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BGMは、一高第27回記念祭寮歌「櫻眞白く」。青春の湧き立つ情熱を高らかに歌った寮歌である。
大正11年、山梨県・山高の神代桜、岐阜県・根尾谷の淡墨桜、福島県・三春の滝桜、静岡県・狩宿の下馬桜、埼玉県・石戸の蒲桜の五本の桜が国の天然記念物に指定されました。この5名木を日本五大桜といいます(特に、神代桜、淡墨桜、滝桜を日本三大桜ということがあります)。 |
山高神代桜 |
景行天皇の皇子日本武尊がご東征の折り、この地を訪れてお手植えされたといわれ、日本最長寿の桜。最近では根元は朽ちて往時の姿を偲ぶよしもないが、すでにヒコ生に花が咲き,いわば代替わり中です。彼岸桜の一種でエドヒガン。 |
根尾谷淡墨桜 |
継体天皇が村人に世話になったお礼に 身の代と遺す桜は薄墨よ 千代に其の名を栄盛へ止むる と詠んで、お手植えになった桜とつたえられています。 蕾は淡紅、満開時は白、散り際に薄墨色を帯びる彼岸桜で古くから「淡墨桜」と呼ばれています。 山高神代桜に次ぐ日本第二の老樹とされています。 |
三春滝桜 |
紅枝垂れ桜の巨樹で、花が盛りとなったときは10m近い花糸が数十条も垂れ下がる。 あたかもしぶきを上げてなだれ落ちる滝の如くであるところから「滝桜」と命名されたといわれています。 |
狩宿下馬桜 |
源頼朝が富士の巻狩りの際に陣屋を設けたところと伝えられ、別名「駒止めの桜」ともいわれています。徳川15代将軍慶喜は、 あわれその駒のみならず見る人の 心をつなぐ山桜かな と詠んでいます。 この桜は,赤芽のシロヤマザクラ。 |
石戸蒲桜 |
源頼朝の弟蒲冠者範頼が石戸に来た時についてきた杖が根付いたのがこの桜で、蒲冠者の名にちなんで「蒲桜」という。 往時の雄姿は見る影もなく、哀れをそそる。品種はエドヒガンザクラとヤマザウクラの交配種とされています。 |