観 光 編
< 第3日前半 ベナレス >

★ ベナレス到着 ★

歯ブラシ売り  朝8時頃にベナレス(駅としてはムガールサライ駅)に到着。ホームにはチャイ売り、マンゴー売り、歯ブラシ売りなどが 店開きしている。(歯ブラシと言っても我々がイメージするものではなく、それ用の木の枝なのだ。左写真おばちゃんの 手元参照。)
 一行はここでガイドさんにチャイをごちそうしてもらった。安くて温かくて 甘くて美味しい。 (^^)
 駅からは2台のクルマに分乗してひとまずホテルへ。街中の様子はデリーとはかなり異なっている。 その最大の原因は路上を我が物顔に闊歩する聖牛様(牛はヒンズー教のシヴァ神の乗り物なのだ)やヤギの群れ。特に 牛は中央分離帯近くに寝そべったり、店先の残飯で朝食を摂ったりしているものが多かった。 街中の聖牛様
 しばらく進むと川が見えてきた。ここベナレスで川と言えばもちろんガンジス川!一行はガンジス川に架かる鉄橋(クルマの振動で 無茶苦茶揺れる)の途中でクルマを降り、明朝のボートからの見学に先立って陸上から沐浴風景を見てみることにした。
 川岸に降りる階段の方へ近づいていくと、既に沐浴を終えた人々が逆流してくる。この日はヒンズー教の高僧の誕生日でお祭り の日だそうで、いつもより人出が多いようだとのこと。空腹なせいもあり、どうしてもこの人混みを突破して川岸に降りるだけの 根性が出なかったので、あっさりと方向転換しホテルへと向かった。やはり腹が減っては何もできないのだ…。


★ ヒンズー教寺院三態 ★

ヴィシュワナート寺院  ガイドさんの交渉により朝食後すぐに部屋に入れたので、入浴してさっぱりしてからベナレス市内観光に 向かう。牛・ヤギ・オート力車等でごった返す街中を抜け、大学の構内へ。(ちなみに大学構内といえどもお牛様は入ってきている  (^^;)
 広い構内をクルマで数分走ったところにあるのがヴィシュワナート寺院。白大理石づくりの巨大な塔が正面にそびえている。 ヒンズー教の寺院は入り口上部に鐘が吊してあり(神社の賽銭箱の上に吊されている鈴みたいなものか?)、参拝者はタッチして鐘を 鳴らすのだが、女王様1号は自分の身長より数十cm高いところにある鐘にジャンプしてチャレンジし、見事に空振りした。 どうやら心ならずもインド人参拝者の笑いを取っていたらしい…f(^^;
 ヴィシュワナート寺院からの移動途中で立ち寄ったドゥルガー寺院はとにかく全面真っ赤に塗られている。ここはヒンズー 教徒以外は中に入れないということなので外から写真を撮るのみ。
 次に向かったのはバーラト・マタ寺院。外見は目立った塔などないのだが、内部にあるご神体が変わっていて白大理石製の 立体インド地図なのだ。寺院の人が「ここがベナレス、ここがデリー…」と場所を指しながら、ややたどたどしい日本語で解説も してくれる。
 バーラト・マタ寺院を出てきたところで、1人の男性が一行に声をかけてきた。なんでも日本人観光客からチップとしてもらった10 円玉をルピーに替えてくれとのこと(銀行などでは外国硬貨は両替できないから)。細かいルピーがなかったので本来のレートより 結構少な目の額で両替してあげることに。日本人観光客のみなさん、どうせチップをあげるならルピーでね。
バーラト・マタ寺院
↑しもべ1号&女王様1号の背後がバーラト・マタ寺院のご神体。
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