もう3月業績相場セミナー会社四季報CD-ROMと格闘中
アマゾンで靴下を買った臆病者の一週間阪神大震災とプロミス株
4月のセミナー

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ショートコラム(2011年3月)

■4月のセミナー(2011年3月30日)

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4月の業績相場セミナーについてのお知らせです。

震災後の株価急落を考慮して、内容を一部変更します。「5.非常事態への対応」という項目を追加しました。さらに、銘柄分析のやり方については、ケーススタディの中で具体的に解説するようにしました。

なお、セミナー終了後には、実費にて懇親会を実施予定です。投資は「山あり、谷あり」ですけど、こんなときでも、皆さんのモチベーションを保てるお手伝いができればと思っています。


■阪神大震災とプロミス株(2011年3月27日)

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私がはじめて株を買ったのは、1995年2月です。

阪神大震災(1995年1月17日)の直後に急落したプロミス株を拾いました。たしか「顧客に被災者が多数含まれており、貸倒れが増える」といった理由で売られていたはずです。

当時、消費者金融各社の業績は絶好調であり、素人ながら「いくら何でも売られすぎではないか」と思っていました。そういうこともあり「まさか3000円を切ることはないだろうけど、もし切ったら買ってみよう」と株価を見ていたのです。

すると、本当に3000円を割ってしまいました。今の私なら「何か、他にも悪材料があるに違いない」と警戒するところですが、初心者ゆえに怖いものなしです。

買値は、ほぼ底値の2992円。絵に描いたようなビギナーズラックでした。この投資により、個人投資家としての小さな一歩を踏み出したのです。

プロミスの株価チャート(1995年)


■臆病者の一週間(2011年3月19日)

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「これは、困ったことになったな」

日曜日、地震の映像を見て、そう思いました。被災された方は本当にお気の毒ですが、自分の金融資産にも相当の被害を予想できたからです。

まず考えたのは「売るべきか?」でした。でも、間に合いそうにありません。月曜日の寄り付きが底になる可能性もあります。トレーディングストップを使っても、パニック売りでは発動されるに決まっています。

止むを得ず、非常事態のセオリーともいえる「動かないこと」を選択しました。

月曜日、持株の大半が急落して、ロスカットラインを大きく割り込みました。こんな状況では、悪あがきをしても仕方ないです。「損切りは、相場が落ち着いてからでもできる」そう自分に言い聞かせます。時価評価をしっかり行い、損失額の把握に努めました。

火曜日、持株はさらに急落して、目を覆いたくなるような惨状です。動かないというか、動けません。時価評価を行って、気持ちを落ち着かせました。「TOPIXに比べて、自分の損失は軽微にとどまっている」と。

水曜日、この日は情報処理技術者講座の休日です。1銘柄だけ、打診買いを入れてみました。自分なりの「あたり」をつかむためです。

木曜日、持株の急反発で気持ちが楽になりました。昨日に打診買いを入れた感じも「いけそう」です。今週中に少し買ってみようと考え、銘柄の選定を行いました。

金曜日、買い注文を入れてから仕事に出かけます。買い損ねたくないので、成り行き注文です。「寄り天井だったらどうしよう」と帰宅してからPCをチェックすると、まあまあのところで買えていました。

ということで、激動の一週間が終わりました。不幸中の幸いは、6割以上キャッシュポジションだったことです。

「それなら、水曜日に全力買いだろう」という声も聞こえてきそうですが、重視すべきは大局的な相場の流れです。強気に転換するのは、震災前の株価水準を回復してからでも十分ではないでしょうか。

人は、自分の性格にあった売買しかできないものです。チキンはチキンなりに、相場に取り組んでいきたいと思っています。


■アマゾンで靴下を買った(2011年3月10日)

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テニスのときに愛用しているスポーツソックスに穴が開いてしまいました。かといって、情報処理技術者講座を掛け持ちしている状況では、わざわざ買いに行く時間がありません。

そこで「困ったときのアマゾン」とばかりに検索してみるとChampion 【3足組】靴下フルレングスソックスが見つかります。

Championは好きなブランドですし、この値段ならダメ元でも納得でも割り切れます。日曜日の夕方に注文すると、火曜日に届きました。週末のテニスが楽しみです。


■会社四季報CD-ROMと格闘中(2011年3月9日)

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水曜日は、情報処理技術者講座の休講日。丸一日、角山オフィスの仕事ができる貴重な日です。

そんなわけで、一日中会社四季報CD-ROMと格闘していました。業績相場セミナーで使用するスクリーニング条件を作成するためです。

セミナーでは、ファンダメンタル指標とテクニカル指標を組み合わせたスクリーニングを使用予定です。あれこれと試してみた結果、次の3つに関して、何とかメドがついてきました

●3期連続増収増益予定であり、テクニカル指標も良好な銘柄
●新高値を更新しており、ファンダメンタル指標も良好な銘柄
●最高純益更新見込みであり、テクニカル指標も良好な銘柄

もう少しチューニングを行って、投資に活用できそうなスクリーニング結果を得られるようにしたいと思っています。


■業績相場セミナー(2011年3月4日)

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相場の“潮目”は、過ぎ去ってしばらくしないと分からないものです。今回のケースでは、どうやら昨年10月末がそうであったようです。

11月からは、新興市場にも資金が入り始め、待ちに待った業績相場に突入しました。私たち個人投資家が比較的楽に稼げる局面です。

4月のセミナーについても、テーマを業績相場セミナーとしました。「これからの相場にどう対応していけばいいのか」タイムリーにお話したいです。

ご参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。

業績相場セミナー
日時・場所

2011年4月16日(土) 10:00〜16:30 大阪・天満橋 エル・おおさか

2011年4月23日(土) 10:00〜16:30 東京・大井町 きゅりあん

セミナー終了後に懇親会を行います(2時間程度、実費、希望者のみ)。

人数

15名様程度

参加料

銀行振込 23,100円  当日現金 25,000円

3日前までのキャンセルは返金いたします。それ以後のキャンセルは音声CDの発送に替えさせていただきます

概要

1.業績相場とは何か
・4つの相場局面
・金融相場との違い
・業績相場の特徴
・「休むも相場」の意味

2.業績相場における投資対象
・景気循環株
・ディフェンシブ株
・バリュー株
・成長株

3.スクリーニング
・3期連続増収増益銘柄
・新高値更新銘柄
・最高純益更新銘柄

4.銘柄分析(ケーススタディ)
・A社
・B社
・C社
・D社
・E社

5.非常事態への対応
・阪神・淡路大震災
・NYテロ
・東日本大震災
・平時と有事


■もう3月(2011年3月2日)

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情報処理技術者講座講師の仕事も、3か月のうち、やっと半分が終わりました。「本業の角山オフィスと両立できるだろう」と思って引き受けたものの、正直なところ、少しきついです。

特に、2月は風邪を引いていながらセミナーを行い、その後もレポート執筆や確定申告の準備に追われたので、やや疲れのたまっている(=執筆がはかどらない)状況です。

そうはいっても、4月にもセミナーを行う関係で、そろそろ段取りを考えないといけません。最近では、 ブログ も簡潔な内容にとどまっていますが、できる範囲で続けていきたいと思っています。



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