風呂でも事故が起きる

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 先に紹介した「お風呂の20ヶ条」(0ー4参照、2007/04/01 ブログ掲載)によると風呂でも事故があるようだ。子どもが館内を走り回って怪我をしたり、泥酔で入浴して倒れることもある。また、席とりや言葉のはずみでケンカも起こるのも風呂場も社会の縮図だろう。

1 体調と入浴時間

 楽しい入浴もうっかりすると命取りになることがある。慰安旅行で飲酒後に入浴して突然亡くなった人や自宅の風呂で深夜に居眠りして帰らぬ人がいる。酒を飲まぬわたしでもぬるま湯につかっているうちに眠気がさしてきたり、長湯をして軽いめまいに襲われることもある。

2 目の錯覚

 眼鏡をはずして入浴するわたしは風呂場の入口で緊張する。段差に気づかず踏み外したり、足を滑らしたことが何度もある。湯気が充満する浴場や夜の露天風呂に至る暗い道は特に気を使う。そして、浴槽に入るときに水がレンズ(屈折)効果を生じ、実際とズレた位置になることだ。

3 滑りやすい場

 浴場に向かう床にしても滑りやすいフローリング材が使われている。また、脱衣所や浴場はぬかるんで滑りやすい場所だ。浴場はタイルやコンクリートが使われているから転倒すれば怪我どころではない。子どもを連れているときわたしは真っ先にこの危険を教えた。それさえ気づかぬ親がいるのも嘆かわしい。

4 飲湯

 入浴後の水分補給。これはサウナだけでなく風呂につきものだ。入浴は体力と水分をけっこう消耗する。これとちがって温泉の湯を飲む人もいるようだ。でも、温泉には飲むのに適した成分と適さない成分がある。確かめてから飲むしかない。飲めると表示されている湯を適量飲むしかないだろう。他人が入浴した風呂の湯を飲むなんてぞっとする。

5 盗難と交通事故

 最近は返却されるコインロッカーが普及しているが脱衣所での盗難は起こる。良い人ばかりが集まるわけではない。下足箱と脱衣ロッカー用に小銭を用意しておこう。また、駐車場での車どうしの接触事故も起きる。狭かったり気が緩んだりするからだろう。

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