2007・5・6(日)〜14(月)
またしてもJALのマイルで特典航空券を手に入れ、
5月の連休末から北海道へ
旭川と釧路に3連泊
ついでに襟裳岬へも行こう
旭川 男山自然公園のオオバナノエンレイソウ
2007 | 移動 | 観光場所 | 滞在地 ホテル |
5/6(日) | 名古屋→(札幌)→旭川 | 三浦綾子記念文学館 外国樹種見本林 |
旭川 Kホテル |
5/7(月) | 男山自然公園 旭山動物園 |
〃 | |
5/8(火) | 層雲峡 川村カ子トアイヌ記念館 |
〃 | |
5/9(水) | 旭川→美瑛→帯広 | パッチワークの路 | 帯広 Pホテル |
5/10(木) | 帯広→襟裳岬 | 襟裳岬 風の館 |
襟裳岬 望洋荘 |
5/11(金) | 襟裳岬→(帯広)→釧路 | 釧路 Bホテル | |
5/12(土) | ※阿寒バス ニューピリカ号 |
摩周湖 美幌峠 屈斜路湖砂湯 硫黄山 オンネトー |
〃 |
5/13(日) | 釧路湿原展望台木道 JR釧路ステーション画廊 港文館 米町ふるさと館 道立釧路芸術館 |
〃 | |
5/14(月) | ※阿寒バス 釧路湿原一周号 釧路→名古屋 |
細岡展望台 コッタロ湿原展望台 釧路湿原展望台 タンチョウ公園 |
5/6(日) 名古屋→旭川 三浦綾子記念文学館など
GW最終日の名古屋は朝から大雨だ。
8:12にセントレア到着。
9:15発予定の新千歳行JALは機材が遅れるらしく、すでに9:35出発に変更されていた。
自動チェックイン機で特典航空券を往復発券した。
札幌INの釧路OUTだ。
3103便はタイ航空との共同運航便。
新千歳空港には11:10に着いた。
北海道はスッキリの五月晴れだ。気温も高め。
荷物もわりとスムースに出てきた。
出口で半券を照合する。間違いが防げてよいこと。
11:34のJRに間に合い、12:10には札幌駅に到着した。
札幌駅前バスターミナルへ。チケットは自販機で買え、と。
旭川まで2000円。
地下街で適当な弁当とお茶を購入し、バスに乗り込んだ。
60%は席がうまっていた。
バスは森林や広野の中の高速道路を走る。
けっこう早く14:30には旭川駅近くの道北バスターミナルに着いた。
旭川も意外と気温が高いみたい。(だが、翌日からは冬になるのだった)
旭川駅構内の観光案内所でシティマップをもらう。
コンパクトにまとまっていてわかりやすかった。
道路を渡ると繁華街らしく活気がある。
14:50にはホテルKにチェックインした。
部屋は窓の外にすぐ隣りのビルが迫っている。
だが、バスルームは広めだし共同浴場もあるし、朝食付きで3980円なので十分だ。
15時過ぎには外出。
旭川駅前のバス乗場は慣れないとわかりにくい。
15:23ホテルパコ横の乗場11から41番のバスに乗った。
10分弱で神楽4条8丁目下車。運転手に方向を聞く。
道路反対側で帰りのバス時刻も確認した。
空地にはまだ雪の残骸が積まれている。
バス停から5分で三浦綾子記念文学館。
三浦綾子は昔むかし「氷点」をTVで見たくらい。「塩狩峠」は本を読んだかも定かではない。
こじんまりした文学館だが、興味深い展示内容だった。
あんなに病弱なのに、海外取材にも出かけられたようだ。
そのときのパネル写真や取材メモが展示されていた。
「海嶺」のために知多半島や、香港マカオ、フランス、イギリス、カナダ、アメリカ。
ご夫婦で散歩される光景や、口述筆記の場面がビデオで拝見できた。
三浦綾子の文学作品は信仰と夫婦愛が大きな力になっていると実感した。
文学館の一帯は外国樹種見本林となっていて、「氷点」の舞台にもなったそうだ。
少し散策した。
背の高い木々の間にふかふかの道がつくられていて歩くのに気持がいい。
土手の向こうにも林があり、さらに向こうには美瑛川が光っていた。
外国樹種見本林
17:17のバスで旭川駅前にもどった。
駅からすぐ近くの大雪地ビール館へ。
大雪地ビール館 入口にある上川倉庫事務所
レンガ造りの倉庫群はきれいに修理されてギャラリーなどに使用されている。
入口の木造の建物はいい感じ。
ビアレストラン内部もレトロな雰囲気だ。
ピルスナー(HPからの地ビールクーポン券を使用)
2杯目は黒岳をジョッキで。
つまみは枝豆、礼文タコの梅ソース、じゃがいもとベーコンのチーズ焼き。
みんな美味しかったし、2170円とリーズナブルだった。
サンロク街をうろつくが、日曜日なのでほとんど休み。
食事処もあるし、コンビニも多くて便利そうな街だ。
5/7(月) 旭川滞在 午前は植物で午後は動物
雨が降ったようで、空は白く気温も低そうだ。
8:00朝食室へ。パンかおにぎり。
9:00外出。
いつ降りだしてもおかしくない空模様。
今日は午前中に男山公園、午後に旭山動物園の予定。
アサヒビル前のバス乗場6から32番のバス9:15発に乗った。客はまばら。
バスはどんどん郊外へ走って、9:47に男山公園前に着いた。
道路を渡って帰りのバス時間をメモし、そのまま右手の坂道を上がる。
5分くらいで左にカタクリの群落が見えてきた。
入口には男山酒造のハッピ着用の係員が2名見えた。売店にはお酒が並んでいた。
入場は無料みたい。園内マップを手にして左まわりに散策開始。
カタクリ原生花園は広いが、案の定ほとんど咲き終わっていた。
終りに近いカタクリ
歩道はロープが張られ整備されている。
が、なにしろ自然の土道だし、昨夜の雨でぬかるんでいる場所もあった。
オオバナノエンレイソウの群落が白くきれいだ。
エゾエンゴサクもカタクリの間でがんばっている。
水芭蕉が咲く一帯もあった。
オオバナノエンレイソウ
花名は不明 エゾエンゴサク
そして、多分初めて見るヒトリシズカ。手書きの看板があったのでよくわかった。
ヒトリシズカ
1時間くらいで一周した。
鳥の声が聞こえ、白樺の林のなか、しばしいい空気を吸った。
観光客は私以外に夫婦連れと女性3人組み。
みなさんタクシーで来られたみたい。
連休開けだし平日だし、カタクリは終わっているし、お客も少ないわね。
ゆっくり散策できてよかった。
11:08のバスで駅前へもどる。
今日は寒い。10℃以下の気温だ。
12時前に梅光軒へ。
しょうゆラーメン700円。
チャーシューが厚切りでボリュームがある。
スープは酸味が強いが美味だった。
動物園行のバス発車まで時間があったので、旭川駅構内の観光案内所へ行く。
あさっての美馬牛のことを聞いてみた。
コインロッカーはなさそうだし、花もまだ早いとのこと。
美瑛にしぼるべきかな。
12:40アサヒビル横の乗場5から46番のバスに乗る。
あいかわらず曇ってどんよりの空だ。降らないだけマシか。
旭山動物園前は駐車場も広く、係員もたくさんいて活気がある。
さすがに流行っている動物園だ。
580円の入場料を払って入園。
ここの従業員はみんな客に挨拶をする。なんか新鮮かも。
最初はあざらし館へ。
円筒型水槽のまわりは客がとぎれることがない。
あざらしは何度も円筒内を泳ぐが、スピードがあるのでなかなか撮影が難しい。
人気の水槽 手書き説明が楽しい
ほっきょくぐまは意外と愛らしかった。
それぞれ個性があって、壁に貼られた手書きのメモに飼育員の愛情が感じられる。
ほっきょくぐまはポーズが可愛い
あざらしの目の視点からほっきょくぐまを見るカプセルもさすがの発想だ。
さる山ではバケツに入った餌をガチャガチャ動かして自ら食事している。
チンパンジーの森では高い位置からも観察できた。
そして、おらんうーたん館の外ではちょうど綱渡りに遭遇できた。
とっても高い場所 どちらが観察?
それぞれのもぐもぐタイム
その他、ワオキツネザルやレッサーパンダはまあ普通の展示だった。
孔雀やホロホロチョウ。
旭山動物園には3時間くらい滞在した。
雨も降り始めたし、16:15くらいのバスで駅前にもどった。
いったんホテルKにもどり、コーヒーで休憩。
18:00再び外出。
サロマ湖へ。こじんまりした店だ。先客が一組。
熱燗2合、ホタテの刺身、牡蠣のガンガン焼きを頼んだ。
どれも美味しいが、特に牡蠣はよかった。
数個くっついたままの牡蠣を蒸し焼きにした料理で、20個はあったと思う。
殻をこじあけながら食べる。
自然の塩味と微妙な苦さが幸せ!
ベビーホタテの味噌汁と焼き物をサービスしてくれた。
これで2950円は感動的だ。
コンビニでおにぎりとチョコバナナクレープを買ってホテルにもどった。
男山自然公園と旭山動物園を観光でき満足な一日だった。