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コンバースレザー スニーカー

 コンバース(CONVERS)は、1908年アメリカ マサチューセッツ州のマーキス・ミルズ・コンバースがゴム製造会社「コンバース・ラバー・カンパニー」として設立したのが始まりです。
 マサチューセッツのモールデンの工場で防水ブーツなど作業用のゴム靴の製造が好評を得、急成長を遂げました。
 
 1917年 伝説のバスケットボールシューズ「キャンバス・オールスター」の原型となるモデルが始めて生産ラインに乗りました。名バスケットボールプレイヤー チャールズ・H・テイラーはコンバースのオールスターに惚れ込み、より機能性を増すためのアドバイスや普及に努めた。彼の名はコンバース「オールスター」のアンクルバッチに刻まれています。

 1936年ベルリンオリンピックで、バスケットボールが正式種目となり アメリカチーム全員がコンバース「オールスター」を履いて、金メダルを獲得したことからコンバース「オールスター」は世界の注目を浴びました。

  その後1939年には第二次世界大戦には、米軍用の靴を数多く納品し、表では競技者を、裏では兵士の足元を支えるコンバースは、アメリカという国になくてはならない存在となっていきました。
  1957年からはコンバースの黄金時代でした。コンバース「オールスター」のローカットバージョン=「キャンバス・オールスターOX」が発売されるとその人気は競技者だけではなく、ファッションアイテムとして一般消費者の間にも広まっていきました。
 60年代半ばにはNBAのプロ選手の9割が、そしてバスケットボールシューズ市場全体でもなんと8割が「キャンバス・オールスター」によって占められていたというデータが残っています。

 しかし、1968年のメキシコオリンピックには、アディダスがレザー製のバスケットボールシューズを発表しました。そこでこれに対抗しコンバースは翌1969年「レザー・オールスター(通称ジャックスター)」をリリース。これを期に時代はレザー製のバスケットボールシューズへと切り替わってゆきました。

 けれどコンバースの「キャンバス・オールスター」の人気は以前衰えることはなく、「ウエストサイドストーリー」など数多くの名画の中でスタイリッシュに履きこなされ、若者たちの憧れのアイテムとして世界中で愛される存在となりました。
  またこの60年代後半には、メジャーリーガー「ルー・ブロック」のためのシグネチャーモデルや「ジミー・コナーズ」「クリス・エバード」といったテニス界のスーパースター達のシューズなど数多くの傑作を生み出しています。
 
 1972年に「B.F.グドリッチ社」のフットウエア部門を買収し、名作コートシューズ「ジャック・バーセル」を発表。
1974年には、「レザー・オールスター」の2本ラインを排除し、サイドに星が一つだけのシンプルなデザインは「ワン・スター」と呼ばれています。
 1975年 NBAの大スター「ジュリアス・アービング」と契約し、翌年「オールスター・プロフェッショナル・バスケットボール・シューズ(通称プロレザー)」(ドクターJモデル)を発表した。その後「ワールドクラス・トレーナー」や「スター・ファイヤー」など数々の名作を生み出している。

 1981年コンバース社内に「生物力学研究所」を設立。
 1984年のロサンゼルスオリンピックでオフィシャルシューズスポンサーとなったコンバースは、ハイテクバスケットボールシューズのさきがけ「スターテック」を各国チームに提供し、マイケル・ジョーダンも履いている。
更に1986年にはそのテクノロジーを進化させた銘品「ウエポン」を発表。NBAを代表する大スター「ラリー・バード」と「マジック・ジョンソン」をブランドキャラクターに起用し、世界で100万足以上が売れる大ヒットを記録しました。
 

 1980年代の「キャンバス・オールスター」はよりファッショナブルになり、カモフラ柄やアニマルプリント、ラメ素材など多種多様なモデルがリリースされた。
 1989年の「エナジーウエーブ」、更に92年の「リアクト」と画期的な衝撃吸収システムを立て続けに発表して、 NBAプレイヤー ラリー・ジョンソンやケビン・ジョンソンが着用しました。
 1996年「キャンバス・オールスター」の伝統を受け継ぎながら最新のテクノロジーを搭載したモデル「オールスター2000」が世界同時発売されました。 その伝統的デティールとハイテクとの融合はその名のとおり20世紀最後を飾るにふさわしい1足でした。
 また1997年にはあのNBAの暴れん坊「デニム・ロッドマン」と契約。彼の髪の色や刺青などからインスピレートされたアグレッシヴなデザインのシグネチャーモデルが話題となりました。

 21世紀に入りコンバースはあのナイキの傘下に加わりましたが、コンバース独自の伝統的スタイルはそのままにナイキの優れたマーケティング技術を得ることでコンバースの人気は更に増しています。
 日本でも「コンバース・ジャパン」の設立に伴い、日本独自企画の商品開発を強化し、注目を集めている。特に日本での「オールスター」人気はとどまることをしらず、その種類の多さは世界一といわれています。

 
 
 そして2008年、コンバースは創業100周年を迎え、その記念の100周年記念モデルは大きな話題となっています。 

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