株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術
「バフェット流」バリュー投資セミナーおごれる人も・・・100円ショップに思う

パーシャル・オーナー


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ショートコラム(2005年10月)

■100円ショップに思う(2005年10月28日)
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以前は小馬鹿にしていたのですが、すっかり100円ショップのファンになってしまいました。

私が買ったものをあげてみますと
■スリッパ
■タオル
■洗濯物を入れるかご
■靴下を干すクリップ
■Tシャツ
■靴下
■朱肉
■傘
■ホッチキスの針
などです。

品揃えもかなり増えており、競合品が多い文房具店やそこに商品を出しているメーカーの脅威になっていると思われます。最近は電卓が100円で売られており、驚きました。

ただ、100円ショップでの買い物は案外難しいような気もします。この100円は「高い100円なのか、安い100円なのか」見極める必要があるからです。中には、他の店で買った方が安いものもあります。品質も問題で、私が買ったものでは、Tシャツは首のラベルを切り取っただけで破れてしまいましたし、傘はすぐに壊れ、朱肉も付きにくくなりました。

買い物には時間が掛かりますし、買い直しの手間もコストのうちです。そう考えると、使い捨てのもの(メモや封筒など)は100円ショップで買い、長期間使うもの(ホッチキスや電卓など)は品質を含めたコストパフォーマンスで選ぶべきかなと思います。「安物買いの銭失い」にならないように注意しながらも、100円ショップをうまく活用するのが「賢明なる消費者(バリュー・コンシューマ)」への道でしょうか。

100円ショップに入り、店内を見て回ると困ることがあります。この品物の原価はいくならのか、メーカーと100円ショップの儲けはどれほどなのか、色々と考えて、時間を費やしてしまうのです。店からは「怪しい客」と思われているかもしれませんね(笑)。


■おごれる人も・・・(2005年10月13日)
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KENさんのコラム「失礼な若者」を読んで私も少し書きたくなりました。

最近は年功序列が崩れつつあるせいか、目上を敬うという風潮が薄れつつあるように思います。

若くして、株式投資・不動産投資で成功しているのは立派です。しかしながら、中には「いい気になっている人達」が散見されます。たかが2〜3年の成功でです。私もバリュー投資家の中では、年が上の方になってしまいましたが、「失礼な若者だな」と思うときがあります。そういう投資家は「しっぺ返し」で痛い目にあいますよ。本物の投資家は「ちょっとした成功」では浮つかないものです。

以前通っていたテニススクールで、いつも物腰が低くてニコニコしている年輩の方がいました。実は、その方は、大手製薬会社の偉いさんでした。世の中、そういうものです。

「他人のふり見て我がふり直せ」ではありませんが、自分もそうならないよう気をつけたいものです。

(追記)
KENさんがコラム「失礼な若者」を削除されました。当人から丁寧なお詫びメールが来たそうです。良かったですね。私のコラムはそのままにしておきます。リンク先がなくても意味はわかると思いますので。


■「バフェット流」バリュー投資セミナー(2005年10月12日)
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1冊目の本「超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術」でグレアム流の資産バリュー株投資について取り上げた私が、2冊目で書きたかったのは、バフェット流の割安成長株投資についてでした。日本企業を例に日本版「バフェットの銘柄選択術」のような本を作りたかったのです。

ところが、首を簡単に縦に振らなかったのは我が編集者氏。「バフェット本なんて山ほど出ているのに、わざわざ角山さんが書くことないでしょう。読者が知りたいのは、あなたの投資方法です」と却下され、私の投資方法をそのまま本にしたのが新刊「株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術」です。

もちろん、バフェットやピーター・リンチの影響を受けている私は、彼らの考え方を自分なりにアレンジして、日本企業への投資に生かしているわけです。新刊にもバフェット流の投資方法はところどころに出てきます。

そんなわけで「株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術」出版記念セミナーはスバリ「「バフェット流」バリュー投資セミナー」にしました。日本企業を例に「バフェット流」バリュー投資の魅力が満載のセミナーにしたいです。当然ながら、セミナー独自の内容も盛り込みます。一番、楽しみにしているのは、私自身かもしれません。

「バフェット流」バリュー投資セミナー」は11月26日(土)、東京・茅場町で開催です。


■株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術(2005年10月3日)
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2冊目の本の作業も佳境に入ってきました。ただいま、校正を行っています。目次をアップしておきますね。発売日は10月28日です。

まえがき

第1章 バリュー投資の真髄「割安成長株投資」のすすめ
1−1.ブームになったバリュー投資とは
1−2.初心者向けの資産バリュー株投資
1−3.上限知らずの割安成長株投資
1−4.個人投資家にバリュー投資が最適な理由

第2章 PERだけじゃない銘柄分析のための指標
2−1.PERを卒業しよう
2−2.利益よりも「キャッシュフロー」に注目する
2−3.企業買収の視点から割安性を見る「EV/EBITDA倍率」
2−4.キャッシュリッチな企業を探す「真のPER」
2−5.事業素質を映す「バフェットの利益率」

第3章 数字から銘柄をチェックする「定量分析」のやり方
3−1.定量分析では何を調べるのか
3−2.会社四季報での三分間チェック
3−3.ウェブサイトから情報を収集する
3−4.有価証券報告書で最終チェックする
3−5.定量分析が終わったら

第4章 企業の成長性を見抜く「定性判断」の四つの視点
4−1.なぜ定性判断が必要なのか
4−2.「利益の予想がつけやすいか」を判断する
4−3.「独占企業か」を判断する
4−4.「競争力はあるか」を判断する
4−5.「他社の成長や競争を利用できるか」を判断する

第5章 実例で学ぶ「銘柄分析」のポイント
5−1.個別銘柄を分析する
5−2.業界分析から投資先を探す
5−3.定性判断から割安成長株を探し出す

第6章 確実に勝つためのポートフォリオの組み方と売買テクニック
6−1.なぜポートフォリオを組むのか
6−2.ポートフォリオの組み方
6−3.上手な株の買い方
6−4.上手な株の売り方
6−5.私のポートフォリオを振り返る

あとがき



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