セミナーのテキストができました、2日限りの「理想の書店」がオープンします、
農耕型と狩猟型、株式投資の道の左側と右側、180名満員御礼
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ショートコラム(2005年3月)
■180名満員御礼(2005年3月27日) | |
3月21日の「年利46%の実践投資家が語る、週末バリュー投資術」東京セミナーは、おかげさまで180名満員御礼でした。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。長時間おつかれさまでした。 こう書くと大成功のように思えますが、反省点も多いセミナーでした。 まずは会場ですが、定員一杯になったので一人あたりのスペースが狭く、4時間半も話を聞くのはきつかったと思います。実は、話すほうも大変で、人間の集中力を考慮すると90分×2コマの3時間が現実的ですね。 参加された方のレベルもまちまちのように感じました。最初に手を挙げてもらったとき、株式投資の経験がない方、私の本を読んでいなかった方がけっこうおられました。そこで、第1部は半分程度省略するつもりだったのが、全て説明することにしました。時間が足らなくなるのを恐れて、自己紹介を省略したのはまずかったです。私を知らない方は、プロなのか、セミプロなのか、アマチュアなのか、わからないですから。「プロのくせに、なんて話の下手なセミナー講師だ」と思われた方もいるでしょう(笑)。 お昼は、浜島さん、内藤さん、束田さん、出版社の編集者さんと、ご一緒しました。ランチバイキングだったのですが、東京の人は適量しか食べないのですね。関西人は腹一杯食べて後で苦しみます(笑)。 第2部では、喉が熱っぽくなり、声が出にくくなって困りました。テキストを棒読みした箇所がありました。「棒読みだけはやめておこう」と思っても、実際そうなってしまうのですよ。スペシャルゲストとして、内藤さんに登場していただいたとき、雰囲気が良くなりました。さすが、プロの講師は違います。本の販売コーナーでも「内藤忍の資産設計塾」と「ピーター・リンチの株で勝つ」は売り切れてしまったそうです。 第3部は、メインのところだったので、少し気合いを入れて説明しました。小売業の投資判断に使う3つのポイントや売買のテクニック的なところは、皆さん熱心に聞かれていました。最後の質疑応答では、スクリーニングを使わない私に「それでも条件を教えてほしい」と食い下がった方や「持株を全て教えてください」と質問された方がいて、正直まいりました(苦笑)。 前回のセミナーは初めてということもあり、わけのわからないうちに終わってしまいました。今回は2回目で少し余裕ができて、自分の講師として至らないところが、見えてきたセミナーでした。受講者の感想もいただけたのでなおさらです。改善できるところは直して大阪セミナーに望みたいです。 |
■株式投資の道の左側と右側(2005年3月19日) | |
「ネット投資家の儲け方」という著書があり、クラビスさんで「株式・システム売買法セミナー」をされている浜島昭平さんが私のセミナーに来られるそうです。この方はバリュー投資家ではなく、テクニカル派です。私自身、テクニカル派といえば、どうも「まやかし」と受け捉えてしまうのですが、この方からは本物の匂いがします。 私はチャートを見ないですし、浜島さんはあまり財務諸表を見ないそうです。浜島さんはそのことを「どちらも怖ろしいといえば怖ろしいものがある」と書かれています。そして、続けての「株式投資の道の左側を歩いている人間が、右側を歩いている人の様子を伺う感じでしょうか」という文言が、とても印象的です。 まあ、175名も入れる会場がバリュー投資家だけで埋まるはずもなく、1/3がバリュー投資の方、1/3が株式投資に興味はあるもののまだの方、残りの方は他の投資方法だと思っています。そうであれば、はじめて聞くバリュー投資について、鮮烈に思われる方がおられるかもしれません。 大勢の皆さんの前では緊張するでしょうし、しゃべりもまだまだです。でも、迫力のあるセミナーにできたらいいなと思っています。好き嫌いが分かれてもいいです。当日は「角山ワールド」をたっぷりとお見せします。お楽しみに。 |
■農耕型と狩猟型(2005年3月13日) | |
世の中で一番多い仕事は「営業」のはずです。でも、バリュー投資家さんで「営業やっています」って人を見かけないのですよ。このことは、前から不思議でしたが、マーケターとセールスの間に横たわる深くて暗い谷2[気質編]というコラムにヒントがあるように思いました。 このコラムの著者の庭山さんとは、短期間ですが一緒に仕事をしたことがあります。私がウェブマスターとして、職場サイトを担当していて一番楽しかった時期でもありました。今回、経営企画部門に異動になるので、マーケティングの勉強をするべく、シンフォニーマーケティングのサイトを訪れた際に見つけたものです。 前置きはこの辺にして、本題に入ります。コラムには「営業に求められる気質は「狩猟型」である。 狩猟型とは「生きた獲物」にしか興味を示さない直感的で行動的な存在だ」とあります。まるでデイ・トレーダーのようですね。一方で「プロダクトマーケティングセクションの仕事は、宣伝広告のような派手さは無く、むしろ非常に地味で、緻密な作業と打ち合わせと作業の連続である。 ここに求められる気質は「農耕型」である」とあります。こちらはバリュー投資そのものです。よって、営業マンは狩猟型だからバリュー投資には向かないという仮説を立てることができますね。 人間、それなりに自分に向いている仕事についているものです。営業マンは狩猟型だからバリュー投資に向かないという仮説は、やや強引かもしれませんが、当を得ているような気もするのです。 余談ながら、庭山さんとの仕事が短期間で終わったのは、当時の経営企画部門にウェブマーケティングを理解できる人間がいなかったからです。素晴らしい提案をいただいたのに、実行できなかったのです。そういうこともあり、ウェブマスターとしてのスキルを買われて、私が呼ばれたのだと思います。どうやら初仕事は、Eメールを活用したDM戦略になりそうです。畑違いの職場ですが、頑張ります(笑)。 |
■2日限りの「理想の書店」がオープンします(2005年3月10日) | |
株式市場が好調なせいか、投資書籍の出版が相次いでいるようです。書店の株式投資コーナーも盛況のようですが、読むに値しない本が増えているのも事実です。「年利46%の実践投資家が語る、週末バリュー投資術」セミナーでも書籍を販売すると聞きましたので、クラビスさんに私の推薦書リストを送ったところ、パンローリングの本を中心に揃えてもらえることになりました。 ■パンローリングの本(特におすすめ) ■パンローリングの本(おすすめ) ■ピーター・リンチの著書 ■個人投資家の著書(私の著書も入れました) ■束田さんの著書(不動産投資) このように、私のおすすめ書籍がずらりと並んだ「理想の書店」がオープンします。3月21日の東京セミナー、4月3日の大阪セミナー、2日限りのオープンです。セミナーに参加される方は、書籍販売コーナーにもお立ち寄りください。見ているだけでも楽しいと思います。 |
■セミナーのテキストができました(2005年3月5日) | |
クラビスさんでの「年利46%の実践投資家が語る、週末バリュー投資術」東京セミナーまで2週間あまりとなりましたが、やっとテキストのドラフト版ができました。55ページあり、目次は下記のとおりです。当日はテキスト以外にも、分析する銘柄の決算短信(必要部分のみ)などを配布しますので、結構なボリュームになると思います。時間は4時間半ありますが、それでも足らなくなるかもしれないので、時間配分に気をつけたいです。セミナーも2回目ですので、少しは上手にやりたいですね。 その東京セミナーですが、大きめの会場を用意してもらったにも関わらず、多数の申込みをいただいています。参加予定の方は早めにどうぞ。もし、東京と大阪の間にお住まいで、どちらに参加されるか迷っておられる方には大阪セミナーへの参加をおすすめします。といいますのは、大阪ではDVD撮影がないので「ここだけの話」を盛り込むことができるからです。では、皆さんの参加をお待ちしています。 第1部:バリュー投資を語る 序.自己紹介(簡単に) 1.バリュー投資について 2.資産運用のパラドックス 3.投資理論より大切な「心構え」 第2部:週末投資を実践する 4.実践的週末投資術 5.4つの情報源 6.投資家コミュニティに参加する方法 第3部:お見せします! 銘柄選択法 7.ウォッチリストを作ろう 8.分析してみましょう 9.ポートフォリオの組み方 10.良書の紹介 付録 |
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by 角山智