キーボードの部屋 2007年9月24日ページ公開 2012年4月3日更新
Realforce 改造その6 テンキーレス軽荷重30g化編 + アルファ
自宅で使うキーボードは、ほとんどテンキーを使わないので、
NEC PC9801ES2を使ってた頃(1989〜)は、ASCIIのAskeyboard sono1を愛用。
その後、PC/AT互換機に乗り換え(1993〜)、フルキーボードCHICONY KB-9600を使ってたが、テンキーレスキーボードが欲しくなって日本橋をさまよって、"ふぁすとばっく"で見つけたのは富士通のふにゃふにゃラバードーム。
そのキータッチの不確かさに愕然として、さらにさまよって、"バスアンドタグテクノオフィス"で見つけたのは中古のIBM 5576-003
そのキータッチの重さと、テンキーを取り去っただけの純粋テンキーレスキーボードの少なさに絶望。
諦めて、その後はあれこれ取っ換え引っ換え。
変態詰込配列にせず、標準配列のままな純粋テンキーレスキーボードを正式ラインナップとしてる東プレはエライ!
というわけで、自分好みに改造することにしました。
Realforce 91UBK & Realforce 106S パッケージ
Realforce 91UBK & Realforce106S
Realforce 106S
Realforce 106S 2007年6月生産かな。 ちゃんと#。
Realforce 106S 裏
Realforce 106S ツメ。
竹ひごとかでツメを押してやるとすぐ外れる。 なのにしっかりした硬性感のキャビネット。
Realforce 106S 分解 裏蓋外し
Realforce 106S 中身
Realforce 106S シャーシ裏
Realforce 91UBK 2007年2月生産かな。 まだ♯
Realforce 91UBK 裏 ゴム足2段
Realforce 91UBK 裏蓋外し
Realforce 91UBK 中身
Realforce 91UBK 中身裏 小さなサブ基板付
Realforce 91UBK シャーシ裏
Realforce 106S & Realforce 91UBK 中身
Realforce 91UBK & Realforce 106S 裏面 ネジたくさん
Realforce 106S & Realforce 91UBK 基板表面
ラバードームが貼り付いてる。
106Sの基板にはWinキー用パターンあり。
ラバードームは、昔の106は荷重ごとにパズルのような細切れだったけど、91UBKは荷重が違っても一体成型。
荷重によってラバードームの厚みを変えてあるのかな?
コイルバネは見た感じは荷重による違いは無し。
Realforce 91UBK & Realforce 106S 基板表面 ラバードームを外したところ。
どちらともガラスエポキシ両面基板みたい。
初期106は紙フェノール片面基板。
91UBK と 106Sは乗ってるICは同じじゃないのね。
テンキーレスでもLED付けられるも?と思ってたけど積んでる部品が違うと回路おっかけるのメンドクサイ。
Realforce 91UBK & Realforce106S ネジ。
ゴミはネジがラバードームのシートを突き破って出たもの。
Realforce 91UBK シャーシに黒色22本 シャーシのボスに10本 計32本
Realforce 106S シャーシに黒色29本 シャーシのボスに10本 計39本
Realforce 91UBK ラバードームが基板に貼り付いちゃってるので適当にはがすとこんなことに・・・。
行方不明になったバネは2重に重なってたりします。
Realforce 106Sのラバードームをテンキー部分で切断して、Realforce 91UBKに移植。 winキーは45gのまま。
電ドラあると非常に便利。 日立WT3S2 トルク調整がやり易い。
ビットのサイズはプラスの#1
その後、
2008年5月
オール30g仕様のテンキーレス製品が シグマAPO から発売されました。
DHARMAPOINT DharmaTacticalKeyboard DRTCKB91UBK
2012年3月8日
オール30g仕様のテンキーレス製品が東プレから
10周年記念モデルとして1000台限定で発売されました。
■ + アルファ
私には軽荷重30gでは軽すぎるので、キーキャップ下に軽荷重のコイルバネを追加して40g程度の荷重にチューニング。
金属コイルバネのリニアな反発力も加わるでリアルフォースの反発力の弱さも改善されるかな?
以前、5576-B01で試したピアノ線では錆が発生したので今回はステンレス硬線。
ステンレス硬線 SUS304 0.4mm x 10m ホームセンターで300円ほど。
コイルバネを追加した改造例。
Realforce 106 改造案 コイルバネを追加した場合の押し圧特性の変化編
とりあえず適度な直径のシャフトを用意して・・・。
このあたりを参考に直径、巻数、自由長、荷重長を決定 (実際はかなり適当に・・・)。
以下、試行錯誤中。
改造失敗例
Realforce 106 改造 その1 押し圧重さ編
Realforce 106 改造 その2 ストローク編 その1
Realforce 106 改造 その3 ストローク編 その2
Realforce 106 改造 その4 キートップの厚み編
Realforce 106 改造案 バネ追加による荷重特性の変化編
Realforce 改造案 その7 リニアフォース化
Realforce 改造案 その8 磁気浮上キー化