買 い 物 編 |
- ◆ アルパカ製品 ◆
日本で買うより安くて狙い目のアルパカ製品ですが、あまりにも安いものはリャマの毛や羊毛が混ぜられている恐れアリとのこと。 リャマはアルパカよりチクチクするらしい。
まずクスコにて(ガイドさんの奥さんが始めたばかりのお店。そんなしがらみもあって値切れず (^^;)、自分用のセーター(左上写真)を購入。 いかにもインカっぽい模様のものなどもあったが、かなりシンプルな模様編みのものに決定。100%アルパカの手編みで$40。
他にも気に入ったカーディガンがあったのだが、奥さん(現地の人)が「これはまだ最初の頃に編んだものなので、裏側の処理がうまくできなかった」と言うので買うのをやめた。 そんなこと正直に言わなければ買っていたかもしれないのに…。正直さを賞してここで店を宣伝してあげたいところだが、店名がわからず(爆)。
そして最終日、空港からリマのミラフローレス地区に赴き、ガイドブックに載っていたアルパカセーターの専門店「バザールナカヤマ」へ。 ガイドブックに言うところの「デザインは全体的に地味め」とは、「年輩者向けデザイン」ということなのだった。 ベビー用品とかもあるけど、若者向けの製品は期待しない方がよいでしょう。
そんなわけで、ここでは母親のみやげ用ベストを購入(右写真)。現金払いだと1割引で$43(領収書上は156ソル)になった。 店の経営者である年輩の日系女性がおっとりと相手をしてくれたので値切れず(というか、モノがいいことがわかっているので値切りづらい)。
あと、この店は製品だけでなく毛糸そのものもたくさん販売していたので、編み物が趣味の人にはいいかも。その後、同じくミラフローレス地区にある民芸品市場(みやげもの屋のアーケードみたいなところ)で、父親のみやげ用に靴下(左下写真)を購入。 値切って2足で40ソル。上2つのアルパカ製品と違い、本当に100%アルパカかどうかはナゾ。靴下だからまあいいか?
ちなみに、この靴下を渡された父親が「昔『ラクダ(のモモヒキとかのことね)』と呼んでいたのはアルパカのことだ」と言うのですが、本当でしょうか? ご存じの方はご一報ください。確かにアルパカはラクダ科なのだが。
- ◆ マチュピチュみやげ ◆
麓のアグアス・カリエンテスの駅とバス乗り場の間には多数のみやげもの屋がひしめいているが、マチュピチュ自体にはその手のみやげもの屋はない。 マチュピチュ・グッズを売りつけようとする露天商などはいないのだ。なぜかアルパカ製品の店はあるけど(サンクチュアリ・ロッジに入っている店、ということらしい)。
遺跡入口の手前に売店があるが、そこでも基本的にはフィルムや絵ハガキくらいしか売っていなかったと思う。 そんな中で唯一、「これは買い!」と思わせるのがマチュピチュ訪問証明書。上記の売店で$1で販売されている。 A4とB4の中間のサイズで結構デカい。
マチュピチュ写真の下に「○○さんがマチュピチュを訪問したことを証明します」というような文面が記されているのだが、残念ながら氏名は自分で記入するようになっているのでありがたみはイマイチ。 かといって、売店の人やチケット売場の人に書いてもらってもありがたくないし…。
- ◆ ウロス島みやげ ◆
チチカカ湖に浮かぶウロス島では、おばちゃんたちが手作りのみやげものを並べていたるところで店開きしている。 アクセサリーや置物関係など売っているものは大同小異で、おそらく値段も暗黙のうちに(?)統一されている気がする。
ミニチュアのバルサ(葦舟)は、どちらかというと上に人形が乗っているタイプがメイン。 だが、シンプルでちょっとしたものを置けるタイプが欲しかったので、これをチョイス。5ソル。 もっと大きくて立派なタイプもあるが、とてもスーツケースに入りません。 このバルサも帰国して見たら片耳がもげていたので、慌ててボンドで修復。
バルサの上にあるブレスレットは、女王様2号&3号のみやげに購入したもので、1本1ソル。
ここで売られているものはそもそもの価格が安いので、よほどまとめ買いしないとこれまた値切りにくい。
- ◆ その他 ◆
ピスコサワーの主原料である白ブドウの蒸留酒ピスコ(左上写真)は、革製のカバー(?)に包まれた小瓶(100mlくらい)がおみやげ向き。
このナスカの地上絵イラスト付きピスコは、民芸品市場にてまとめ買いで値切って1本$2。 茶色い革に浮き彫りで模様が施されたタイプはもう少し高かった。特に陶器に興味があるわけでもないくせに、なぜか海外旅行先で飾り皿を買ってしまいがちな女王様1号。 今回はクスコ→プーノの途中で立ち寄ったラクチー遺跡でついつい購入(右上写真)。値段は…なぜかこれだけメモり忘れていたのだが、おそらく$2。
売っていたおばちゃんの説明によれば、中央に描かれているのが大地の神・パチャママらしい。 言われてみれば、なんとなく「豊穣」を表しているっぽい絵柄ではある。右側はコンドル。左側は…不明(爆)。 ちょっとさくらももこが描きそうな絵かも(?)。
フリアカの空港で1時間遅れの飛行機を待っているとき、ゲート前の待合室(手荷物検査をしないと入れない)までフォルクローレ隊が入ってきて演奏を始めたのにはビックリ。 が、結構年期の入っていそうなオジサン6人組で、有名グループとはとても思えないが、素人目ならぬ素人耳には割と上手そうな感じがした。
そこで、まるでJ○Bのツアー客のような太っ腹さ(笑)で、彼らが演奏後に売り歩いていたフォルクローレCD(左下写真)を購入してみる。 16曲入りで$10。彼らはINKAMARUというグループで、CDのタイトルは「La Nueva Expresion del Folklore Andino」。
クスコでフォルクローレ・ディナーショーを見損ねたのが心残りだったので、この演奏を聞いてCDを買ったことで自分的にはフォルクローレ体験完了。 知っている曲は「コンドルは飛んでいく」くらいしかなかったが、帰国してから聞いてみたら、かなりオリジナル・アレンジっぽくなっていた("Nueva Expresion"だから?)。 なかなか良かったです。クスコのコリカンチャの中にあるみやげもの屋では、コカの葉を押し花といっしょに貼った絵ハガキを売っていたりするが、これは日本持ち込み禁止。 これを元にコカインを精製されては…ということでしょう。そんなヤツはいないと思うけど。 (^^;
代わりに「これは大丈夫だから」と勧められたのが、コカ葉入りキャンディ(右下写真、中央に出してある茶色っぽいものがキャンディ)。 インカっぽいカラフルな巾着に15個入って$2。成分表などの説明付き。
レモン味と甘い味の2種類があるが、女王様1号がレモン味を試食したところ、酸っぱさとコカ葉の味が渾然一体となって不気味なことになっていた(爆)。 両方試食したしもべ1号によれば、甘味タイプの方がまだコカ葉の味を誤魔化せているということなので、みやげ用には甘味タイプを購入。
自分用にも1ヶ買ったので帰国してから食べてみたが…なんだ、意外に大丈夫(?)じゃん。抹茶飴のような味。 キャンディにしては口の中ですぐポロポロに崩れてしまう。これを食べたからといって、特にハイになったりはしなかった…と思う、多分(笑)。