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滝の名前
(温泉名)
川原毛大湯滝
所 在 地 秋田県湯沢市高松高松沢国有林内
滝と
しての
写真
滝へのアクセス 川原毛地獄から約1時間で到着。
滝との密着度 滝壷まで行ける。
滝を見た時
の感激度
☆☆☆☆☆
温泉と
しての
写真
秘 湯 度 ☆☆☆☆☆
お 薦 め 度 ☆☆☆☆☆

〜コ メ ン ト〜

陸奥の恐山、越中の立山と共に日本三大霊山の一つとされ、人は死んだら

「まさに」こういうところに行くんだろうなぁ〜とリアルに感じる川原毛地獄。

この草木も生えず、岩盤がむき出しで、所々から湯けむりが立ってはいる

ものの、全生命活動が完全に途絶えてしまったかのような荒れ果てた、

まるであの世のような景観の川原毛地獄から歩くこと約1時間にして

たどり着くのがこの川原毛大湯滝である。この滝はその名の通り「湯の滝」

である。つまり滝の上流に温泉の源泉が湧き出ていて、それが川の水と

交わることにより、入浴に適した湯の川となっているものが、さらに奇跡的に

湯の滝となって流れ落ちているものである。滝そのものは2つの流れに

なって落ちているものが、最終的に一つの滝壺へと集約されていくのだが、

向かって左側の滝が屈折している部分にはちょうど大人2人が入れる

くらいの深さ1m弱の天然の湯船となっていて、絶えず湯の滝が注ぎ

込まれている。また滝壺も大人5〜6人が入れるような広さがあり、

まさに「地獄に仏」とはこのことと思いきや、この湯滝は日本有数の

強酸性の温泉であるため、眼に入ってしまったり、擦り傷があったり

すると、それこそ地獄の苦しみを味わうことになるので注意が

必要である。いずれにしても日本屈指の秘湯中の秘湯にして、

秘瀑中の秘瀑であるといえるだろう。そう…、川原毛地獄の先には

天国があるのである。尚、この川原毛地獄を経由せずに川原毛

大湯滝にショートカットすることができる道もあるが、ぜひ一度は

川原毛地獄から川原毛大湯滝まで歩いてほしいものである。

ちなみに川原毛地獄から川原毛大湯滝までの道は延々と下り坂で

あるため、必然的に帰りは延々と上り坂となり、やはり地獄の苦しみを

味わうことになるのはいうまでもない。

川 原 毛
地 獄
 
(日本三大霊山)

ちゃ

佐竹