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こちらは中山星香さんの「花冠の竜の国」とその他のFT作品です。
●花冠の竜の国/中山星香(著)・秋田書店・秋田文庫
 現代の英国に住むリゾレットが、ある日突然ライトルーアの咲く国ギルディリエックに!異世界ファンタジー物。
1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
6巻 7巻

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●花冠・二次創作SS
 憂いの銀の竜
 ※エスターの独り語りSSです。前のは封印したいぐらいヘタレていたので改訂版に。
   彼は寡黙だからこそカッコいいのだと再認識すると同時に、喋らせるのも難しいのだと実感した作品です。
 浅い眠り
 ※お年賀のお返しに書きました。竜達からの贈り物のプロローグっぽい感じ?でしょうか。
   個人的にましろの月をもじって真っ黒の月と呼んでます。・・・暗いので(笑) リズが変な顔してます。 
 竜達からの贈り物(1) (2)
 ※久しぶりに花冠を一気読みした私が、その余韻にひたって書いた連載もどきです。
   亀のようにのんびりと書いています。

●その他のFT物。

個人的に「銀青色(フェアリーブルー)」や「月魂の騎士」は本格FT好きの方に人気があるように思えます。
「7番目の少年」は「空の迷宮」に出てくるアーサーロビンZの修行時代、学び舎での物語です。

「アンリ・ランディの銀の鳥」に収録されている「ファンタムーシュ」や続編の「フィンローダー」、「はい どうぞ!」等には、「空の迷宮」とはパラレル関係(ハイファンタジーではなくFTコメディの世界)にあるアーサーロビンZやアルディア姫が出てきます。
花冠のエスター王子は銀青色のリン皇女を置き換えて作られたという話もありますし、なにやら自作パロの趣?個人的には手塚治虫氏のスターシステムに似ているような気もしています。
パラレル(FTコメディの世界)にはどうやらエクタさんが付き物のようで、必ずといっていいほど出てきます。
公式の喫茶店(Wingtip)で星香さんはエクタさんの本名「F.V.エクタクローム」を名乗っておられますし、エクタさんにはなにか思い入れでもあるのでしょうか?個人的には興味深いところです。

同じく「アンリ・ランディの銀の鳥」収録の「緑の騎士」。このアーサーロビンZはいつ頃の話でしょう。
シリアスFTホラーを目指した作品とのことですが、私は結構好きなお話です。
「ファンタムーシュ」や「空の迷宮」「妖精国の騎士」などは、その世界の地図も作成されていたりしてリアリティが高まります。
お話と共に地図を追っていくのもなかなか楽しい作業です。
白魔法の呪文の時などに使われている、ルーン文字キアスなどもFT好きの心をくすぐります。
銀青色の伝説 月魂の騎士 アンリ・ランディ 7番目の少年 はい どうぞ!

FTコミックの部屋
紫堂恭子作品
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