本日は、ボニートの街から50km南へ行ったところのプラタ川 リオ・ダ・プラタ(Recanto Ecologico Rio da Prata)
朝、8時半に
例のガイドの彼が、ガールフレンド(奥さん?) とともに迎えにきてくれた。 ロッジオーナー(?)のボロっちいカブトムシ型の車に4人乗り、出発。

エントランス  舗装されてない道を走ること約1時間、 エントランスの建物へ到着。(左写真)
ハンモック 建物の裏にまわると木々の間には、ハンモックが・・・。 気持ちよさそう・・・とゆーことで、早速くつろぐ。(右写真;ちなみに手前のハンモックで 休んでいるのは私です・・・Caro撮)

 ここで、別で来てた三姉弟と合流。5人のツアーとなった。
そして、ウェットスーツとシュノーケルとシューズを借りる。 が、大人用のウェットスーツは私にはちと大きかったんで、悲しいかな子供用にしてもらい、 ついでにライフジャケットも借りる。
洋服、靴等はガイドの彼女に預け、私たちはガイドの彼のあとをついてしばらく歩く。

プラタ川  と、目の前には、なんともきれいな川が!先日行った バイア・ボニータ(Parque Ecologico Baia Bonita) とまた川の雰囲気が違う。深さがあるのか、"クリスタルブルーグリーン"って感じの色(勝手に色を 作っちゃいました・・・)。
で、川にはこれまたデカイ何種かの魚が泳いでいる。(左写真)

 ここはシュノーケリングの到着地点のため、ここでは水に浸からない。 ジャングルの中を約30分歩いて上流へ行き、そこからここまで泳いでくる・・・ とゆーか、流れてくる。
ジャングルには、めずらしい木や、たくさんの鳥や動物がいる。 ガイドの彼は説明しながら、歩いて行く。
途中、サルや野生のブタ(イノシシ?)と出くわす。 そしてCaroや姉弟たちは、なんの動物だったか忘れたけど、近づきすぎて逆に追いかけられることに・・・ おもしろい光景だった・・・。

プラタ川  上流の川に着き(右写真)、水に入る。ここもバイア・ボニータ同様、 川底に足を着いたらいけない。 途中途中に足つき場があるんで、そこで休憩する感じ。
上流から、川の流れに身をまかせ・・・(って歌があったけど)、 穏やかな流れもあれば、急な流れもあり、障害物(木の枝)もある(まさに人生みたいなもの?)。 この障害物は、水面を飛び越えるわけにもいかず、木の枝の下をくぐっていく。 (ライフジャケットを着ていた私はガイドに沈めてもらってくぐった・・・)
深いところの水面は、氷のように冷たい水が流れてくる。
もちろん、私はずっとガイドと手をつないでのシュノーケリングでした・・・ でも、珍しい魚を指差して絶えず教えてくれるんで得したかな?

 このプラタ川には、バイア・ボニータよりたくさんの種類のでかい魚が泳いでいる。
Piraputanga(ピラプタンガ)、Dourado(ドラード)、Piau(ピアウ)、Corimba(コリンバ)・・・ そして、ラッキーなことに、Cachara(カチャラ)という バラクーダみたいな姿のナマズ? (長いヒゲがあった・・・)に遭遇できた。どの魚も悠々と泳いでいた。
川底のあちらこちらでは、水が湧きだして・・・とゆーか、元気よく(?)噴出していた。

 ガイドの彼のおかげで、無事に最初に来た場所へ到着。
川から上がり、そこで、洋服に着替える。ボニートでは人前で着替えることが多い。 生着替えってやつ?いちおう、隠すとこはパレオやタオルで隠して着替えてるんだけど・・・。
しかし、ガイド曰く、ヨーロッパから来ている女性陣はスゴイらしい。 隠すことなく堂々と全裸になって着替えているらしい。んで、 かえって、ガイドの男性陣が目のやり場がなくて、隠れてしまうらしい・・・。


 ボニートTOP




 着替え終わって、ちょっと遅めのランチタイム。
建物の裏側の軒先に食べ物が並ぶ。ビュッフェ形式だけど、やっぱり
フェイジョアーダ風ブラジル料理。 またまた甘そうなデザートが結構場所をとってる。
テーブルは、ヨーロッパ人らしき女性陣で満杯。 Caroとガイドとガイドの彼女と私の4人は、ハンモックのある木陰に座っての食事となった。 アララホール

 しばらくゆっくりしたあと、ガイドの彼が「アララホールに行こう」と誘う。
アララホール(Buraco das Araras)とは、 大きな縦穴があり、その岩壁や周辺の木々がアララ(コンゴウインコ)たちの住みかになっているらしい。
リオ・ダ・プラタから東方面に車でちょい行ったところだったと思う・・・が、 そこへ行く前にアクシデント。車のタイヤがパンクしてた。予備のに取り替え出発。

 車を降り、ちょっと歩くと「おぉっ!」というぐらいデカイ穴が。
直径100mぐらい?深さ50mぐらい?(距離的感覚がまったくないので不確かですが・・・んー、 左写真でご判断を!)、 とにかく、ストンと円形状にくり抜いたような穴。穴の上部周辺はぐるりと木々に覆われ、穴の内側は 赤い岩肌の断崖絶壁、底には深緑の湖があり、湖周辺は木々で覆われている。 なぜか湖には、どこから来たのか、ワニがいた。
そんな中、赤と青の見事な色をしたアララが飛んでいる。 なぜか原始的楽園(?)に迷い込んだ気分だった。

 それから、ホール周辺をぐるりと散策。途中途中で頭の上をバサバサと飛ぶアララとめぐり会える。
もとの場所へと帰ってきたとき、ほとんど日が沈みかけていた。 と、アララの大群がホール上を横切る(下写真右)。寝ぐらへと帰ってきたのだろう。
夕日に照らされて、なんとも美しい光景。
岩肌にとまった2羽のアララ 枝にとまったアララたち アララ大群


しかし、飛んでいるところを写すのって、とても難しい。一生懸命シャッターをきってたんで、ここだけでフィルム1本は 使ったんじゃぁ?っていうぐらい写真撮ってた。 おじいさんとオウム

 ここの駐車場傍には、小さな小屋があり、おじいさんがいた。 なんとなく味のあるおじいさんの手には、オウムが・・・(左写真)。
夕日 夕日もきれいだったので、写真を撮ろうとファインダーを覗いてシャッターを押そうとしたら、 遠くを鳥が横切っていた。なぜか押すのをやめた・・・しかーし、よーく見ると横切っていた鳥のシルエットは、 な・なんと、トゥカノ(オオハシ)!!
しまったぁー!シャッター押せばよかった・・・と思っても後の祭り。相当悔やんだのを覚えてる。 未だに悔やんでるんだけど・・・。
ちなみに右の写真はその後に撮った。 本来なら、この夕日にトゥカノのシルエットがぁ〜。

 だいぶ暗くなってきたけど、アララホールから近い町ハルディム(Jardim)へパンク修理のため向かう。
Caroが「明日もこの町に来るよ」と言った。ここからサン・パウロへのバスが出ているらしい。
ハルディムからボニートまでの帰りは、ちゃんとした(?)道路だった。高速道路までとはいかないけどきれいな 道路。

 19時過ぎにボニートに到着。ガイドの彼とは、今日でお別れ。
いやー、彼にはいろいろとひっじょーにお世話になりました!ホントやさしくていい人だった。 ボニートへ行ったときは、彼にガイドをお願いするといいかも?って、 先にも言ったけど、彼の名前・・・忘れちゃってます・・・ホント役立たずでスミマセン。 ただし、特徴のある顔であることは確か・・・これまた失礼な私・・・彼にごめんなさいです。


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