食 事 編

<文責:女王様1号>

★ カレーいろいろ ★

 インドと言えばカレー。いやもう本当に。6泊8日の旅で何回食べたことか。朝食にはさすがに出ないが、昼食・夕食にはほぼ必ず 出てくる。日本のカレーライスとは異なり、「皿に盛るおかず」という感じで一度に3種類くらいがサーブされる。
 種類も豊富でジャガイモ・カリフラワー・チキン・マトン・ほうれん草にカッテージチーズ?が入ったもの・豆…などなど。 味は恐れていたほど辛くはなかった。が、それはガイドさんがレストランの人に「手加減してやってくれ」と言ったからかもしれない。  (^^;
 右の写真はターリーと言って「大皿」を意味する定食。盆に乗った3つの容器に入っているのがそれぞれカレーです。
ターリー


★ 主食類 ★

 インド料理で主食というとナンが思い浮かぶが、実際にはナンと同じくらいの頻度でチャパティというものが出た。 一見よく似ているのだが、円形なのがナンで木の葉形がチャパティ。さらに製法的に言うと、発酵させた精製小麦粉を焼いたの がナンで未精製の小麦粉を使っているのがチャパティ…ということだが、味の違いはわからなかった。
 レストランなどだと、食事中に暖かいナン&チャパティのお代わりを持ってきてくれる。(冷めたヤツは不味い。)上の写真では、 下敷きになっているのがチャパティで上に乗っているのがナン(のハズだ)。

 ちなみにGO GO INDIA隊が泊まったような四つ星ホテルクラスだと朝食は準イングリッシュブレックファストで主食は トーストが多かった。(卵料理やコロッケがついたりするのでコンチネンタルブレックファストよりグー)

 また、ナン&チャパティの他に、つけあわせ風なピラフもよく出てくるし(上の写真参照)、普通の白いご飯もカレーと同じ皿に 盛られて出てくることが多い。


★ 肉料理 ★

タンドリーチキン  ヒンズー教徒は牛肉を食べないし、イスラム教徒は豚肉がダメ。…というわけでインドで肉料理というと鳥か羊がメイン。中でも 有名なのがタンドリーチキン。今回のツアーのサブタイトル?にも「タンドリーチキン食べ放題!」と書かれていたくらい。 (だが実際には「食べ放題」ではなかった。 (-_-#) 香辛料系のピリ辛味で美味しい。

 他にはシシカバブを2回くらい食べました。(写真でタンドリーチキンと同じ皿に乗っているモノ) 味的には香辛料の 効いたつくね。


★ スナック ★

 駅のホームや車内でザル?を抱えた人が売りに来る謎の食べ物。その正体はダールセーブというスナックで、材料は豆・みじん 切りにしたトマト&タマネギ。これにカレー味がついていて、さらにレモン(ライムかも)を絞る。ただのカレー味の豆だけだとすぐに 飽きが来そうだが、タマネギのシャキシャキ感が予想外にイケます。
 最初買う気はなくて売り子さんに見せてもらうだけのつもりだったのだが、写真を撮ったらサービスで一皿くれた。 (^^)  この味がお気に召した一行は、帰国後にダールセーブを作るべく、それ用の豆スナックを購入したのだが…少なくとも女王様1号は いまだに作っていない。 f(^^;

 ベナレスの大学構内の店で作りたてを食べたドーサも美味しかった。カレー味のポテトをクレープ状のものでくるんでいる。 これはしもべ2号が太っ腹にもみんなにおごってくれたのだが、1ヶ10ルピーのものを6人で分けたので、よく考えたら5円 ずつしかおごられていなかった。

 ナン・チャパティと共に出てくることがあるのが超薄焼き煎餅(?)みたいなパーパル。これは塩味。原材料は豆らしい。

列車内のダールセーブ売り


★ デザート類 ★

ジャイプールの菓子店  海外ではよくありがちだが、ケーキや菓子類はとにかく甘い。ジャイプールの菓子屋で女王様6号&しもべ2号が購入した菓子は そんなに甘くはないのだが、本体の外側に「食べられる銀紙(?)」が巻かれており、食べて1番残るのは銀紙の味という…。
 また、街なかの菓子屋で何か買おうかと思っても、たいていはショーウィンドウの中にハエも一緒に入っているのでなかなか冒険する 気になれない。

 果物ではバナナ、オレンジがデザートに出てくることが多かった。


★ アルコール類 ★

 インドでビールを頼むと1番よく見かけたのがKING FISHERというカワセミ印の銘柄。喉ごしスッキリ系で なかなかウマイ。宮殿ホテルのバーベキューランチの時にはGOLDEN PEACOCKという孔雀印の銘柄も出てきたが、 これも味的には似ていた。

 ベナレス市内で女王様5号の要望により立ち寄った酒屋は窓に鉄格子がはめられていて、ちょっと物々しい雰囲気だった。 そこで購入したビールはBLACK LABELという銘柄で、名前から予想がつく通り、黒ビール。女王様1号はあまり黒 ビールは好きではないが、不味くはなかったと思う。同じ酒屋で女王様5号はガイドさんオススメのウィスキーを購入。 (ガイドさんはヒンズー教徒だが、アルコールは好きらしかった。) 味は甘めだったとのこと。

 宮殿ホテルでの2回の夕食時には、インド産のワインを頼んでみた。フルボトルで1,000ルピー。1日目は白を 頼んだのだが、イマイチ美味しいとは言い難かった。翌日ガイドさんに「インドのワインはどうでしたか?」と聞かれて、一瞬つまって から「…飲みやすかったです」と答える一行。2日目は赤にしてみたら、こちらはまあまあの味だった。


★ ソフトドリンク類 ★

 カレーの写真で左上に写っているのがラッシー。ヨーグルトドリンク系だが、甘いものとしょっぱいものがある。 だが甘いバージョンしか飲まなかったのでしょっぱい方がどうしょっぱいのか不明。チャレンジ精神で飲んでおけばよかった、と今に なって後悔している。

 インドで紅茶と言うと基本的にチャイ(最初からミルクも砂糖も入っている)なのかと思っていたら、意外とそうでもなく、 高級なホテルやレストランほど普通のティーバッグの紅茶ということが多かったようで、ちょっと残念。
 チャイにシナモンやジンジャーが入ったマサラティーもデリーの紅茶屋で飲ませてもらった。身体が暖まる感じで美味しい。


★ 食後の口直し ★

 レストランなどで、食後に緑がかった穀物みたいな粒が小皿に入って出てくることがある。少量つまんで噛むと、歯磨き粉 みたいな味で口の中がスッキリさわやかに。一緒に小粒の氷砂糖も出てくることが多いので、掌の上で両者を混ぜて口に入れるもの らしい。


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