まず、ブラジルへ来てすぐのサン・パウロの空港でポン・デ・ケージョ(チーズのパン)を食べたとき、中に入ってあった。
国内線の機内食にも必ずついてきてた(Caroの分までもらってた)。
もちろん、ホテルにもCaroの家にもお店にもある。
8時半ごろ、ガイドの彼が事務所に来ていた。名前は・・・忘れてしまいました・・・。
車に乗り、ボニートの街から15〜20kmぐらい行ったところにある
ラゴ・アスル(Gruta do Lago Azul)―
青い湖の森(木立ち)―へと向かう。
再びゴロゴロした道を歩くと、森の中にポッカリと開いた穴があり、中へ入ると、まさしく
鍾乳洞!
そう言えば、鍾乳石のひとつに"仏陀"と言われる石があった。
あんまり仏陀ってよくわかんないけど、人の横顔っぽいのは確か。仏陀に似てるんだろう・・・。
鍾乳洞から出て、再び、車を置いた広場へ戻る。
で、男性の1人が、ポルトガル語で私に何か言ってる。Caroが通訳してくれた。
あと、ポルトガル語は何か話せるか?とも聞いてきた。
朝、7時頃に目覚める。8時半にガイドが迎えに来るので、それまでに朝食を済ませておかないと・・・。
朝食は、もちろんビュッフェ。5〜6種類のパン、チーズとハムが3種類ぐらいずつ。フルーツも2〜3種類。
もちろん、甘そうなケーキもあった。あと生フルーツジュース、ミルク、コーヒーなどなど。
で、各テーブルにはパンにつけるバター、フルーツジャム、パテ、そして、私の大好きな
クリームチーズ。(右写真)
毎日のように食べてたクリームチーズ。
日本で食べるクリームチーズと違って、とろ〜りまったりまろやか。
カマンベール(雪印)の中身がやわらかくなったときの舌触りに近い。
買って帰りたかったけど、チーズは税関にひっかかるんで、ラベルだけを持って帰ってきた。
チーズはごくごく一般的なプロセスチーズなのに、うますぎる!
日本に帰って、いろいろなクリームチーズを買ってるんだけど、あのとろ〜りまったりまろやかな味と舌触りに
まだ出会ってない・・・。
でも、顔はすごーく特徴的な顔。横から見れば、鼻がすっと高くて、アゴがない・・・感じぃ?
んで正面から見ると・・・何かに似てる・・・何かに似てる・・・う・うちゅうじん??ET(映画)に出てたよーな?
うっ、ひっじょーにお世話になっておきながら・・・失礼極まりない私・・・スミマセン。
ロッジ前には、カブトムシ型に近いちっちゃな車があった。
ガイドの彼はバイクで来てたので、ロッジのオーナーの車?ボロっちいけど、かわいい。
と、傍の木に、な・なんと頭が赤く尾っぽが青いアララ(コンゴウインコ)が、木の実を摘んでいた。(左写真)
ガイドいわく、街中で見られるのは珍しいそう。ラッキー!
砂利道を走り、広場に車を止める。
そこで、4〜5人の男の人達と合流。ガイドの見習い中?と聞いた。
そこから皆でしばらく上り道を歩くと、塀があり、カギを開けて塀の中へ入る。
厳重に管理されてるみたい・・・。
天井からは、つららみたいにたくさんの鍾乳石、下にはいろんな形をした鍾乳石があった。
柵とかはなく、直接触れることができるけど、そんな途方もない年月をかけてできた石に、
おこがましくってそう簡単に触れられない。
濡れてテカテカ光っている石を見てると、今だ成長し続けているんだろうなぁ〜って、
邪魔しちゃいけない気分・・・でも、でーも、人指し指の先っちょで、ちょんと触ってみた・・・。
石灰水は、ちょっとヌメっとしてたけど、なんか重みのある水って感じがした。
崩れた鍾乳石のかけらもたくさん落ちていて、かけらの一つを手に取ってみた。
肌触りはザラザラ、色は乳白色でキラキラと光って、とてもきれい。
あと模様が、どっかの大陸の地図みたいなのがあり、あーなるほどと感心したのは覚えてるけど、
はて?どこの大陸だったっけ?
そんなこんなで、穴から降りること100m。(右写真;下から見上げた外界)
そこには青い青い青い湖が・・・(左写真;フラッシュなしでスローシャッターで撮った。私にしては上出来!
拡大してみて!)
ちょうど穴のところに太陽が来た時は、湖に光が射し、また格別な味を出すそう。
この湖には、先史時代の動物の骨が沈んでいる・・・だけど、もちろん、
泳ぐこともダイビングも禁止。
大切に守られている太古の昔からの湖。
これから先、観光地として栄えだしても、このままの形で、このままの色であってほしい。
そこには、休憩所があり、タダでコーヒーが飲める・・・が、砂糖が入っていてあっま〜い!
と、さっき鍾乳洞まで一緒だったガイド見習い(?)の男性陣が、冷えたココナツの実の上部を
なたで切って、ジュースを飲み、今度は実を割って、中の白い部分を食べていた。
"ひゃー、食べたい!"と、もの欲しそうな目でもしてたのか?「食べてみる?」と白い実をくれた。
ココナッツジュースは、タイの果物屋さんでも飲んだけど、なまぬるくってイマイチだったし、割って中身を食べる
ことはしなかった。ココナッツミルク(缶)はグリーンカレーなんかでよく使うけど、実そのものは食べたことがなかった。
さっぱりとした甘さで、おまけに冷やしてあったんで、おいしい。
彼らから見れば、日本人も中国人も韓国人も皆、同じ顔に見えて、区別がつかないそうな。
で、私から見て、彼らはブラジル人だとわかるか?と・・・。
男性陣みんな同じような顔に見えるか?とも聞いてきた。
んー、だだっ広いブラジル。多民族国家じゃないけど、いろんな顔があるから、ネイティブブラジリアンって
言われても、どーゆー顔かわからないでしょ?
だから、もし彼らを日本で見かけたとして、"あっ、ブラジル人だ!"とわかる人はそういないはず。
せいぜいわかっても、"南米人"ってとこ?
"Todo bem?(トド ベン?);元気?"とか、"Gostoso.(ゴストーソ);おいしい"とか
・・・そのへんの在りきたりな言葉だったけど、
ひとこと言うたびに、「おぉーっ!」と喜んでくれてた。
そー言えば、ロッジのオーナーもポルトガル語は何か話せるか?と聞いてきて、同じような言葉を
言ったら、喜んでた・・・。