【廃墟マニヤ File023】

Y・もあ村(茨城県)

(その8)

キャンプ場?

なかなか楽しかった「アリス館」を後にして、先に進むことにします。

分岐があったので、まず何もなさそうな方へ行ってみると、やはり広場で行き止まりになっていました。斜面の上の方に屋根だけの小屋が見えます。イベント広場かキャンプ場だったような雰囲気ですね。元「がま池」だったという説もありますが、よくわかりません。

他に何もなさそうだったので早々に引き返し、「忍者屋敷」「ゆう・もあ発明館」を目指します。

 

焼け跡

坂を上っていくと、目の前に焼け跡が広がっていました。どうやら「ゆう・もあ博物館」のなれの果てのようです。

 

謎の焼け残り

「ゆう・もあ博物館」には、昔、巨大なロボットがたくさん展示されていたので、これはその部品の一部でしょう……というのは全くの嘘で、どんな施設だったか1ナノメートルとして記憶にありません。当時はまだなかったか、つまらなかったかのどっちかです、きっと!

 

焦げたヤカン

焼け残っているモノから判断すると民俗資料館みたいなところだったような気がします。ただ、このヤカンも別に展示物ではなく、客にお茶を出していただけという可能性も否定できませんが……。

 

残されたタイル部分

やっぱりタイル部分は残りますね。古い鉱山跡などに行くと、よく林の中に風呂と流しだけ残っているのに出会います。

 

ゆうもあ博物館案内

案内板が無惨な姿で残っていました。

 

崩壊した水車小屋

その先に崩壊した水車小屋を発見。昔の写真を見るとここは「忍者からくり砦」だったようです。中にどんな「からくり」があったのかは、すみませんが、これまた全然覚えていません。

私の理論(?)に「水車のある店(施設)はつぶれる」というのがあり、ここでも証明されているなぁと我ながら感心しました。まあ、この理論の根拠は、昔、水車がある廃墟をたくさん見たというだけなのですが……。
恐らく、巷でディスカバージャパンというコピーが喧伝された時期に開業した店の寿命が、ちょうどつきていたのでしょう。

参考までに、他には「廃墟には必ずエロ本がある」「廃墟にはイチジク浣腸がよく落ちている」というのもあります。
……理論でもなんでもないですね。これ笑い話のつもりで書いてますが、考えてみたら廃墟でイチジク浣腸使ってる現場とか遭遇したら恐怖ですね。その上そんな人間にブリブリ追いかけられたとしたら、私の長きにわたった廃墟訪問歴もピリオドを打つことでしょう。


(続く)


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