誰も知らない　鑑定コーナー

有名ITオークションに見る   2014/08/18改定

亡国の柴窯　柴宗訓墓　副葬品　AとB　２つ集めました。

なぜか、この復古品ばかり作られる。不思議だ。

左A　右B　Bは無理に土を盛り上げて、いわゆる雨過天晴を模している。明らかに復古品となるが

有難いことに、雨過天晴の真を暗示している。

皆様に、これが柴窯ですと画像をUPしたのは、実はこのBを見つけたからです。

倣から真を尋ねる手法です。　

首が少し短く、足も小さめ。わずかの違いで、ずいぶん感じが変わる。

しかし、汝というのは、やはり困る。

北宋は王朝では、ないから、こんな立派な汝は焼かなかった。

柴栄墓　 副葬の柴窯	柴宗訓墓　 副葬の柴窯A	柴宗訓墓　 副葬の柴窯B	e-bay	yafoo japan	徽宗汝新窯？のコピー？

中　E-BAY　の柚はひどいです　包金gold packはこの時代にあったのでしょうか
柴宗訓墓の写しでしょう。清朝崩壊後、焼かれたのでしょう。


高台までの寸止めの柚掛け　これは量をつくる復古生産では難しい
こういう技術的な側面を見るのも真品を探す愉しみです

発泡性のやわらかな肌　柚は重く　上は地肌が見える　ところどころ濃い青の点
どれもこれも唐にも宋にもない特徴　また姿はどっしり重厚　清代のバランスの悪さはありません


最近の倣宋　汝磁柴窯の話題　2013/06/29
China daily

必見　こういう事は良くないかも


なんとなく違う　なぜか惹かれる　印象に残る　こんな言葉にならない六感は数を見るうち養われます
良いもの沢山　悪いもの沢山　見てください