ハシゴを上って2階デッキに集まり、ガイドのJorge(ホルヘ)が、午後の日程の説明をする。午後のツアーは2時出発。
ということで、船が移動している間は、1階食堂へ行き、サンドイッチとフルーツのランチ。
それから、再び2階デッキでくつろぐ。
とりあえず、風にあたっていれば、船酔いは軽減される。今のところ、まだ平気。
同様の小型クルーズ船が、2〜3隻同方向へ走っているのが見える。
その後、行く先々でいっしょになってたんで、同日程を組んでいた別会社ツアーの船なのだろう。
船は、乗船した場所からそう遠くないサンタ・クルス島(Isla Santa Cruz)北側の
バチャス・ビーチ(Playas Bachas)へと着いた。
海岸の近くで船は停泊して、ボートに乗り換えて行く。
このとき、船着き場がないビーチから上陸する場合は、足が濡れてもいいように短パン(または水着)にサンダルでの
ウェット・ランディング(Wet Landing)になる。
左写真はバチャス・ビーチの写真。砂浜の白色から水平線の群青色へブルーグラデーションがキレイ。
そのまま空のブルーへ溶け込んでいる・・・って、逆だっけ?
空のブルーが、海へ溶け込んでいる??
とにかく、こういう景色見ていたら、宇宙から見た地球が青いというのが実感できる。
早速、夢にまで見たウミイグアナのお出迎え。
波打ち際で、気持ちよさそうに日光浴している姿を見ていると、心の奥底から癒される感じ。やっぱ、カワイイ!!
って、大半の人が「えーっ?」って言うかもしれないけど、よく見れば愛嬌ある顔しているでしょ??
もちろん、イグアナからはある程度の距離を置かなくちゃいけないけど、それでも2mも離れていなかった。
今では、人が危害を加えることがないって知っているのか、お構いなしでくつろいでいる。
なんかウレシイ。信頼関係できているってゆーか、共存できているってゆーか・・・私にとって理想郷って感じ。
みんなでビーチを散策。Jorgeがなんか説明していたようだけど・・・うーむ、覚えてないなぁ〜。
相変わらず、肝心なとこで役立たずってやつですねぇ・・・。
岩場には、ウミイグアナはもちろん、ガラパゴスレッドクラブ、
ペリカンはじめ、他の鳥類も見ることができた。
白い砂浜には、空へと登っていくかのようなウミガメの足跡も続いていた。
その足跡を追って砂浜を登ると緑の大地が広がる。ここからは、ウミガメの足跡は緑の大地へと続いていた。(右写真)
空に目をやると、黒い体に真っ赤なノド袋を持つグンカンドリが優雅に舞っていた。
ビーチ散策のあとは、フリータイム。
海で泳ぐもよし、日光浴もよし、ビーチ散策もよし・・・ってこれくらい?
私はウミイグアナの傍で日光浴し、海にちょびっと浸かり、髪を結んでいたゴムがないことに気づいて、捜索(?)のため
ビーチを歩き回り・・・充実していた?
それにしても、ゴムが見つけられなかったのが心残り。ウミイグアナやウミガメや水鳥などが、間違って口にしないかしら?
って気になって・・・。
緑の大地の手前には、浅い湖と言うか、水溜り (?) が一部分だけ広がっていた。 水鳥たちが遊んでいるのをしばし眺めていたんだけど、海の傍と言わなければ、砂漠のオアシスって感じ? | 日光浴ではなくて、木陰でくつろいでいたウミイグアナ。 添い寝でもしたい気分だったけど、お邪魔かな?それでもしばし、傍で眺めてさせていただきました。 で、満面の笑み (?) の私・・・。 | ウミイグアナが泳ぐ海で一緒に泳げるなんて最高!って言いたいところなんだけど、 もっぱら泳げない私は浸かるだけ。こんなキレイな海だといつも泳げそうな気分になるんだけど・・・泳げたためしがない。 |
船は、サンタ・クルス島(Isla Santa Cruz)西側そばに位置するちっちゃな島、 プラサス島(Isla Plazas)沖合いへ着く。 船が移動しているときは大丈夫だったのに、停泊すると船酔いの気が・・・。 と、そこへ1隻のボートが近づいてきた・・・続きは下写真で。
船のスタッフとともに3日分ぐらいの食料が運ばれてきたみたい。たくさんの卵、スイカも・・・。 | そのボートのあとに漂う黄色い物体・・・なに?ってよく見るとバナナ。なんでバナナが漂っているの? | そのバナナの行方は? ・・・救出 (?) されて、我が船の2階デッキに吊り下げられた。 |
もちろん、最後は私らのお腹の中へと・・・ |
食後は2階デッキでウェルカムパーティということで、とりあえず、外の風に当たりたいがゆえ向かう。
とはいえ、イスに座り込んだまま、ぐったり。
スタッフの紹介のあと、ウェルカムドリンクで乾杯って、うまそうなんだけど、気分悪すぎて飲・飲めないぃぃ〜!
ぐやし〜!結局、気がついたら客のほとんどは船酔いで部屋に帰ってて、元気そうなのはHeiちゃんとTomikoさんぐらい?
私も部屋へ帰って休みたいとこだけど、外の空気に触れているほうがまだ楽。
Heiちゃんに「私デッキで寝たいんだけど、いいかどうか聞いてくれる?」とガイドのJorgeに聞いてもらう。
Jorgeは「どうぞどうぞ」ってな感じ。よかった。
と、Tomikoさんが「私も一緒にデッキで寝るわ。こういうとこで寝てみたかったの!」うーむ、さすがTomikoさん。
冒険心好奇心旺盛な方だ。
二人して部屋へ戻り、毛布と枕を持って再び2階デッキに上り、毛布に包まる。
「この状態で明日から大丈夫かいな?」と心配しつつも、星を眺めながら眠りに就いた。