フィヨルドランドニュージーランド最大の国立公園を有するフィヨルドランド地方には豊かな原生林や氷河の侵食で形成された迫力ある地形が広がっています。フィヨルドランド国立公園は、世界遺産テ・ワヒポウナムの一部ともなっています。この地方には数々の人気トレッキングコースがあります。「世界で最も美しい散歩道」と称されるミルフォード・トラックは、快適な山小屋に宿泊する3泊4日の行程で、澄み切った川、鬱蒼とした原生林、迫力満点の滝など変化に富んだ美景の中を歩くことができます。ハイカーにはルートバーン・トラックも人気です。全長32kmのコースを縦走するには2泊3日が必要ですが、その一部を半日から1日程度かけて歩くガイド付きウォーキングツアーもあり、山歩き初心者にはこちらがおすすめです。このほか、クルーズや遊覧飛行で切り立ったフィヨルド地形が見られるミルフォード・サウンドや静寂に包まれたダウトフル・サウンドも大きな見どころです。」(ニュージーランド政府観光局HPから)
船上からの観光です。
9時。船はまずダスキーサウンドに到着しました。ダスキーサウンドは、全長40km、最も広い地点で幅8kmもあるフィヨルドランドで最も複雑に入り組んだ、最大級のフィヨルドだそうです。1773年にキャプテン・クックが発見し、その雰囲気から「ダスキー・ベイ(薄暗い入り江)」と名付けたそうです。
徐々に入江の奥へ進んでいきます。 30分ほど進むと、船の水切り波以外まったくない静かな海面に出ました。
ベランダから船の後方と前方を写しました。鏡のような水面に船の波紋と後方には煙をたなびかせて、とても幻想的な景色でした。あまりの美しさに言葉をなくしました。
船尾からの眺めです。 ブレークシーサウンドに入ってきました。
船の煙がなんだか大気汚染をしているようです。 タスマン海に出てきました。
11時45分。船は次にダウトフルサウンドに到着しました。全長40km水深421mのダウトフル・サウンドは、ニュージーランドでは最も深く、そして2番目に長いフィヨルドだそうです。初めキャプテン・クックによって、ダウトフル・ハーバー(疑わしい湾)と名付けられたそうで、狭くて安全に航行できそうもないと考えたクックは、この入り江の中には入っていかなかったとのことです。
12時、ダウトフルサウンドに入ってきました。前方には高い山々が連なって見えます。振り返ると、フィヨルドの入り口が遠くに見えます。
雪の山が見えました。名前はわかりません。 ダスキーサウンドと違い、小さな観光船が見られました。
ダウトフルサウンドからトンプソンサウンドに入っていきます。
両岸は切り立った崖で、あちこちに滝も見られました。
左がディーズ湾というあたりでしょうか? 12時42分、タスマン海が見えてきました。もう出口です。
4時。船は最後のミルフォードサウンドに到着しました。全長15kmのミルフォードサウンドは、1812年に発見した漁師のジョン・グロノ船長の故郷ウェールズのミルフォードヘーブンにちなんで名付けられたそうです。主な見どころは、氷河の侵食作用でほぼ垂直に削られた周囲の険しい山々と、崖の上の原生林の縁から勢いよく流れ落ちてくる滝、そしてオットセイやイルカなどの野生動物との出会いだそうです。残念ながら、野生動物との出会いはありませんでした。
ミルフォードサウンドは、絶壁がいきなり海から立ち上がっていて、それが幾重にも重なりすばらしい光景でした。 右側からマイターピークが張り出して狭くなっています。
さすがに有名観光地です。色々な船が見られます。
ミルフォードサウンドは、年間雨量が多く一年の大体200日以上が雨が降るとも言われる豪雨地帯なのに、この晴天でした。 ボーエン滝が見えてきました。もうすぐ最奥部です。
セスナやヘリコプターの観光もありました。 ボーエン滝です。160m位あるそうです。 約1時間で最奥部に到着です。正面の船乗り場から、たくさんの観光船が発着しているそうです。空港もあります。
船はここで向きを変えて戻ります。後ろ側の景色です。 ベンブローク山方面です。
タスマン海に出てから、フィヨルドランドを振り返りました。左側の切れ目が、ミルフォードサウンドです。さすが、このクルーズのハイライトです。これだけでも来た甲斐がありました。感激しました。
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