[前へ] [目次へ] [次へ]

3ステージのゲームを考えてみる

今回からはチュートリアル入門編最終章として、3ステージのゲームを作っていきます。
これまでの内容を組み合わせて、3つのミニゲームを作ります。

今回は各ステージの概要を示します。
詳細は次回以降解説しますが、いずれもこれまでの内容だけで作ることができますので、
応用テストと思って次回以降を読む前に自分で作ってみると良いと思います。



●ステージ1

   (このステージ画像は全景が映る位置に無理やり移動させたもので、ゲームとしては左側から入ります)

   「押せるタルを動かして全部のツボを壊す」ステージです。
   「押せるタル」は調べると1マス動かすことができ、「ツボ」を調べると壊すことができます。
   「ツボ」を全て壊すとクリアとなり、「ツボの称号」(アイテム)が与えられます。
   「押せるタル」は 第16回 、「ツボ」は 第9回 、 第13回 、 第20回 を参考にすると良いでしょう。


●ステージ2


   「動き回る木を捕獲する」ステージです。
   「動き回る木」はステージ内をプレイヤーより素早く動き回ります。
   「動き回る木」を追い詰めて調べるとクリアとなり、「木の称号」(アイテム)が与えられます。
   「動き回る木」は 第17回 、 第19回 を参考にすると良いでしょう。


●ステージ3



   (このステージ画像は全てのスイッチがONになっていますが、ゲームとして全てのスイッチをONにすることはできません)

   「スイッチ迷路を進む」ステージです。
   陸地にある「木」「ツボ」「机」は調べると対応するスイッチがONになり、他の1つのスイッチがOFFになります。
   この時OFFになるのは「木のスイッチ」が「ツボ」、「机のスイッチ」が「木」、「ツボのスイッチ」が「机」です。
   
   川の上にある「木」「ツボ」「机」は対応するスイッチがONの間だけ出現し、上を通ることができます。
   「タル」を調べるとクリアとなり、「タルの称号」(アイテム)が与えられます。
   「各スイッチ」は 第8回 を参考にすると良いでしょう。
   「移動可能な足場」は 第13回 、 第21回 を参考にすると良いでしょう。
   「タル」はステージ2の「動き回る木」から勝手に動く処理を取り除いたもので良いでしょう。


●称号を捧げる台座
   マップの空いている場所に称号を捧げる台座を3つ作り、それぞれに称号を捧げられるようにします。
   全ての称号を捧げたら「ゲームクリア」と表示します。
   
   「台座」は 第13回 、 第20回 を参考にすると良いでしょう。


●補足
   実は今までの内容だけでは「詰み対策」など実際のゲームとしては必要な要素を完成できないのですが、
   「詰み対策」は少し高度な手法が必要になるため、入門編ではそこまで扱いません。
   詰んでしまった場合はデバッグ実行中であればCtrlキーを押しながら移動することで障害判定を無視できますし、
   F7キーを使用してリセットすることもできますので、今はこれらのデバッグコマンドで対応してください。

   ↓完成後のマップ全景




[前へ] [目次へ] [次へ]

最終更新 2017/12/20