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にっぽん丸ツアーに参加しました。「コース16.世界遺産候補 佐渡金山半日観光」です。にっぽん丸~史跡佐渡金山~尾畑酒造~にっぽん丸のコースです。
 
 11号車に乗って出発。今日も青空です。車窓から真野湾の向こうに大佐渡山地が望めます。最高峰は金北山(1,172m)です。1時間ほどで史跡佐渡金山に着きました。車窓から江戸初期の露頭手掘り跡の「道遊の割戸」や日本最大の露頭堀跡の「青盤脈採掘跡」を見学して公道の見学に向かいます。
佐渡金山 佐渡金山はいくつかの観光コースがありますが、今回は江戸金山絵巻コース宗太夫坑の見学をしました。
 
 地下の坑道に入ると佐渡金山の説明があります。坑道には人形を置いて当時の様子を再現しています。最初のÅ坑道とB坑道は、地中からの湧き水を排水する水上輪を使っているところです。樋引人足というそうです。
 続いて、D坑道、E坑道、F坑道,G坑道,H坑道,I坑道、K坑道,M坑道と山留大工、穿子(ほりこ)、水替人足、金穿大工(かなほりだいく)=採鉱夫などの様子を展示しています。最後のP坑道では、「やわらぎ」という金山独自の神事の様子を展示していました。なかなか見ごたえのある展示でした。
 
 坑道を出ると引き続き鉱山資料館になります。坑道内以外の金山や街の様子をジオラマで展示し、また本物の金鉱や錦、大判などを展示しています。売店の品揃えも金に関するものが沢山ありました。
 
 「国指定史跡宗太夫坑」とあるのは昔の坑道の入口です。40年ほど前に出入口が道路際だと危ないということで、現在のような導入トンネルが造られたそうです。出口が施設の正門でした。立派です。入場券も金色でキラキラしていました。45分ほどの見学時間でした。
 
 バスの車窓から相川の街中を観光しました。一つは復元した「佐渡奉行所跡」です。国の史跡になっています。もう一つは「北沢浮遊選鉱場跡」です。東洋一を誇った鉱石の選別所ですが、ジブリの天空の城ラピュタに似ているということで人気スポットになっているそうです。
 帰路に、朱鷺が見えるかもしれないと田園地帯を通ってくれました。本当に運が良くかなり遠くにですが朱鷺を見ることができました。感激です。
 
 佐渡金山から40分ほどで真野新町の小畑酒造に寄りました。日本酒の試飲があってついつい1本買ってしまいました。再びバスの車窓から、徐行しながら案内があったのが人面石です。高さ10mほどの奇岩で真野湾をバックにした記念奢侈スポットとして人気があるそうです。13時15分帰港の予定でしたがだいぶ遅くなって13時50分に小木港に戻りました。
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