5/14(月) 釧路湿原一周
朝から晴れ晴れとした上天気だ。
いよいよ旅も最終日。今日は半日観光バスで釧路湿原の展望台めぐりだ。
6:30起床。
パンとコーヒーで朝食をすませた。
この穴倉ルームもけっこうくつろげた。
8:00にチェックアウトし釧路駅へ。
ほんとに人口20万近くの都市のメインの駅前としてはさみしい。
マックやドトールもないし、商店自体が少ないのだ。
ただホテルは建設ラッシュのようだ。需要があるのかね?
釧路駅前
8:10阿寒バスターミナルでくしろ湿原一周号の支払いをすませた。(2870円だが例の割引で10%off)
乗客はなんと私一人のようだ。
8:25発車。
MOOから乗る人もいなくて、まるでガイドと運転手付きの貸し切り状態だ。
ガイドは20代の今風の子。マニュアル片手にがんばっていた。
シラルトロ湖
釧路湿原一帯は数日前に大雨が降って、水量が多くなっているらしかった。
このシラルトロ湖あたりは、のんびり散策したい雰囲気だ。
9:15細岡展望台へ。
笹と木の道を少し上がると釧路湿原の広大な景観が広がった。
地表はベージュが多いが、川がうねり、遠くに雌阿寒岳と阿寒富士。右手には知床の山らしい白い連なり。
絶景だ。
天気がよいと爽快だね。やはりこういう水のある風景に魅かれる。
クルマで来ている人が数人いた。
近くを歩いている人が一人。
細岡展望台から
次はコッタロ湿原展望台へ。10:15ころ到着。
ちょっと階段を上がるが、ここからの展望もすばらしい。
沼地のきらめきがあり、風景が変化に富んでいる。
水面に空の色が映っている。
コッタロ湿原展望台から
コッタロ湿原
黄色い花もきれいだ。
ガイドが鹿がお尻を向けて座っているというが、双眼鏡で見てもよくわからない。
少しバスで走ったところにタンチョウが一羽遊んでいた。
そして、11:20に湿原展望台へ。昨日来たところ。
入場料は含まれている。
この釧路市湿原展望台は谷地坊主をモチーフにしたデザインでとても斬新だ。
内部展示も芸術的にライトアップされている。
毛綱毅曠という釧路出身の建築家の作品とのこと。
釧路市湿原展望台
このあと車窓からタンチョウが5.6羽畑にいるのを目にした。
野生の鹿が家族でくつろいでいるところにも遭遇。
運転手さんの好意で動物園そばの檻にいるオオワシを見せてもらった。(車窓から)
12:00鶴公園へ。ここの入園料も込み。
金網は張られているが広い所にタンチョウが生活している。
水場や草むらもある。
近くからタンチョウを観察できる。
白と黒に赤い頭頂。脚も長くてとても優雅だ。
タンチョウ公園
12:20までいて、そこから釧路空港はすぐだ。
予定どおり12:25に釧路空港へ。
専属のガイドと運転手に挨拶し、空港内へ。
釧路空港は新しくてきれいだ。
売店も多くて活気がある。
3Fのエリーゼ(割引クーポン持参)はメニューが豊富。北海道産の材料も多く使っている。
生ビールと紅葉焼肉定食を頼んだ。
鹿肉は臭みがなくて美味しいし、玉ねぎやもやし、茄子、ししとうと野菜の添え物もたくさん。
吸い物には白滝となにかのツミレが入っていた。
満腹。
手荷物検査を受け、12:15には待合室でコーヒーブレイクだ。
12:30に搭乗開始。70%くらいは乗っていた。
秋田あたりの山が雪化粧して美しい。
富士山もうっすらと見えた。
15:40ころ予定どおりセントレアに到着。
9日間の北海道旅行が終わった。
←もどる スケジュールへ ホームページへもどる
現金 | クレジット | 計 | |
交通費 | 24520円 (鉄道5630円) (バス18890円) |
24520円 | |
宿泊費 | 30965円 (7泊) |
4200円 (1泊) |
35165円 |
食費 | 23038円 | 2190円 | 25228円 |
観光 | 2930円 | 2930円 | |
観光バス | 7810円 (2コース) |
7810円 | |
ロッカー | 300円 | 300円 | |
土産 | 715円 | 715円 | |
82468円 | 14200円 | 96668円 |
9日間で10万円以内でおさめられた。
【交通費】
なんといっても特典航空券で名古屋北海道往復費用がゼロというのは大きい。
今回は周遊切符などを利用せずに、都市間は高速バス、JR普通電車などにたよった。
【宿泊費】
旭川、帯広、釧路には安いビジネスホテルがあって便利。
襟裳岬の旅館も2食付で約8500円と手ごろ価格だった。
【食費】
9日間で25228円。1日平均2803円とまあまあ。
北海道旅行は2度目だった。
前回は、2001年9月中旬に、札幌・小樽・函館を7日間での旅。
今回は旭川と釧路をメインに、襟裳岬をプラスした旅程。
気候としては予想どおりの気温で、名古屋とは1ヶ月以上季節がちがうと実感した。
風の強い日が多かったのは、たまたまの低気圧の影響か?
路線バスやJR利用の個人旅行はロスも多いが、自由に旅することができた。
人気の旭山動物園や釧路湿原を観光できて満足だ。
旭山動物園は再訪してもよいと思わせた。
釧路湿原は鶴居軌道やシラルトロ湖あたりを歩いてみたい。
釧路では、観光バスを2コース利用した。
見るべきポイントを効率よくまわれる。
季節がらか乗客は少なかったが、利用価値は十分あると思う。
阿寒バスの観光バスは2007年6月末までHPからのクーポンで10%offだった。
食事はまあ満足。
多少調べていった成果はあった。
予想に反して高い店にも遭遇したが、まあ許容範囲だ。
◎の店 旭川 サロマ湖 牡蠣のガンガン焼きには感動
〃 大雪地ビール館 黒岳(黒ビール)最高
帯広 味の十八番 リーズナブルな豚丼!
釧路 河むら 懐古的しょうゆラーメン
◇ 持っていって役立ったもの
双眼鏡 オリンパスの8×21DPCを新調したが、軽くて便利。
層雲峡、襟裳岬、釧路湿原で活躍した。
ウールの手袋
サングラス 紫外線よけ強風よけに必須
ミニタオルとビニール袋 いつでもどこでも足湯に入るため
北海道は未訪問の観光地がまだまだある。
食べたい食材も多い。
また季節を変えて行ってみたい。