エクアドル


2003年4月 3日〜4月15日

エクアドル
【グアヤキル 〜ガラパゴス諸島 〜グアヤキル 〜オタバロ 〜キ ト】


グアヤキル  ・   ガラパゴス諸島  ・   オタバロ  ・   キ ト


はじめに

ガラパゴスウミイグアナ
グアヤキルのカテドラル オタバロの少女たち 赤道記念碑

 今回、エクアドルへと行くことになったのは、以前から仲がいい友達Hei&Kayoの結婚式に出席するため。 友達の結婚式に日本の裏側まで行く私も私だけど、以前からHeiちゃんには「ガラパゴスへ行きたいから、 そのときはよろしく!」と言ってました。
4月4日にHeiちゃんの実家があるグアヤキルの教会で式を挙げ、その後、ガラパゴス諸島へ4泊5日の新婚旅行(船旅)。 二人の結婚式にも出席できるし、ガラパゴス諸島にも一緒に行ける一石二鳥のエクアドルの旅となりました。
ちなみにガラパゴス諸島へは、Hei&Kayoの他、結婚式出席のために来たMasaeさん(Kayoちゃんママ)、 Tomikoさん(Kayoちゃん義理姉のママ)と5人だったんで、"おじゃま虫"というわけではありませぬ・・・たぶん。

 エクアドル編の概要です。

グアヤキル編
 お二人の結婚式&パーティ模様(エクアドル式)UP。式やパーティの準備は家族総出?

ガラパゴス諸島編
 ガラパゴス諸島と言えば『ダーウィンの進化論』で有名。 動物が好きな人、自然が好きな人なら、興味ある場所のひとつだと思われますが・・・? 私は特にイグアナ系が大好きなんで、"憧れの地"と化してました。
実は、イグアナに囲まれて、 イグアナとともに日光浴(太陽に向かってたたずむ)・・・って、ひそかな(?)夢を持ってました。 果たして、この夢叶えられたでしょうか・・・?
ほか、アシカ、鳥たち(海鳥、フィンチ・・・)、カニ、ゾウガメの写真もUP。 小さな船での生活もなかなかのものでした。

オタバロ編
 グアヤキルからキトへ出発する際、Sueoさん(Heiちゃんパパ)にススメられ、急きょ向かったオタバロ。 インディヘナ(先住民)の村で、土曜市で有名。たまたま入った小さなホテルでのオモロイ出来事とは・・・?

キト編
 エクアドルへ行ったら、どうしてもやりたいこと・・・いや、やらなければならないことと言うのが私の中にありまして・・・。
エクアドル』とは、日本語で言えば『赤道』のこと。 そう、スペイン語で『赤道』と言う名の国であるからにして、この国には赤道が通っているのです。 で、赤道をまたぎたくなるのは、人間当然の心理・・・。
日本語では"赤い道"だけど、エクアドルのは"赤い道"ではなかった・・・はて?


 "エクアドルツアー"として、Hei&Kayo、Masaeさん、Tomikoさんとともに3月末からいっしょに出発したかったけど、 3月は年度末ということで、我が家は大忙し。いっしょに行くのはムリだった。 4月2日までなんとか仕事を片付け、結婚式にギリギリ間に合う4月3日に私一人で出発ということに・・・。

 今回、エクアドル行きに便乗して、グアテマラ、コスタ・リカへも行こうと計画したのだけど、 私がよく利用しているアメリカンエアラインも、彼らが今回利用したコンチネンタルエアラインも格安航空券の4月からの分が1ヶ月Fixしかなく、 3ヶ月Fixというのが出てなかった。
いつも利用する旅行会社H.I.S(熊本支店)も、中南米系に詳しいスタッフがいなく、どうしようかと悩んでいたとき、 ガイドブックで目にした南米パック(ブラジル旅行社)にインターネットで問い合わせてみた。

 なんと、コンチネンタルエアラインが2ヶ月Fixというのを出していた。 おまけに、ヒューストン経由で中南米内だったら、到着地と出発地の国が違っていてもOKという。
とりあえず、成田〜米国ヒューストン〜エクアドル・グアヤキル・・・コスタ・リカ〜米国ヒューストン〜成田 で6月2日に帰ってくることにした。
格安航空券は安いのが売りだけど、飛行機の 日時変更は一切できないという制限付きゆえ、乗り遅れなどはかえってイタイ出費となりうることもある。 心得ておきましょう!

 それはそうと、エクアドル入国の際は、出国のチケットがないとダメだということに・・・。 エクアドルにどのくらいいるかわかんなかったんで、どうしようかと再び悩む。
旅行会社からとりあえず、一番安いパナマ行きのチケットを取っておいて、エクアドル入国後にキャンセルすれば、 キャンセル料が2万円ほどで済むからとのご提案をいただく。が、キャンセル料を取られるより、どーせグアテマラへ行くのなら、 最初からグアテマラ行きを取ってたほうが楽は楽。
約2週間滞在ということにして、4月15日にグアテマラ行きのチケットを取ってもらった。

 しかし、ここでも問題が・・・。グアヤキルからグアテマラ直行便というのはなく、パナマ経由でグアテマラへ行くしかない。 15日に出発してパナマで乗り継いで、グアテマラ着となると夜10時。それからホテルを探しての夜の移動はそら恐ろしい。
昼間にグアテマラに着く便にしてほしいということで、パナマ泊まり(ストップオーバー)で翌日グアテマラ昼着便を取ってもらう。 さすが中南米に強い旅行会社。現地移動には詳しい。

 で、ようやっと、チケット手配が完了したのは、出発2週間前・・・。 チケットが送られてきたのはほんの2〜3日前だったよーな。
ちなみに金額はというと、 コンチネンタルエアライン2ヶ月Fix:成田〜中南米往復 \115,000、 コパエアライン:グアヤキル〜パナマ〜グアテマラシティ \41,000(パナマでのストップオーバー\7,500含)、 ANA:福岡〜成田往復 \30,000、 USA税 \4,600+保安料 \660、 成田空港使用料 \2,040、 航空保険料 \1,200、 計 \194,500
中南米内移動(コパエアライン)がなければ、15万円ちょっとで中南米往復できるって安いでしょ? 1ヶ月Fixだともっと安いけど・・・。ついでに言うなら、関東地方の人は12万円ちょっとで行ける。

 4月3日の早朝5時半に我が家を出発。7時半過ぎに熊本の兄の家へ着き、8時ごろの高速バスで 福岡空港へ。福岡11:10発羽田12:45着。バスで成田国際空港へ到着したのは14:00過ぎ。
我が家〜熊本〜福岡〜羽田〜成田とすでに乗り継ぎ4回!まぁ、いつものことだけど・・・。
そのままチェックインして、とりあえず10万円分両替。 ちょうど、イラク戦争が始まっていたので、チェックはいつにも増して時間をかけていた。 16:55に成田出発。

 実は、先発隊の"エクアドルツアー"の皆様、成田から一旦ヒューストンへと飛び立とうと滑走路まで出たものの、 故障のためすぐに引き返し、結局成田で1泊し、1日遅れでエクアドルへ着いていた。
もし私が、1日遅れで着いてしまうようなことがあれば、結婚式に間に合わないうえに、迎えにきてくれる人もいなくなるという 事態に陥ってしまう・・・が、心配御無用!だった。なんなく、約11時間後の現地時間3日13:30ごろに米国ヒューストンへ無事到着。

 入国審査後、荷物を受け取り税関審査を受け、再び荷物を預け、チェックインカウンターへ。
その後、手荷物検査を受けると、スタッフの女性に呼ばれてバックの中身を調べられる。 そこで、化粧道具のポーチに入っていた"眉切りハサミ"が問題になる。刃先が2cmもないんだけど、先端が尖っていることから、 機内持ち込みが出来ないということに・・・。
スタッフの女性に再び、チェックインカウンターへ連れて行かれ、眉切りハサミを処分するか、預けるかの選択を迫られる。 使い慣れたものだし、預けることにした。が、スタッフの女性が「預けるの?」とちょっとけげんな顔。
それもそのはず。彼女は30cm四方ぐらいのダンボール箱を持ってきて、コロンと眉切りハサミを投げ込み封をした。 たかが、全長10cmもないハサミなのに、なにもそんなデカイ箱に入れなくても・・・。
で、彼女いわく「日本はとりわけチェックが厳しいのに、よくこれが通ったものだわ」・・・はぁ、そうなんですか・・・。

 再び、手荷物検査に行き、チェックしなおす。同じスタッフのおじさんの前を通ると「あれ?」ってな感じで私を見る。 私はニカッと一言「再び来ました」。
16:05に離陸。とりあえず、エクアドルには予定通り着きそう・・・。

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