| 唐きん窯のすべて |
中宗の息子威徳 いとく墓副葬品とみる。 唐の貴公子、孔雀。
紫のゆうは不吉な死を暗示。喜事は赤です。
701年、則天武后により初め焼かれた謀反人、いとくの壷。
706年親の中宗は政権を奪い、改葬。金彩で飾った。栄耀栄華の皇帝の座に座れた息子の為。
中宗は奥さんのい后に毒殺され、い后は、すぐ若き玄宗に娘安楽と共に討たれる。
これらの史実を伝える中国磁器と三彩庸。
およそ300年後、漢墓唐墓を開け、整理分類調査したのが
我らが徽宗帝。まさに宋代にも次々おこる陰謀、暗殺。
直接の利害関係のないはずの現代の私たち。
それでもこの話を聞くだけで、１週間は食欲が失せる。
この力強さ、野性味は唐最大の特徴 なぜこれらが２１世紀まで
私たちの目に触れなかったのだろうか？
複製品を見るので清朝 崩壊後には真品も知られ、焼かれたのだろう。
しかし、唐を白磁と三彩の時代といつわる、真の理由は一体なんだろう。
五代柴窯 宋代五銘窯を特段もちあげ、大いにコピー品を作り、市場に流す。
宋代とて、そんな訳で意味のない複製品、良くても清朝復古の汝を見る位。
中国の磁器とは、一体私たちにとって、なんだったのだろう。
これらの焼き物を見るたび、そんな思いにかられる。
上は当方の財力資力の尽き果てた後、売りに出た。
当然ながら家内の理解は得られず。
中国に行かれたら、お探しください。文物局との競争ですね。
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