名称 |
醍醐寺五重塔 | ||||||||||||||
総高 | 37.44m | 文化財指定 | 国宝 | ||||||||||||
所在地 | 京都府京都市伏見区醍醐伽藍町 | ||||||||||||||
建立年 | 天暦6年 (952年) |
建築様式 | 和様 | ||||||||||||
構造形式 | 三間五重塔姿。本瓦葺 | ||||||||||||||
塔の外観 | |||||||||||||||
塔の歴史 | 醍醐寺は醍醐山に伽藍が広がり、山麓は 下醍醐、山上は上醍醐といわれ、 これらを総称して深雪山醍醐寺と呼ぶ。 比叡山、高野山に次ぐ洛南第一の 巨刹である。塔は朱雀天皇の発願で 父帝(醍醐天皇)のために建立された もので、承平5(935)年に起工、実に 17年の歳月を費やして完成された という。しかしながら、興隆を極めた 醍醐寺も度重なる火災に加え、応仁の乱の 戦火により一山焼失し、下伽藍堂宇は ことごとく灰燼に帰したが、唯一五重塔 だけが奇跡的に難を逃れ、創建当初の 天歴盛時の姿を今に留めている京都府下 現存最古の木造建築物である。また、 この塔は俗に法隆寺五重塔、瑠璃光寺 五重塔と並ぶ日本三名塔の一つと されている。 |
||||||||||||||
俺の感想 コメント |
醍醐寺五重塔は優美さと安定感を兼ね備えた 国内最高級の名塔である。その端麗優美な 姿は法隆寺五重塔に次ぐ傑作といわれて いるが、私的には法隆寺五重塔と双璧、 あるいはそれをも上回っているのではないか とさえ思えた。この世にこれだけ完璧でまったく 隙のないものが、よくぞ存在したものだと ただただ感嘆させられた五重塔である。 一体どんな大工や職人によってこの塔は 作られたのだろうか、また何人の手によったの だろうか、またその歳月は?と目の前にある 完璧でまったく隙の見当たらない五重塔に 私の心は鷲掴みにされ、時間が過ぎるのも 忘れてただただいつまでも魅入っていた。 |
え
け
は
な
つ
な
仏
仏
即