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A C DーG I-M N-O R-S T-Z
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PAMPANUTO
(パンパヌート)
☆☆ |
プーリア州はバーリ地区、「カステル・モンテ・デル・ビアンコ」の主軸として使用される白ワイン用品種。
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PETIT ROUGE
(ペティト・ルージュ)
★★ |
ヴァッレ・ダオスタ州に見受けられる赤ワイン用品種。
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PETIT VERDOT
(ペティト・ヴェルドゥット)
★★ |
それほど知られてはいないが、ワインに柔らかさを与える品種で、重要なもの。ボルドーのメドック地区で主に使用されている。
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PICOLIT
(ピコリット)
☆☆☆☆ |
「コッリ・オリエンターリ・フリウリ」、又は「コッリョ・ゴリツイアーノ」の一部でのみ、僅かに栽培されている希少な甘口白ワイン用品種。一種の花の病気のために発生する発酵現象による蜜の糖化がポイントになるため、最後まで順調に熟れる房が少ないので、尚更貴重だが、そのデリケートな甘さと、清々しい濃縮感が止められない、実に素晴らしいデザート・ワインである。
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PIGATO
(ピガート)
☆☆ |
リグーリア州は、爽やかな飲み口の白ワイン「リヴィエラ・リーグレ・ディ・ポネンテ」に使用される品種。フルーティなテイストが女性に好まれる。
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PINOT BIANCO
(ピノ・ビアンコ)
☆☆☆☆ |
その先祖を遡り辿れば、間違いなく「ピノ・ネロ」に出会うだろうこの偉大な白ワイン用品種、そのあまりにも「シャルドネイ」との構造的な相似のため、イタリアではほんの15年位前まで、混同されていて、「シャルドネイ/ピノ・ビアンコ」と銘打ちされ栽培、そして売買されていたから面白い。柔らかく、脂肪に富み重厚、バリックとの相性も抜群で、熟成より映え、スプマンテにも最適。主に北イタリアで最高のレヴェルのものが造りだされているが、近年、中部トスカーナに於いても著しい最高を収めている。
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PINOT GRIGIO
(ピノ・グリージョ)
☆☆☆☆ |
60年代、北イタリアにて申し分のない大衆レヴェル・ワイン造りをしていた老舗「サンタ・マルゲリータ」が世にこの品種を放った時、誰がこんなにもの「成功」そして「流行」を得ることが出来ると想像したであろう。フリウリやアルト・アディジェ地区において多くの業者に、既存の赤ワイン用品種を引っこ抜かせてまでの苗樹され、その地のワイン産業を前進させたほどの世界マーケットでの爆発的ブームは、決して実力にそぐわぬものではなく、本物であった。ピノ・ネロ種の遺伝学的な突然変異によるものだが、親類であるピノ・ビアンコよりも、あのハンガリー、又はドイツ、アルザス地区で有名な「トカイ」に比類、又は同類されるこの偉大な品種、その構造上の豊かさやポテンシャル、上品でフルーティな香りと熟成を可能にする細かいタンニンが、アメリカで「ポスト・シャルドネイ(シャルドネイの次を担うもの)」と騒がれている。
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PINOT NERO
(ピノ・ネロ)
★★★★★ |
この世で最も貴族的でその解釈が難しいと言われる、フランスはブルゴーニュ地方産の赤ワイン、またはシャンパン用の品種、あのロマネ・コンティ」を生み出すことで有名。イタリアでも、その醸造に二つのタイプが見られ、一つはヴェネト、フリウリ・ヴェネツイア・ジューリア州、そしてロンバルディア州の「オルトレポー・パヴェーゼ」「フランチャコルタ」に於いての白、スプマンテとしてのもの。この場合、ワインに豊かなボディと長期の熟成に耐える深みを与える。もう一つは、トレンティーノ・アルト・アディジェに於いての重厚な赤だが、実にヴィンテージに左右され、傑作が生まれるのは、多くて五年に一度と言われるほど、辛抱を必要とするが、当たればその濃縮したフランボワーズ系のエレガントな香りとビロードのような柔らかさに、果たった苦労も報われると言う。
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PRIMITIVO
(プリミティーヴォ)
★★★ |
アメリカに於いても古くから「ジンファンデル」という名で見られ、その起源探しにしばしば討論が見られるが、軍杯はこちらイタリアであろう。カンパーニャ州の「ファレルノ」やプーリア州の「プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア」がよく知られているが、特に後者はイタリア中で今、大活躍のエノロゴ、ロベルト・チプレッソ氏の手によりカヴェルネット・ソーヴィニョンとのブレンド「ヴィンニャ・デル・フェウド」で注目を浴び、品種、そしてDOCとして話題を沸騰させている。
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PROSECCO
(プロセッコ)
☆☆☆ |
その起源がイマイチはっきりしていず、おそらくフリウリ・ヴェネツイア・ジューリアであろうと言われている弱発泡性の白ワイン用品種。ヴェネト州はトレヴィーゾ県一帯で栽培されている。実が小さく皮が薄くて、房が大きな黄金色の三角を描き、非常に強いのが特徴で、その生産力も多大。幾つかの種類に分かれるが、中でもコネリアーノ地区の「プロセッコ・ディ・ヴァルドッビアーデネ」が有名。辛口が一般に好まれているが、弱甘口の「カルティッツエ」がこの手のものとしては珍しく高い評価を受けている。
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PRUGNOLO GENTILE
(プルニョーロ・ジェンティーレ) |
>>>>サンジョベーゼ参照 |