【廃墟マニヤ File009】
K洞窟(群馬県)
(その5)
海底ジオラマの先はすぐに水没地域。鉄の柱(?)の手前右側がおそらく出口の洞窟と接続しているような感じです。
奥の方になにか見えるので、いろいろ調整して写真を撮ってみたところ……
奥にも恐竜を発見!
でも途中は完全に水没していてこちらから向こうへ行くのは無理そうです。
様子を探るべくライトで照らしてみた結果、この洞内は巨大な空間の中央に柱となる岩が何本か残っている構造だということが判明しました。ということで反対側から回ってみることにします。
洞窟の入口付近まで戻って、柵のすき間をくぐり反対側へ。実際に行ってみないとわからないと思いますが、営業していたときどういう順路になっていたのかちょっと不思議な構造です。いったん下まで降ろして、今は水没しているあたりで折り返させたのでしょうか?
こちらは明らかにゴミ捨て場となっている地帯の先に、1匹の恐竜が見えます。
これまた恐竜名不明。後ろの穴の向こうに見えているのは、最初に出てきたティラノサウルスです。
(ちょっと大きい写真[533×800pixel]で見たい方はここをクリック!)
中央は島になっていました。先ほどの位置からは、別の岩の柱のカゲになってこの島、うまく(?)見えないようになっていたんですね。
途中で折れてるけど首長竜的なものだったのでしょう。よく見ると、別の恐竜にのっかられてるじゃないですか。
中央の水路状になっている部分が、どうやら本来の通路だったようです。その縁の石を伝っていけば、なんとかギリギリ濡れずに向こう側まで行けそうです。
栗原氏の写真を見ると、もっと上まで水がきているので、雨の続いた後などは水中を歩かざるを得ないかもしれません。私の場合、運が良かったといえるでしょう(濡れてしまうと気持ち悪いという話でなく、外へ出たときちょっと人目の問題が……。ここがもっとフリーな場所なら長靴、ウェーダー、ゴムボートなど好きな装備で入ればいいんでしょうけど)。
スコロサウルスはどこかへ逃げ出してしまったらしく、看板のみ残っていました。もしかすると首長竜の上にのっていたヤツでしょうか?
中央の島にいたトラコドン。
(続く)
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