【廃墟マニヤ File023】

Y・もあ村(茨城県)

(その2)

1989年の錆びた忍者の看板

実はこの「Y・もあ村」には、現役で営業していたとき一度遊びに行っているので、今回はその当時の写真などをまじえつつ紹介していきたいと思います。

まず、上の写真は休業後ずいぶんたってからの看板のように見えますが、まだ現役でやっていた1989年の写真です。錆具合など既に廃墟テイストが漂っていますね!

 

ダンプで入口封鎖

さて、こちらは2002年6月訪問時の写真。いまだに残っていた看板に従って進んでいくと、小型ダンプによって入口へ至る道路が封鎖されていました。車庫入れが苦手な人は運転技術を教わりたいようなすごい停め方です! 窓には土浦警察署の名で立入禁止の張り紙が……。

 

鬼笑門

畑仕事をしているおじさんに見つからないようにダンプを乗り越えて進んでいくと、茅葺きの門が登場。「鬼笑門」と書かれています。ちょっと意味を調べたのですが、わからないのですぐあきらめました。……このあきらめの良さがいいところです!?

 

入口付近

十数年ぶりにやってきました! 閉園しているので客が全然いませんが、営業中もいたわけではないので、そんなに変わっている気がしません。

 

案内看板

どんぐり迷路と忍者迷路の看板。ちなみにこの「Y・もあ村」、敷地はおよそ3万坪ある上に、山の斜面を登っていかなければならないので、見て回るのは結構たいへんです。

そもそも、ここは単なる遊園地ではなく「豊かな自然環境の中、宿泊施設を中心に様々なレクリエーションエリアが存在する」という『自然休暇村』だったようです。

 

入場券売場

「ゆう(YOU)は英語のあなた、もあ(MOI)はフランス語の私、あなたと私の心のふるさと」……オフィシャルにはこれが名前の由来となっていますが、まず最初に「ユーモア(humor)」ありきで、後は無理矢理こじつけたというのが真相でしょう。

 

入村券

探したら現役時代の入村券が出てきたのでアップしておきましょう(ちょっと斜めになってますがご容赦ください)。我ながら物持ちの良さにあきれました。

 

入口

末期にはイベントも、だいぶなくなっていたようです。


(続く)


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