抗癌剤投与
HOMEへ


12月1日(術後13日)  抗癌剤投与

抗癌剤 AC療法(アドリアマイシン+シクロフォスファミド)
副作用として、吐き気・完全脱毛・口内炎・膀胱炎白血球・血小板の減少

投薬の朝、吐き気止めの飲み薬と点滴を受ける 
点滴に注射器で赤い薬を注入 入れたとたん全身がビリビリした。点滴は40分ほどで終了
3時間を経過した頃より軽いムカムカ、頭がボーっとしてくる
一人でいるのが怖い…気を紛らわすため歌を歌っていた
時間経過と共に吐き気が強くなる
頭の向きを変えただけでも、吐いてしまう 
想像以上の副作用。泣きたくても泣く気力もない
私は副作用が強く出てしまうタイプだといわれた
体調が回復したのは一週間後 
生きることを諦めてしまいそうな日々



12月3日(術後15日)

ウトウト眠っては、吐き気で起きる
食事はまったく食べられない
水やお茶を飲んでもすぐな吐いてしまうので、点滴が始まってしまった
初めて母に「病院へきてほしい」と電話をかけた
母には子供を見てもらっているし、辛い顔を見せたくなくて
電話ではいつも元気に振舞っていた
でも、抗癌剤で弱気になった私は、どうしても母に会いたかった。助けて… 母の顔を見て泣いた
母も泣いていた  また、泣かせてしまった
この一回目で、完全に自信をなくしてしまった
看護士さん、主人、母、先生  部屋に来る人を捕まえては、次は絶対にやらない!と訴えた


12月6日(術後18日)
初めてのシャワー
全身を映す鏡で、傷を見た
お腹は デコボコ  おへそはデベソ  胸は緑色
キズダラケ…サイボーグミタイ…
仕方ない    です
午後 外出許可が出たので、両親・子供たちと久しぶりの外へ
子供たちの小さな手をしっかりつなぐ
生きていかなきゃ  
早く家に帰りたかった



12月7日(術後19日)

先生と話し合い
私の乳がんは、エストロゲンという女性ホルモンを栄養にして、大きくなってしまう
そのため、ホルモン療法も考えられる
しかし、年齢的なことを考えると抗癌剤を頑張って欲しい
もう一度チャレンジして、どうしてもダメだったら
違う方法を考えよう  先生はそう言った
私のために
家族のために
私を支えてくれるみんなのために
もう一度、頑張ろう
二回目からは通院での抗癌剤投与になった

12月9日(術後21日)

退院!!
入院中、先生は朝夕様子を見に来てくれた。
休日でも夕方には必ず「どうだい?」と声をかけに来てくれた。
とても心強かった。ありがとうございました  
そして、主人も。
仕事の合間に毎日お見舞いに来てくれた
本当に、ありがとう
これからもよろしくお願いします
遠くからお見舞いに駆けつけてくれた友人
両親、おばあちゃん、姉妹、子供たち
わたしは、たくさんの人に支えられて 生きています
はじめに

しこり発見

病院へ

入院まで

手術

生存率

抗癌剤投与

抗癌剤・放射線

脱毛のこと

Home


HOME  次ヘ