【廃墟マニヤ File025】
K湖Y公園(山梨県)
(その2)
仕事の都合や天候の問題でグズグズしてたら、なんと学生さんの夏休みシーズンに突入! ということは廃墟マニアの天敵、スズメバチに加え、ヤンキー遭遇率も上がっていそうです。さらに雑誌掲載によって警戒が厳しくなっているのでは?とか、そんなモロモロの不安を抱えながら(心配しすぎ!?)高速を飛ばして、日本一有名な山の麓にある湖へ。
そこから少し進むと、前方にこれから訪れようとしている「K湖Y公園」の建物が見えてきました! (その時はまだ日の出直後で光量が足りなかったため、上の写真は後で撮った再現写真?です)
現役当時は「さ」「る」「山」と書かれていた看板が骨組みだけになっています。
クルマをデポした後、装備を整え、まずは道路沿いに設けられた駐車場へ。驚いたことに(本当はそれほど驚きませんでしたが)この駐車場のまわり、野生の猿の集団が自由に歩き回っていました。廃墟となったY公園内には、逆に猿の一匹もいなかったことを考えると皮肉な感じがします。
駐車場にあった売店跡。山のリゾート地らしいお店ですね。
こちらは土産物店を兼ねた軽食屋といったところでしょうか。
施設内の案内看板を発見! 中で迷わないよう、その配置を頭の中に入れておくことにします。まあ、三歩ぐらい歩いたら忘れてしまうわけですが……。
三途の川を渡る橋。ではなくて、本当は観光地気分を盛り上げるための橋だったのでしょう。今となっては黄泉の国への入口と言えますけどね。
橋を渡って入口建物の前まで行ってみると、ご覧の通り、工事用柵とベニアで囲まれちゃってました。
前の道路は主要道のため、早朝だというのにかなりの交通量です。それでもなんとかタイミングを見計らって、トラ柵の内側に滑り込むことに成功!
……ほらっ! やっぱり水車があるじゃないですか〜(意味がわからない方はFile023「Y・もあ村」をご覧下さい)。
ガラスの内側にはブルーシートが貼られ、内部が見えないようになっていました。当然のように自動ドアはロックされています。
正面からの入園はあきらめ、建物の表側(?)に回ってみました。先ほどの案内看板によるとファミリーレストラン「ふれんど」と、お座敷お食事処「風林火山」の建物です。
こちらから奥へ進めるかと思ったのですが、意外とガードが堅いですね……。
(続く)
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