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にっぽん丸ツアーに参加しました。「コース05.対馬絶景と歴史探訪の旅」です。にっぽん丸~万関橋(車窓)~和多都美神社~烏帽子展望所~志まもと(昼食)~観光情報館ふれあい処つしま~対馬博物館~金石城跡~にっぽん丸のコースです。
 大船越橋を渡ります。橋の下は、寛文12年に西岸と東岸を結ぶために開削された運河で、大船越瀬戸といいます。開削以前は船を陸にあげて越えたことからの地名で、小船越という地名もあります。  1時間ほどで和多都美神社に着きました。「海彦山彦」の伝説で知られる彦火々出見尊(ほほひこでみのみこと)と豊玉姫命が祀られていて竜宮伝説の地でもあるそうです。
 神社のあるところは「夫姫(おとひめ)山」といい、別名「海龍山」ともいうそうです。山全体が大綿津見命の御神体とも伝えられているそうです。  変わった鳥居がありました。「磯良恵比須」と書かれていて、うろこ状の亀裂のある岩が御神体なっているようです。拝殿脇にもう一つの三柱鳥居があります。
 本殿正面には五つの鳥居があり、そのうち二つは海中にあります。そのうちの平成の大鳥居と呼ばれる鳥居が令和2年の台風10号で倒壊し、クラウドファンディングで再建されました。以前の鳥居の上部を残していました。  拝殿です。左の松の木は、根が神殿の奥の方にまっすぐ伸びていて一般的には根上がり松といわれますが、ここでは「龍松(たてまつ)」というそうです。
 和多都美神社から10分ほどで烏帽子岳展望所に着きました。烏帽子岳(176m)は浅茅湾(あそうわん)の北岸にあって、階段を10分ほど登ると360度の展望が開けます。
 東の展望です。  南の展望です。
 西の展望です。  北の展望です。彼方に島影が見えました。韓国の島だそうです。
 浅茅湾の更に向こうに日本海が見えました。感激!  帰り道、車窓からの芦浦の眺めです。
 バスの車窓から万関橋の眺めです。橋の下は万関瀬戸と呼ばれる運河で、明治34年に日本海軍によって浅茅湾と三浦湾の間に開削されたものだそうです。ここから北が上島、南が下島です。日露戦争前夜です。
 烏帽子岳展望所から1時間ほどで厳原の街に戻り、日本料理志まもとで昼食です。魚の美味しい料理でした。食後に観光情報館ふれあい処つしまを覗いて、向かいのショッピングモールティアラの中にあるつしま図書館をちょっと覗いてきました。次に、対馬博物館の見学です。対馬博物館は、長崎県と対馬市が共同で令和4年に開館したものです。対馬藩主だった宗氏の「宗家文庫」8万点を中心とする資料を収蔵しています。朝鮮通信使に関する展示が良かったです。25分ほどの短い時間の見学でした。
 博物館のすぐ裏が金石城跡です。16世紀に宗氏の居館として建てられ、その後整備が進んで対馬治世の中心となったそうです。櫓門は、平成2年に復元されたものです。後方の山は清水山城跡です。時間が押して、15分ほどの見学で、国の名勝に指定されている旧金石城庭園も見ることができませんでした。残念!
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