【廃墟マニヤ File023】
Y・もあ村(茨城県)
(その7)
とはいえ、別に「アリス館」という名前を残す必要はないですよね。案外、看板を直す費用をケチったというのが、その理由かもしれません。
それでは恐竜展をやっている、というかやっていた「アリス館」の中を見てみましょう。
まずは化石ハッケーン! これが1億年前の謎でしょうか!?
略奪の痕跡がうかがえます。実は私もちょっと欲しかったのですが、何も手を加えたり持ち帰ったりしないというポリシーなので断念しました。
鏡にかつてのアリス館の名残を見ることができます。ところで向こう側の窓、何者かが顔をにゅ〜っと出しそうな雰囲気じゃないですか?
うお〜っ、真っ暗です! 一応懐中電灯は持っているのですが、撮ってみないとどんな絵が撮れるのかわかりません。これはステゴサウルスのようですね。ちょっと構図がイマイチですけど、我慢してください。
しかし恐竜パーク木更津ほど、とんでもないわけではないのですが、全体的に漂ってくるこのチープさ加減。私のハートをわしづかみです!
海の恐竜の展示です。プレシオサウルスとかかなあ? 案内板を撮ってこなかったので、名前がわかりません。図鑑で調べるにもこんないい加減な造形じゃ無理です!
マンモスを捕獲しようとしている原始人のジオラマ(たぶん)。だいぶ荒らされている……と思いましたが、もしかすると元からこの程度だったのかもしれません。
ところで、背後の天井と壁に直角が出ていないことがわかるでしょうか? 以前「重力異常の部屋」だった痕跡ですね。
アロサウルス(?)です。よく見るとなんか園内に生えていた竹や木を切ってきて適当に展示している気配が……。
背景の火山のいい加減さにクラクラきます! よく見ると天井に黒いビニールが……。もしかすると営業中から雨漏りしてたのでしょうか!?
(続く)
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