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80mkII愛友会 別館

2017/06/03(土) サイト更新 - FM音源でシンセ気分

お知らせ
本日の更新は「FM音源でシンセ気分(PCマガジン)」の動作情報です。

「PCミュージック」特集の一つとして掲載された解説記事で,今回動作確認したのは本記事で使われた9本のサンプルプログラムとなります。


今回のプログラムは全てPC-8801mkIISR/8001mkIISR共用となっております。
POPCOMに掲載された88/80リスト共用の音楽プログラムでは,88SRをベースに80mkII/SRへの変更点を記載するという形式でしたが,こちらは全く同一のリストを使用していました。
88/80で動作が違う場合は,80SRでは変数名を2文字までしか認識しないという仕様を使い,以下のようなコードで判別して個別処理を行っています。
M88=1:IF M8=0 THEN '88SR固有の処理
他では見たことのない処理方法です。


本記事の著者は,テグザーなどの開発でも有名な五代響氏(@hgodai)です。
五代氏は本記事の他にも,Oh!PC 1985/08の特集「真夏の夜のパソコンサウンド」にて「SRオンリー PCにもフルサウンド・ゲームを!」というFM音源解説記事も執筆しております。
FM音源は強力な機能であると同時に使いこなしも難しいので,五代氏のような開発経験を持った人物は貴重な存在だったのでしょう。

五代氏はテグザー以降も様々なソフトを開発してきましたが,先日はゲームアーツの88用最終作である「HARAKIRI」の続編「HARAKIRI - BUSHIDO SHOWDOWN」を発表されました。
「HARAKIRI」と言えば,日本史をベースとした珍妙な世界観を持つ怪作というイメージが強いです。
PROJECT EGGでも配信されてますし,書籍「蘇るPC-8801伝説 永久保存版」にも収録されていたので,88ユーザ以外の人でも遊んだ方は結構居るのではないかと思います。
他に無い独自の雰囲気を持ったゲームでありながら今まで続編/リメイクの類いは出ていなかったので,本作が好きだった方には嬉しいニュースでしょう。
公式Twitter(@bushidoshowdown)にて情報を配信しておりますので,興味のある方はご覧になってください。

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