを得ない面はあります。

では、どうするか?

せっかく、時間が取れるので、不況期でしかできないことをやろうと思っています。中小企業診断士を受験するのも、その一環です。

こんなことを書けば笑われるかもしれませんが、自分としては景気が回復した時点をイメージしています。そうなってから「あのとき、やっておけばよかった」と後悔しないよう、先を読みながら動きたいものです。


■最近読んだ不動産投資の本(2011年12月22日)

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立て続けに、不動産投資の本を2冊読みました。

40代からの堅実不動産投資
出口からみる収益不動産投資

40代からの堅実不動産投資』は沢さんの新作です。上手くまとめられており、入門書としても使えそうです。ただ、不動産投資の本を何冊も読まれておれば物足らないかもしれません。

そういった方には、和合さんの『出口からみる収益不動産投資』がおすすめです。やや難しい個所もあるものの、より実践的な内容です。

不動産投資の本も色々と出ていますが、この2冊は良書だと思いました。


■「買いたい、持ちたい」という潜在意識(2011年12月20日)

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投資をはじめた以上、常に「買いたい、持ちたい」という潜在意識をお持ちの方が少なくないようです。

日頃から、書籍を購入したり、銘柄研究を行ったり、相応のコスト(時間を含む)をかけているわけですから、その気持ちは痛いほど分かります。

特に、今のような株価の安いときは、絶好の投資チャンスに見えたりします。バリュー投資家の中には「ここで買わなくてどうする」と意を強くされている方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら、私たちの寝ている間の出来事により、株価の大きく動く状況を乗り切るのは至難の業です。本業を持っている個人投資家の場合、無理に参加しなくてもいいという特権を活用すべきではないでしょうか。

「今、買ってもいい局面か」を判断して、難しいようであれば、手を出さすに我慢するのも立派な投資です。10日の大阪セミナーでも、さんざんその話をしましたが、23日の東京セミナーでも再度強調したいと思っています。


■損切りの重要性(2011年12月15日)

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セミナーに何度も足を運んでいただける「常連さん」には、次のようなお客様が多いです。

まじめであり、ビジネスパーソンとしても一定の成功を収めている方

ところが、そんな方に限って、損切には難色を示すという傾向があります。おそらく、大過のない人生を送ってこられたからでしょう。

しかしながら、実社会において成功された優秀な方であっても、いとも簡単に失敗してしまうのが相場です。決算書を読み込み、ビジネスモデルを検討した上で投資を行ったとしても、損失を避けることはできないのです。

そこで、止むを得ず、ロスカットで逃げることになります。自分だって、損切を行うときは、心穏やかではありません。腹わたは、煮えくり返っています。それでも実行するのは、ロスカットが損失を限定できる唯一の手段だからです。

セミナーでは、嫌な顔をされながらも、損切の重要性について力説してきました。ここにきて、ようやく、懇親会やアンケートにて「損切りも必要だな」という意見が大勢を占めるようになりました。

ロスカットさえできれば、深手を負うことはありません。また、塩漬け株を抱えて、身動きの取れなくなる状態から抜け出すことができます。たとえ、今のような厳しい状況であっても、モチベーションとキャッシュを維持しておれば、試行錯誤を重ねていくうち、自分に合ったやり方が見つかるものです。

残念なのは、大半の投資家が、その前に退場させられてしまうことです。私の役割は「相場が日常社会とはまったく違うことを認識してもらった上で、個人投資家としてのスタートラインに立ってもらうこと」だと思っています。


■夢のようなもの(2011年12月12日)

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夢のようなものがいくつか浮かんだので、忘れないうちに書いておきます。ご笑覧いただければと思います。

●中小企業診断士の資格を取り、業務を開始する
●収益物件に投資を行い、家賃収入で生活できるようになる
●イベント投資をマスターして、厳しい相場でも、そこそこのリターンを稼ぐ
●次のバブル相場が来れば「勝ち逃げ」する

中には「実現の難しそうなもの」も含まれていますが、少しでも近づけるよう、来年以降の目標に落とし込んでいきたいと考えています。

人間、目標ができれば、案外と頑張れるものです。現に、サラリーマン時代の夢であった「株式投資の本を書きたい」「自分なりのスモールビジネスを持ちたい」は実現しましたから。

次に向かって、邁進したいです。


■プロ意識と志(2011年12月11日)

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この記事を読んで、少し考えさせられました。

自分も、セミナー当日は「今日という、お客様にとって貴重な時間をお預かりしている。参加して良かったと感じていただけるよう、精一杯の分かりやすい説明を心掛けよう」という気持ちを持っています。

ところが、参加される方が少なくなってくると、つい採算を意識してしまうのです。「これではいけないな」と反省した次第です。

志についても、少しあいまいになっていた部分があります。「普通のサラリーマンであっても、できる範囲でリスクを取り、それに見合うリターンを得ることができれば、ちょっとだけ豊かな人生を送れるのだ。自分ができたのだから、皆さんもできる」ことをもっと主張するべきだったと。

火傷をする人は、過大なリターンを夢見て、リスクを取り過ぎるのです。マネーマネジメントさえ、しっかりできておれば、大損することはありません。

これからは「利益は後からついてくる」という気持ちで、プロ意識や志を大切にしなければならないことを再認識しました。


■夕凪さんのビデオ映像(2011年12月6日)

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実は、内緒にしておくつもりだったのですが、ご本人が書かれたので、こちらでもアップしておきます。12月23日の資産形成セミナーに、夕凪さんが参加されます。

申込のメールをいただいたときは、こちらが面喰いました。実績を上げている方は、皆さん勉強熱心ですね。「何だ、この程度の内容か」と思われないように、テキストのブラッシュアップに励みたいです。

その夕凪さんのビデオ映像が、エンジュクにて公開されています。無料につき、ご覧になってはいかがでしょうか。

あるサラリーマンの投資成功秘話


■自分にできることは何だろう(2011年12月6日)

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サラリーマン時代の私は、どこにでもいる普通の人でした。投資の腕前も、取り立てて上手いわけではありません。現に、2006年以降は苦戦しています。

それでも、今の仕事を続けているのは「凡人でも株式投資で資産を築くことができる」ことを主張したいからです。投資には、まじめな人ほど、損をしてしまう一面があります。インテリトラップがいい例でしょう。

自分自身、何度も痛い目に合い、そのことを学んできました。ただ、粘り強いというか、あきらめの悪い性格も幸いして、ここまでやってこれたのです。

勉強熱心な方ほど、視点を少し変えれば、優秀な投資家になれると思います。自分にできるのは、そのことに早く気づいてもらえるよう、メッセージを送り続けることです。


■損切りのできるバリュー投資家(2011年12月2日)

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今後、自分のキャッチフレーズとして「損切りのできるバリュー投資家」を名乗ろうかと思っています。セミナーなどで「こんにちは。損切りのできるバリュー投資家、角山智です」と挨拶するわけです。

私自身、2006年以降も何とか生き残っているのは、損切りができたからです。しかしながら、そのせいで「あなたはバリュー投資家ではない」とさんざん叩かれました。「損切りを行うのがバリュー投資家の風上にもおけない輩」であれば、この際、新しいジャンルを作ってしまうのも悪くありません。

逆に「損切りなど、死んでもするのものか」という方にお聞きしたいです。これまで、あなたの投資判断は100%正しかったのでしょうか。ロスカットなしで、損失額を一定に抑えるリスクコントロールをどうやって行うのでしょうか。



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