観 光 編
< 第2日前半 デリー >

★ ガネーシャに願いを ★

 今日は1日中デリー市内を観光し、夕方には夜行列車でベナレスに向かう。最初の観光ポイントはラクシュミー・ナラーヤン 寺院というヒンズー教のお寺。ビルラー財閥という大金持ちが寄進したものだそうな。巨大で、全景を写すには道路の 向こう側からでないと無理というシロモノ。赤・白・ベージュのコントラストが美しい。
 寺院内に入ると土足厳禁なので靴を脱いで預ける。床がオール大理石なので裸足にはかなり冷たい。
 寺院内に飾られているヒンズー教の神々の絵や像の説明を受けながら中を巡る。ヒンズー教の神々は「誰それは誰それの子供」とか 「誰それは誰それの化身の1つ」とか、いろいろ因果関係があるのでガイドさんの説明を聞いてもなかなかいっぺんには記憶できない。  (^^; 現地の熱心なヒンズー教徒の人々は、像の足に触れたり、花を捧げたり、像の前に置かれている色粉を額につけたり していた。
ラクシュミー・ナラーヤン寺院
 寺院内には象の意匠の装飾が多く、象好きしもべ3号を喜ばせていた。象の頭を持つ神様・ガネーシャはお金の神様だそうで、 ガイドさんに促されてみんなでお祈り。いわく、「みなさんはガネーシャにお祈りしましたから、日本に帰ったらお金持ちになります。 そしたらまたインドに来て下さい。その時はまた私の旅行会社で。 (^^) 」

 寺院を出て道路の反対側に渡り写真を撮っていると、さっそく寄ってきたのがインド名物・ヘビ使い。籠のフタを開けて 怪しげな笛を吹き鳴らすと、「レッドスネイク、カモーン!」という感じでコブラが姿を現す。毒牙は抜いてあるらしい。だが、写真を 撮るならチップが必要ということなので、GO GO INDIA隊は誰も写真は撮らずに眺めるだけ。こりゃアカンと悟ったヘビ使い はそそくさと籠にフタをして撤収していくのであった。(この辺の見切りは素早い)


★ デリーの霞ヶ関 ★

インド門  次に一行を乗せたマイクロバスが向かったのはインド門。第1次世界大戦の戦死者名を刻んだ超巨大な門だ。この周辺は なぜか猿使いのメッカと化していた。(もちろんまっとうに撮影する気ならチップが必要。)門の下ではインド軍の一隊が何か の式典?の練習をしているところだった。

 インド門の前から一直線に伸びる道の先にあるのが大統領官邸。この日はモヤっていてインド門からは見えなかったが。再びバスに 乗り込んで大統領官邸方面に移動する。(その道<ラージ・パット=王道>を通って行ったわけではない。)
 到着したのは大統領官邸手前の交差点。交差点から大統領官邸に至る道の両側に建つのは外務省・内務省といった官庁。さらに 交差点の右奥には国会議事堂。国会議事堂は円形競技場のような形をしている。
 大きな交差点の中央にぽつねんと信号機が1ヶだけあった。日本の信号機とは異なり、小さな塔みたいな感じで四方の側面にそれぞれ の方向用の信号がついている。自分の進行方向の信号はとりあえず見えるが、交差する方向の信号がよく見えないので、いつ青信号に 変わるかタイミングが計れない…。

↑インド門をバックに猿使いをこっそり撮影。
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