12時にボニートを発つんで、その前に街のお土産屋さんを散策。
おもしろいことに、お土産屋さんなどの小さなお店が建ち並ぶ通りには、 ぽつんぽつんと、店の前で椅子に座っている人たちを見かける。 ボーッとしている人もいれば、道行く人と話ししている人もいる。
んで、私たちが店の中に入ると誰もいなくて、後から「いらっしゃいませ」と のっそりと店に入ってくる。
どーやら、それぞれのお店の人が、店に中にいても暇らしく、 店の前に椅子を持ってきて、道行く人たちとダベって暇つぶししてるみたいだった。
なーんか、"平和でのんびりとした田舎町"というのを、肌で感じざるを得ない雰囲気?

 お土産屋さんでは、手作りの木彫りの鳥や、鳥の置物、羽根飾り、壷やカゴなどなど盛りだくさん。
なんとパンタナールで飲んだ
テレレ一式 (牛の角のコップ、銀のストロー、テレレの葉っぱ)も売ってあった。もちろん、購入。
フォトショップでは、ハガキサイズのアルバムを大2冊、小3冊も買った。すごい荷物になるんだけど、 どーしても欲しかった。だって、表紙がトゥカノやアララやヒョウのドアップ写真でかわいい。
おまけに"Brasil"と書かれているし、日本では売ってそうにないもの。 (日本ではまだハガキサイズがポピュラーじゃないせいか、ハガキサイズのアルバムって種類が少ないし、 あんましかわいくないんで・・・)

 そーいえば、街をブラつくたび、あの イギリス人家族にバッタリと会っていた・・・ てゆーか、それほど街が小さかったってこと?
あの子供たちが、私たちを見つけて、うれしそうに駆け寄ってくる姿を見るのが、これまた 楽しみだったりして・・・。

 素敵なオーナーとも別れを告げ、Jardim(ハルディム) 行きのバスターミナルまで行く。
ボニートからハルディムまでは、車で約1時間。 バス代・・・いくらだったか?はて? Jardimバスターミナル

 サン・パウロ行きのバス出発時間まで約1時間ほどあったんで、売店で調理パン( パステルのよーなもの)を買い、 ベンチで食べてると、な・なんか視線を感じる・・・と、バスターミナルをウロウロしていた黒い犬 (左写真中央)が、 もの欲しげな目で私たちを見つめてた・・・。
もの欲しげなワンちゃん ウルウルした目で「僕も食べたいよぉ〜」と訴えてる感じで、よだれもタラ〜リと流れ出しそうな雰囲気。 あげたい気分だったけど、私のは最後の一口がすでに口の中。うぅ〜ごめんよ〜。
で、Caroはそんな視線はお構いなしにひたすらパクパク食べてる。
そんな、二人(?)の光景が滑稽だったので、写真を撮ってみました(右写真;クリックすると、ワンちゃんのみが 多少アップで見れます)。

 14時半にバスは出発。サン・パウロには翌朝6時半に着く。 1時間の時差があるんで、今度は15時間のバスの旅。長丁場だぁ!
と、ハルディムを出発して1〜2時間後、バスは止まり、銃を持った警察官が乗ってくる。 パスポート(身元)チェックすると思いきや、 怪しそうな人(どんな人だぁ?)や怪しそうな荷物(どんな物だぁ?)をチェックするだけみたい。
このバス、お隣の国パラグアイから来ているらしく 、たまに(?)麻薬などなど怪しいものが運ばれてくる場合があるらしい。

 んが、その警察官、私の顔を見るなり、怖い顔して何か言ってきた。 ポルトガル語なんで、??マークの私に、Caroはプッと吹き出しそうになるのをこらえながら、代わりに 答える。警察は怖そうな顔をしたまま、去って行った。
「何なの?何だったの??何て言ったのぉ??」
警察官は怖そうな顔して、Caroは笑いをこらえてるって、全然状況把握できない。
Caroは笑いながら話した。

 彼は私に「17歳より上か?」と聞いたらしい・・・。
なぬ?17歳より上か?とわざわざ確認するあたり、私って17歳より下にも見えるってこと? だって、見た目明らかに17歳以上だったら、いくらなんでも聞かないでしょ?
30のオーダーに乗っかって早やウン年(?)。んー、まだ17歳でもいける・・・ってことぉ?? これじゃぁ、みんなから詐欺師と言われても仕方ないじゃん!
しかし、なんで"17歳"なんだろう?


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