5/8(火) 層雲峡で流星・銀河の滝 旭川で川村カ子トアイヌ記念館
今日も空は晴れそうにない。
8:00前に朝食。おにぎりと味噌汁。たくあんにキャベツ。コーヒー。
5、6人は客がいた。
フロントで万札をくずしてもらい、9:00に外出。
小雨が降っている。でも、今日は層雲峡行き決行なのだ。
旭川駅前の道北バス案内所で往復切符があるかどうか聞いてみたが、ないとのこと。
乗場3から81番のバスで層雲峡行は9:15発だった。
男性1名とハングル少年2名が観光客。あと数名は地元の人みたい。
駅前には7℃の気温表示が出ていた。やっぱりね。
セーターを着込みパンツもベッチンにして防寒仕様だ。それでも車内は寒い。
上川で10分くらい停車。雨はやみそうにない。
上川を出ると、バスは山の中へと進んだ。
道の両側には木々が続き、川が流れ、土手にはフキノトウがいっぱい咲いている。
層雲峡手前には水芭蕉の群生地があった。
遊歩道も作られている様子。あー、あそこを歩きたい。
11:05層雲峡バスターミナルへ着いた。1900円を支払う。
外はすっごく寒い。風が強い。
さいわい雨は上がっているが、どんよりの空だ。
ターミナルでトイレを借り、案内図をピックアップ。
窓口で歩く方向を聞いたら、滝まで3キロもあるのに歩いていくのか、と係の人は怪訝な表情だった。
寒風吹きすさぶ中、1人で歩き始めた。
同じバスで下りた人たちはどこに行ったのか見かけなかった。
国道39号線は通行車もぼつぼつあるし、歩道がきちんとしているので、安心して歩ける。
右にかつら橋があったので渡ってみた。吊り橋だ。
渡った左に廃墟 かつら橋からの眺め
廃業した旅館の別館があってゆきどまりだった。
またもどって、ひたすら歩く。
風景がいい。川岸にはフキノトウやエゾエンゴサク。
風景は最高だが、ずっと冷強風
山というか崖にはところどころ残雪がある
天狗の引臼岩がそびえ、左の岩山も険しい。
←たぶん鬼巣岩
銀河トンネル手前で右に分かれる道があり、そちらを進むと流星・銀河の滝にたどりついた。
50分くらいかかっている。
駐車場にはクルマが数台あり、入れ代わり立ち代りだ。
みんなクルマで来るのよね。
双眼鏡も試し、流星と銀河を観察した。
銀河の滝・流星の滝
向かいの双瀑台へ登ってみる。
途中雪の斜面があるし、階段はどろどろだ。
雨だと自然物の観光はきびしい。
頂上手前のテラスで二つの滝を撮影。
なかなかの景観だ。とくに銀河の滝は迫力があった。
銀河の滝 [双曝台から] 流星の滝
駐車場のトイレを借り、ベンチで3分休憩の後、もどる。
帰りは30分のウォーキングでOKだった。
層雲峡温泉街をぶらついた。
13:30のバスに乗りたいので30分しか時間はない。
ラーメン屋も高そうだし、あと適当なレストランも見当たらない。
共同浴場もあきらめて、足湯を発見し10分なごんだ。
層雲峡温泉の足湯
コンビニでサンドイッチと菓子とお茶を購入し、バスを待つ間に食べる。
帰りのバスは途中から高校生が乗り込んできてにぎわった。
天気も回復し明るくなってきた。
15:20旭川駅近くに到着。
西武南の乗場14から15:42発のバス24番に乗った。
15分くらいでアイヌ記念館前下車。
川村カ子トアイヌ記念館。500円。
川村カ子トアイヌ記念館
パネル写真や民具やらの展示。
川村カ子トさんは鉄道測量技師として、長野県飯田線や北海道滝上線などの測量をされた。
危険な場所だからまかされたのだろう。
川村技師ゆかりの品々の展示
外にはワラ葺きの小屋、チセもつくられ、内部には囲炉裏がきられていた。
すでに16:30だが、 アイヌ記念館から春光園まで歩くことにした。
旭川シティマップを見ながら急いだが、30分以上かかった。
春光園の向こうに洋館が見えたら、やはりそれが、旧旭川偕行社の建物。
現在は中原悌二郎記念旭川彫刻美術館だった。
ちょうど閉館直後で、残念。
ぐるりと回って写真を撮る。
ペンキがはがれている。遠くから見たほうがいいかも。
明治35年に第7師団の将校の社交場として作られた、とあった。
中原悌二郎記念旭川彫刻美術館
隣にある六角形の建物がいい。
ちょっとブルーがかった木造。
竹村病院六角堂。明治44年に病院の玄関に建てられた。
屋根の上には東西南北の字がある風見鶏。
六角堂 桜も咲き始め
春光園前にタイミングよくバス22番が来た。
18:00ころには旭川駅にもどった。
そのまま華龍閣へ。
生ビール(中)と餃子と中華丼で1930円。
味はまあ普通。ボリュームはあった。
ドトールでコーヒー。
今日は悪天候の中、層雲峡で滝見物ができ、満足。
気候がよければロープウェイなども楽しみたい。
旭川の彫刻美術館は時間切れで残念だった。
よく歩いた一日。
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