名称 |
瑠璃光寺五重塔 | ||||||||||||||||
総高 | 31.20m | 文化財指定 | 国宝 | ||||||||||||||
所在地 | 山口県山口市香山町7−1 | ||||||||||||||||
建立年 | 嘉吉2年 (1442年) |
建築様式 | 和様 (二層は禅宗様) |
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構造形式 | 三間五重塔姿。檜皮葺 | ||||||||||||||||
塔の外観 |
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塔の歴史 | 西の京都と呼ばれる山口市には大内氏の史跡が 数多く残されている。瑠璃光寺が建立されて いるこの地は、もとは大内氏の菩提寺である 香積寺があり、この塔は応永の乱で戦死した 25代大内義弘の菩提を弔うため、弟の26代 大内盛見が嘉吉2(1442)年に建立した塔で 大内文化の最高傑作と称され国宝にも指定 されている。また、法隆寺五重塔と醍醐寺 五重塔と並び日本三名塔の一つに数えられて いることでもつとに有名である。香積寺は 江戸時代初期に萩に移され、塔もそれに伴って 移されそうになったが、領民が嘆願書を出した ため移されずにすんだという。のちにその 跡地に瑠璃光寺が移転してきたため、現在 では瑠璃光寺の五重塔と呼ばれている。 |
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俺の感想 コメント |
瑠璃光寺五重塔。言わずと知れた日本三名塔の 一つである。日本庭園の中にたたずむその姿は 日本を代表する景観だと言っても決して過言では ない。また波立つ湖面に写ったその揺らめく姿は 不動の塔とは対照的で実に優雅で時の流れを 忘れさせてくれるものがある。本当に本当に 素晴らしい。紛れもなく日本三名塔であることは 誰もが文句のつけようがないところだろう。が、 しかし私はそうは思わない。それはこの日本 庭園とセットでなかったらと考えてしまうからだ。 ケチを付けるわけではないが、逓減率が小さく 塔身が細く観え、少し頼りない感じを受ける、 力強さが感じられないこの塔は単独で存在 していたら、ここまでの(日本三名塔との) 評価を受けることはなかったのではないか とも思う。といっても『あくまで』 この塔が 単独で存在していたらと仮定をした場合の 話であって、日本庭園の中にたたずむその 姿はやはり総合的に考えれば紛れもなく日本 三名塔だと私も思う。尚、この塔は24時間 拝観可能で夜間はライトアップがされる。 賛否両論があるだろうが、ライトアップされた その姿もやはり圧倒的で抜群に美しいので、 一見の価値があるだろう。(私的には誰にも 邪魔されずにずっと見続けることができる 夜間の拝観の方が好きである。) いずれにしても、池を挟んで対面から観る 景観はどんなに筆舌を尽くしても足りない 素晴らしいものであることは間違いない。 |
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